BLOG 思い遥か

日々新たなり/日本語学2020

耄碌まで

2024-08-09 | 思い遥か
  

0809 心気精明 至誠

 

佐藤一斎「言志四録」を読む 神渡良平 平成15年 到知出版社 いま、アマゾン検索でこれは改訂版である、らしいが、2011/9/16の発行日付になる。
取り出して、随分になる思い、言志四録、講談社の座右版とともに、これは平成6年である、1994年来の書に雑雑整理の一であった。が、12年をかけた言志晩録の成った年齢に、耄録はあと2年と、なると、手元には置いたままである。
耄碌と耋録、こちらの字は老いの毛でなく、老いの至る、耋録 てつろく なるか。

神渡良平氏、著作紹介の文章を引用する。
>平成13年の5月、教育改革関連基本法案を論議している衆議院において、小泉首相が『言志四録』の中の一節「三学戒」を取り上げるや、その著者である佐藤一斎に各マスコミのスポットライトが当てられた。
「少くして学べば、則ち壮にして為すこと有り。壮にして学べば、則ち老いて衰えず。老にして学べば、則ち死して朽ちず」
――これは四巻本からなる『言志四録』の一冊『言志晩録』の言葉である。
佐藤一斎は、幕末、昌平坂学問所を統括した儒者で、いわば現代の東京大学総長に当たる職を務めた人物である。
門弟数千人といわれる中、高弟には佐久間象山、安積艮斎、大橋訥庵、横井小楠などがおり、勝海舟、坂本龍馬、吉田松陰、そして、小林虎三郎などの孫弟子がいる。
また、西郷隆盛が『言志四録』の中から101ヶ条を選び、自ら『手抄言志録』を編んで、人格陶冶の手本としていたことは、つとに有名な逸話として知られている。
著者である神渡氏は、本書の序に「それぞれ一回しかない貴重な人生である。これを実りあるものにするためには、天地の公理、つまり人生が栄えてゆくためのゴールデンルールを踏まえる必要がある。そのために『言志四録』は確実に道案内を果たしてくれる」と記す。
名著『言志四録』の格好の手引き書だ。




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