日本語の教科書に歴史的な役割を果たしたものと、第2次大戦後の教科書を思い浮かべる。
わたしはJFT を用いたから1978年のこと。6年にわたる。
Japanese for Today (あたらしい日本語) (日本語) 単行本 – 1973/1/1
吉田 弥寿夫 (編)
その後、1989年から自ら教科書を作製。13年使用。
初級日本語4冊本
そして、新日本語の基礎、みんなの日本語を日本 . . . 本文を読む
日本語教育史 Ⅱ War後
1970年代まで 外交官 ビジネス 経済技術交流 留学 旅行客
1980年代から 留学生、中国から 国内の日本語学習者が増加
1980 年代後半 学習者の多様化が注目される
1990年代になって 南米からデカセギ 帰国者による日本語学習
2000年代には 日本語学習の環境が変化する
1.日本語学校
学校法人や株式会社等が設置している学校です。全国に約6 . . . 本文を読む
日本語教育で教授法は1950年代以降の流れが現代につながる。
J.V.ネウストプニー氏によれば次のようである
オーラルメソッド パーマー口頭練習法の影響
ALメソッド ドリルによるパターンプラクティス
PALアプローチ コミュニカティブとするさまざまな教授法
interactionの日本語教育
この3分法でメソドロジーからアプローチへと移ってきた現在の教授法は認知言語学によるとす . . . 本文を読む
日本語教育教授法を第2次大戦後に見る。
英語教育教授法に文法訳読法から、1930年代にパーマーメソッドのミムメム法が開発されていた。そして、戦後の義務教育に英語が科目が採用された。教科書にも内容に変化があらわれることになる。戦後生まれのわたしの教科書はJack&Betty、構造主義の言語理論を背景とした文型が採用されていたように記憶する。
さて日本語を教授する機関に、大学予備課程で、東京外国語大 . . . 本文を読む
日本語教育史の視点に教師、学習者、教材また教科書を立てると、さらに加えることがある。教師は資格の取得について、学習者は多様化する現代まで、そして教材は教科書についての編集に見る変遷である。この視点は能力検定試験、さらに留学生から研修生、技術研修、専門別に看護師、介護の人材と広がりを見せていく。教育能力検定試験は国家資格が検討されてその実施も近い。教育機関の日本語学校に歴史の経緯が現われるようにな . . . 本文を読む
共時の言語教育に通時は捉えがたい。
現代、近代、中近世と逆年表にして歴史研究の禁じ手をあえてとると、そのいずれも始まりを見つけることになる。歴史が結果だとは言わないが因果による思考法で歴史に現在を見ることは過去の現在字の出来事をおさえることになる。
現代は留学生の教育に日本語、外国語学習がある。それは10万人計画から30万人計画となって、そもそも留学の始まりはどこか。受け入れは1978年の友好条 . . . 本文を読む
中世という時代をとらえて日本語教育ではこの時期に画期を迎える。日本語学習が宣教師に行われたとみるからである。日本語研究にもおおきな業績をあらわした。
中世としてその時期を見るのは近世になって、中世末に起こった実質、キリシタンの弾圧があるからである。キリシタン禁制はその活動を制限されることになる。
1612年に、家康によって幕府直轄領にキリシタンの禁制を発令
1596年の禁教令 秀吉はフランシス . . . 本文を読む
第2回 日本語教育史の近代
留学生に視点を置く。日本語教育は留学生に始まる。近代史の流れには清国留学生から、そして台湾、さらに戦中にかけて南方特別留学生に至るまで、日本語教育が行われた。
ウイキペディアより
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1880年代前半より朝鮮からの留学生が増え、慶應義塾や陸軍戸山学校が受け入れ、1892年には文部省が「外国人留学規定」を制定した。
1895年の日清戦争での日本の勝利により、日本統治と . . . 本文を読む
歴史を読む人、歴史を語る人、その歴史とは何か。歴史をとらえることに、この二つがある。
歴史の書を見る、歴史、語るを聞く、こういうふうに歴史に接するのもよい。
歴史は書かれたものを意味する。
歴字は、>厂(かん)(崖)下に両禾(りようか)を立てた軍門の象、>もと軍行において経歴するところ。またその功歴などを称する語であった と字通に言う。
歴史とその熟語には、歴史家、歴史観、歴史学の項目に注意をす . . . 本文を読む
日本語教育史は日本語教育における日本語研究と日本語歴史とともにある。教育に、とりわけ語学教育に歴史認識は必要かどうか、議論が分かれる。日本語教授法の歴史ということであれば語学教師の研鑽につながるだろう。歴史を知ることの難しさがある。日本語教育史を語ることはこれでもうなくなってしまうか。
日本語教育史のトピックを加えよう。カテゴリーに足すだけにするか、blogのタイトルに入れるか、日本語学2 . . . 本文を読む