「桜通線、愛され続けて30年。その沿線とあいちトリエンナーレ2019を巡るコース」
高岳駅をスタートして、横山美術館、ヤマザキマザック美術館、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、名古屋市科学館、トリエンナーレ四間道・円頓寺会場を経由して、国際センター駅にてゴール。おお、ゲージュツの秋!
しかしこれらの美術館類をすべて入館していたら時間がどれだけあっても足りない。
ひとつ選ぶとしたら、開館以来ずっと気になってたけど行く機会のなかった横山美術館。
ここすごいよ、写真撮影OK! びっくり。
展示品も、実に私好み。
展示品目の種類はさほど多くないし、私にはよくわからないけど市場価値的にもたぶんものすごく高価なものはないんじゃないかなというような気がする。わからんけど。しかしとにかく好みだった。
「明治・大正時代に制作された輸出陶磁器を、里帰り品を中心に展示」
ということで、オールドノリタケとか、隅田焼とか。
1~3階が常設展で、4階が企画展。企画は現在、薩摩焼。ゴージャス!
ウォーキング参加者は入館料200円引き(1000円→800円)の上、ポストカード付。わーい、と貰って帰宅後よく見たら3枚も入ってた。え、こんなにいいんですか! たいへん嬉しい。
その後は美術館類すべてスルーして、ひたすら歩く。
普段フツーに歩いてる道だよ。ウォーキングっぽくない~~(笑)。
円頓寺では、トリエンナーレの無料展示だけを覗く。
そう、トリエンナーレには無料展示があるはずだと思ってたんだけど、それがどこだか分らなかったんだよね。全部有料か? うーん。と思っていたのが、今回ようやく、円頓寺会場内の2か所だけ、無料展示が判明。ちゃっかりそこだけ見てきた。葛宇路(グゥ・ユルー)の道路標識、すてき! やーん、楽し~~~。
> 《葛宇路》は、作家の名前の末尾が「路」であることを利用して、北京市内を通る複数の名もなき道路に自身の名前を命名。道路名を示す案内標識を勝手に設置することによって、2015年中頃には中国のオンライン地図サービスが次々と「葛宇路」を道路の正式名称として登録した。公共とは誰のものか。そこではどのような目的でどのような機能が存在し、どうやって管理されているのか。世界はどのように形作られ、そこへの私たちの参加はいかにして認められるのか。事の顛末を追体験することで、鑑賞者は掴みどころのない「公共のメカニズム」に触れる。(あいちトリエンナーレ2019 作家解説より)
国際センター駅にてゴール。
いやー、暑かった。日傘持って行ってよかった。ときどきパラパラと雨降ったし。