読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『海賊と刺繍女』 ジェイン・ジョンソン

2010年11月17日 | 読書日記
海賊と刺繍女 (集英社文庫)
ジェイン・ジョンソン(最所篤子・訳)
集英社

¥933+税 集英社(集英社文庫) 2010/6/30発行
ISBN978-4-08-760606-5

タイトルに惹かれて読んでみた。

17世紀、イングランドのコーンウォールから村人60人ほどが海賊にさらわれ、奴隷として売られる。その中のひとり、キャサリンことキャットは、刺繍の腕を見込まれて生き延びて…。

というストーリーと、現代のロンドンで不倫の果てに捨てられたジュリアが、別れのプレゼントとして渡された古書に書き込まれたキャットの日記に引き込まれ…という二つのストーリーが交錯して語られる。

ぶっちゃけ、ロマンス小説です。ハーレクインです。
なんて都合のいい展開なんだ、って感じですが、その辺はお約束です。
表紙は今イチ。これじゃ女性読者の気を引けないよ。海賊のフレーズで手に取る男性読者は内容に不満を抱きそうな気もするし。どうかな。そうでもないのかな。

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