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読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

『とんずら屋弥生請負貼』 田牧大和

2012年08月20日 | 読書日記
とんずら屋弥生請負帖
田牧 大和
角川書店(角川グループパブリッシング)

¥1,700+税 角川書店 2012/1/31発行
ISBN978-4-04-874247-4

『三悪人』が悪いヤツばかりの話。
こちらはみごとにいいヤツばかり。
絵に描いたような悪いヤツもいるこたいるけど。

船宿「松波屋」は、裏家業「とんずら屋」を営んでいる。
男前と評判の船頭、弥吉。実は女。女将の姪で、弥生という。
近江小国の跡継ぎと、本陣を拝命する旅籠の娘のあいだに生まれた子。
当主の座を狙うものたちの目を逃れるために、男の形をして。

いろいろな事情を抱えた、とんずら屋の客たち。
弥生自身に伸びる探索の手。

これはまだまだ続きそうですねえ。
この一冊だけでは、ちょっと物足りないよ。伏線張りっぱなし。
はやく続きが出てくれよ~。


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