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読書とかいろいろ日記

読書日記を中心に、日々のあれこれを綴ります。

中日文楽

2015年04月23日 | 文楽

今年も中日文楽の季節がやってくる。
文楽が好きなくせに、せっかく名古屋でやってくれるこのイベントに、行ったことがない。
どうもタイミングが合わなくてねえ~。
チケット高いし。しかし大阪まで行くことを考えれば安いもんだよな。

今年は玉男さんの襲名口上があることだし、行ってみようかしら。
「仮名手本忠臣蔵」だし。

 

と、つらつら考えているのは、今日の中日新聞に中日文楽の特集ページがあったから。
人形の吉田一輔さんと、三味線の豊澤龍爾さん、大夫の豊竹咲寿大夫さんの三人を「文楽界の男前三人衆」として鑑賞のキモを伝授する……という記事。
うーん、やっぱ歌舞伎とかに比べてわかりにくいかもねえ。行けばわかるんだけどねえ。


文楽

2015年04月11日 | 文楽

吉田玉男襲名公演に行って来ました!

きました……が、私はいったい何をしに行ったのか、昼寝に行ったのか、というくらいによく寝たよ。あああ~~~~~~、悔しい~~~~っ。
普段布団ではなかなか寝付けないくせに、前の晩もいつものように寝らんなくて睡眠不足で、それなのにこういうときだけ寝ちゃうんだもんな!

起きてた部分はよかったですよー。
二代玉男さん、直実凛々しかったです!

演目は以下のとおり。

第一部(午前11時開演)
 靭猿
 襲名披露口上
 一谷嫩軍記
   熊谷桜の段
   熊谷陣屋の段
 卅三間堂棟木の由来
   平太郎住家より木遣り音頭の段

第二部(午後4時開演)
 絵本太功記
   夕顔棚の段
   尼ケ崎の段
 天網島時雨炬燵
   紙屋内の段
 伊達娘恋緋鹿子
   火の見櫓の段

 

…………しみじみ思うけど、紙屋治兵衛ってマジうざいわ(笑)。

 


文楽プレイベントin名古屋三越

2014年05月06日 | 文楽

第二回中日文楽を前に、三越にてプレイベントがありました。
吉田一輔さん(……だったと思う)が、左遣いさん足遣いさんと三人で、解説をしてくれたのです。すっごい間近で見ることができて、嬉しかったー。

 お姫様抱っこ(爆)。

 近い! こんな間近で見られるなんて。

 

しかも、体験タイムがあり、なんと不肖ワタクシ主使いを体験させていただきました!
貴重な体験させていただきました~~~!
一人で行ったから、遣ってるところを写真撮れなかったのが残念。普段自分の写真なんかぜったい要らねーと思ってる私ですが、この時ばかりは欲しかったぜ。二度とできない経験だもん~。
大阪の文楽会館ではツメ人形なら持たせてもらえるけどさ。三人遣いをやらせてもらえるなんて、ちょっとないよね。
行ってよかった。思い切って手を挙げて良かった。

 

この日はその後献血に行って、タカシマヤで「赤毛のアン」展を見てきました。
無料のお楽しみばかり(笑)。
「赤毛のアン」のチケットももらいものだったので。


中日文楽

2013年06月02日 | 文楽

二日に分けて文楽鑑賞。

今日は午前の部。

二人三番叟
義経千本桜
  道行初音旅
  河連法眼館の段

「第一回」を寿ぐ二人三番叟。
人形が二人出演するのだけど、片方が疲れちゃってはぁはぁぜいぜい言ってるのがかわいい~。扇子でぱたぱた扇いでたり。こういうユーモラスな動きが、文楽は楽しいんだよなあ。

義経千本桜道行初音旅は、これまた2007年の地方公演の演目だったんだよね。午前の部。
なのに、初めてだしってんで、午後の部しかチケット取らなかったんだ。あとで後悔して、わざわざ津公演まで足を伸ばしたのでした。2008年3月に。
ところが、せっかく津まで行ったのに、居眠りしちゃって! ハイライトシーンの扇投げを見逃したんだよ! ず~~~~~っと心残りだったのだ~~。ようやく見られました!
おみごと! 

河連法眼館の段では、とにかく勘十郎さん大活躍! いや、初音旅もじゅうぶん活躍してるんだけど、それよりさらに。
走り回るわ、転がり出るわ、すごいすごい。
ラストシーンなんて宙吊りだしね(爆)。最高!


中日文楽

2013年06月01日 | 文楽

第一回中日文楽。
中日劇場にて。

名古屋で文楽の定期公演が始まるなんて。夢みたい。
今日は出勤日だったので、午前の部、午後の部を続けて見ることができなくて残念。
午後の部のみ。

伊達娘恋緋鹿子
  火の見櫓の段
曾根崎心中
  生玉社殿の段
  天満屋の段
  天神森の段

2007年に初めて見た文楽の地方公演の演目が「伊達娘恋緋鹿子 火の見櫓の段」だったんだよね。
あんときは人形の動きに感動した!
えーと、それに比べると、今日のはちょっと~~~。
角度が悪いのかしらねえ。二階席のさらに上のほうだったしなあ。
でも、櫓を登るお七のリズムがユーモラスではいかんでしょう。


曾根崎心中は、DVDでは観たことあるけどナマの舞台は初めて。
曾根崎心中を見るのは二回目。 (2010年に名古屋で観てるっつーの)
実は今日、オペラグラスを忘れました……。
細かい動きが多いから、オペラグラスは必須だよ! しまった~~~(>_<)。
それでなくても舞台が遠いのに~。
案の定、天満屋の段でのお初の足を掻き抱くシーンとか、み、見えん……。

 

けっこうお客がおおぜい入っていて、嬉しい(^_^)。
名古屋でも文楽人気が高まるといいなあ。
そして浄瑠璃の教室とかできたらいいのに。そしたら通いたいのだ~。


文楽名古屋公演

2012年10月05日 | 文楽

毎年この時期に催される、文楽地方公演。
名古屋は10月4~5日で、5日の公演を見に行ってまいりました。

【昼の部】
桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ)
 六角堂の段
 帯屋の段
 道行朧の桂川

【夜の部】
二人禿(ににんかむろ)

義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
 すしやの段

 

「桂川連理柵」はいちど観たいと思っていた演目。
なので、楽しみにしていたのだけど、………動きが少ない。
オペラグラスを持っていけばよかった! 舞台の細かな動きが見えないよ!
せめてコンタクトレンズだったら少しは~~。メガネは矯正が弱いのよ~~。
耐える男の長右衛門、微妙な演技を見たいのに、み、見えん…。

「二人禿」、かわいらしい景事なのだけど~。玉勢さんの遣う人形の方、途中でなにやらトラぶってました(笑)。ふたりだからよかったね。しかし焦っただろうな~~。特に黒衣さん!

「義経千本桜」は2008年に「道行初音の旅の段」を見た。津まで行って。そして居眠りこいた(爆)。
今回も…今回も寝ちゃったのよ~~~(>_<)。ナニやってるんだ、私…。いくら最近寝不足が続いてたからって…。くすん(T_T)。

このところ、大阪橋下市長の個人的意見で振り回されてきた文楽。
橋下への抗議の署名集めでもやってくれてるかと思ったけど、そーゆーことはありませんでしたね。やってたら間違いなく署名するんだけど。
つかさー。橋下、日本の伝統芸能を個人的嗜好でどうこうしようってなに勘違いしてるわけ? ったく。


文楽三昧 ~ 眠狂四郎

2010年11月24日 | 文楽
港文化小劇場にて、「文楽三昧」なるイベントあり。
14:00~だったので、仕事を半休もらっていってきましたー。
興味深い内容だったのに、そのあとの用が控えていて、途中で抜ける羽目に…。置き去りしてゴメン、iさん!
でもさー、あらかじめ電話して2時間で終わるって聞いてたのに、2時間以上経過していて終わる気配なし、だったのはどういうわけさ。普段だったら延びてくれるのはお得気分で喜ぶとこなんだけど、今日に限って…。
せっかく吉田玉女さんがいらしてるのに! 説明してくださってるのに! 最後まで聞きたかったよ~~~(T_T)。

次の予定はなんだったかというと、これが「眠狂四郎」。
いやはや、いろいろありまして、見る機会に恵まれました。
付き合ってくれてありがとう、Fpandaちゃん!
舞台劇というものを見る機会が普段ぜんぜんないので、どう評価していいのか今イチよくわかんないんだけど、場面転換多すぎません? 映像の多用がいい効果出してて自然だけどさあ。でもなんだかこれじゃあ、舞台の演出っぽくないよ。ドラマか映画かって感じ。うーん、でもこんなものなのかなあ。
がっくん、さすがにおきれいでござんした。
嶋田久作氏、舞台で存在感ございます。
しかし客席がいちばん湧いたのが文字若の「名古屋巻♪」ってセリフんときだったっつーのはいかがなものか、名古屋の客たち(爆)。

そしてラシック寄ってパン買って矢場とんでとんかつ食って帰りました。
今日は盛りだくさんの一日だった~~~。

文楽 名古屋公演

2010年10月07日 | 文楽
本日は、年に一度の名古屋で文楽を見られる日。
行ってきました!

昼の部:
仮名手本忠臣蔵
 二つ玉の段
 身売りの段
 早野勘平腹切の段
釣女

夜の部:
曾根崎心中
 生玉社前の段
 天満屋の段
 天神森の段

そして例によって居眠りこきました。
好きで行ってるのに、毎回寝ちゃうんだよなあ…。

曾根崎心中で、簑助さんが徳兵衛を遣っていたのにびっくり。
配役、見てなかったよ!
でも、生玉社前の段では出遣いではなく黒衣だったの、全員。あの徳兵衛は簑助さんじゃなかったんじゃないかな…。天満屋の段と天神森の段では、徳兵衛の動きは比較的少ないけど、生玉社前の段では立ち回りが激しいからな…。
で、それではお初は誰が遣ったかというと、桐竹紋秀さん。これがよかったんですよ!
なんかやたら色っぽいお初だったわ。

たしか松井今朝子の『そろそろ旅に』だったと思うんだけど、女客は歌舞伎役者に魅かれ、男は人形の女に色気を感じる、みたいなことが書いてあったと思う。うん、これはちょっとそそられる色気だと思う。

天神森の段でツレを語った豊竹希太夫の声がよかった。この人はこれから先、要チェックかな。ふふふ。

文楽名古屋公演は10月7日

2010年07月20日 | 文楽
書き忘れてましたが、文楽名古屋公演は10月7日(木)です。
すでにチケットは発売されています。
もちろんすでに入手済みです。

今年の演目は昼の部が「仮名手本忠臣蔵」「釣女」、夜の部が「曾根崎心中」。
ようやく「曾根崎心中」を見る機会が。わくわく。
昼の部は、実は「仮名手本…」も「釣女」もストーリーがあまり好きではないのだよな。でも名古屋で文楽を見る年に一度のチャンスを逃すわけには行かないので。好きじゃなくても行くさ。見たことないしな。

とんと大阪の文楽劇場から遠ざかっています。遠いのよ…。

文楽名古屋公演

2009年10月08日 | 文楽
年に一度の地方公演です。
もっとやって欲しいものだ。

昼の部
 卅三間堂棟由来(さんじゅうさんげんどう むなぎのゆらい)
  平太郎住家より木遣音頭の段
 本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)
  十種香の段
  奥庭狐火の段

夜の部
 絵本太功記
  夕顔棚の段
  尼ケ崎の段
 日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)
  渡し場の段

「卅三間堂棟由来」は、最初から最後まで爆睡してましたことをここで告白します。解説の段階ですでにうとうとし始めててヤバいと思ってたんだけど、気がついたら最後の木遣歌だったよ。参った。いや、ほら、ゆうべ台風で雨音で起こされたりとかして寝不足だったし…。言い訳。
「本朝廿四孝」は、昨年10月の清十郎襲名披露公演で観たばかり。今回も、襲名口上ありました。地方のお客にもご挨拶ってことなのね。だからこの番組だったのかー。なっとく。
文楽劇場に比べて舞台が狭いので、あちこちいろいろ工夫してます。大道具さん腕の見せ所だ。それに合わせなきゃいけないからもちろん人形さんもたいへんだ。
ラストの狐乱舞のシーンは今回もよかったわ~。

基本的に私は時代物が苦手だ。世話物のほうが好き。なんだけど、なぜか今日観た「絵本太功記」はよかった。なにしろ登場人物全員衣装がすっごくゴージャス! うつくしい! 時代物のほうが全般的に衣装はいいよね。なにしろ武家や貴族なワケだから。世話物は町民だから、比べれば地味がちかも。傾城とかはべつですけど。
玉女さんの光秀がさすがでした。登場したとたん舞台が締まった気がしたもん。
「日高川入相花王」登場人物たった二人という小品。見どころは白蛇と化した清姫が川をわたるシーンで、三味線四人の連れ弾きが聞きどころ。けど、絵本太功記や本朝廿四孝の三味線のほうが聞きごたえがあったな…。

久しぶりの文楽はやっぱりいいなあ。
しばらく大阪に行く機会を逸していたのだけれど、久しぶりに行ってみようかしら…。