スペイン便り Cartas desde España

ZaragozaとVitoriaでの日々の生活とサッカー観戦

Últimamente estoy enganchado a mejillones!!

2015-02-25 | グルメ
最近の我が家のブームはこれ。
ムール貝mejillones。

2月に入って、市場の魚屋に軒並み並ぶようになった。
もちろんパック詰のものはスーパーで年中手に入る。

いつも行く市場のおじさんの店にも並んでいて、購入してみた。
価格は安い店では2€弱/Kg、このおじさんの店はやや高いのだが、それでも2.5€/Kg程度である。


ムール貝はヨーロッパ各地で食べられるが、ここスペインのものもなかなか美味しい。
ひげ!?をとって、殻をきれいにするのがやや面倒だが、調理はいたって簡単。
フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクをさっと炒め、あとはムール貝を白ワインで蒸すだけ。

お腹いっぱい食べて、1人200円!
さらに、このソースを使ったパスタも美味である。
これはしばらく止められそうにない。

Sigüenza ②

2015-02-13 | 旅行
少し間隔があいてしまったが、Sigüenzaの続き。

Paradorから急いで坂道を下り、Mayor広場に向かうと、大勢の人々が詰めかけていた。
広場に着くや否や、大型の車に乗った3賢人(Reyes Magos)があらわれた。
どうやら間に合ったようであった。


この日の主役は子供たち。
3賢人が来るのを待ち構えていたのは、クリスマスプレゼントを貰うためであった。
1月6日の朝には、3賢人からのプレゼントが枕元に届き(当然日本と同様に親が用意する!)、昼は家族全員で食事をして、Rosconというケーキを食べるのが習わし。
ちなみに、このRosconは年1回この日に食べるのが通常だが、ZaragozaではSan Valeroという1月29日の祝日にも食べる。

この3賢人は日本でいうところのサンタクロースにあたるもの。
メルキオール Melchior(青年の姿の賢者)、バルタザール Balthasar(壮年の姿の賢者)、カスパール Casper(老人の姿の賢者)と呼ぶらしい。
ここSigüenzaのMayor広場では、マグカップが子供たちにプレゼントされていた。


翌日はたまたま通りかかった教会で、Belén Viviente(生きている降誕劇)というミサが行われていて、参加した。
地元の老若男女、数十人が集まり、子供たちがキリスト誕生までの劇を行ない、みんなで歌を歌い、お祈りをするというものであった。
完全に部外者であったが、ミサの途中では近くに座った人たちと熱い抱擁もしくは握手を交わした。
思いもよらぬ、貴重な体験となった。

この1月6日のEpifanía de los Reyes(公現祭、主顕節)をもって、Spainの長いNavidadが終わる。
いわば、この日が最後にして最大のイベントであった。