スペイン便り Cartas desde España

ZaragozaとVitoriaでの日々の生活とサッカー観戦

El restaurante YoI Yoi Gion en Barcelona

2016-06-18 | グルメ
Florenciaに3泊した翌朝、空港に急いだ。
次なる目的地は、Zaragoza。
その前に、Barcelonaで少し時間があったため、この店に立ち寄った。

地下鉄Diagonalの駅から、歩いてすぐ。
かつてJリーグで名をはせた選手が店主の、うどん店である。

2年前に開店したらしいが、今年の3月に、ある記事を目にして、初めて知った。
それは、“UDON”という商標が問題になっているというものであった。
たしかに、SpainにはUDONという名前のチェーン店がある。


この騒動のあと、この店はUDONを店名から外して、YoI Yoi Gionの名前で営業している。
久しぶりの日本食に、ついつい欲張り、注文し過ぎてしまった(笑)。
うどんに、天ぷら、丼もの…。

いずれも美味しく、やはり日本の食事にまさるものはないと、再認識した次第である。



Florencia

2016-06-12 | 旅行
Italia中部に位置する、Florencia。
トスカーナ州の州都で、人口は40万人弱。
中世ルネサンスの中心都市として、名をはせた街である。
今回の訪問では、市内の名所をいくつかまわった。

・サンタマリアデルフィオーレ大聖堂(Cattedrale di Santa Maria del Fiore)

ジオットの鐘楼の最上部へは、かなり狭い階段を400段以上登らないといけない。

・ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)
古い橋の名の通り、この街最古の橋のようである。


・アカデミア美術館(Galleria dell'Accademia)
ミケランジェロのダビデ像は圧巻で、一見の価値がある。


・ウフィッツィ美術館(Galleria degli Uffizi)
国内最大の美術館で、展示品は2500点にのぼる。
かなり広く、歩くだけでも大変だが、ルネサンス絵画の宝庫である。
なお、ここはあらかじめ、ネットで入場券を購入しておいた方がいい。つねに長蛇の列ができている。


Florencia。
次回機会があれば、郊外にも足を延ばしてみたい。
あと、この街は革製品が有名であるが、今回は手袋しか購入できなかった。
次回は、他の革製品のショッピングも楽しみたいと思う。
最後に食事を少しだけ、載せておく。





El congreso en Florencia

2016-06-12 | 日記
El restaurante Zarateに行った夜は、Bilbaoに宿泊した。
翌日は、朝早く空港に急いだ。
今回の目的地はFlorencia。
国際会議への参加と、後輩に会うためであった。

後輩とはおよそ10年ぶりの再会。
当時は東京近郊に勤務していて、たしか後輩は数か月間研修に来ていた。
後輩の活躍ぶりは、Spainにも届いており、会うのがとても楽しみであった。

会議の前日、Florenciaで肉料理が有名な店で再会した。
メンバーは、後輩、その友人と奥さんの計6名。
昔話やお互いの近況報告で盛り上がり、3時間近く楽しい時間を過ごした。
ちなみに、6人(うち女性2人)で2.5Kgの肉を完食した!


後輩から大いに刺激をもらい、もう少しこちらで頑張らなければと改めて思う。
後日談だが、後輩に研究の相談をしたところ、友人を紹介してもらった。
この友人の手伝いがなかったら、Vitoriaでの1本目の論文は完成しなかった。
この場を借りて、心から感謝したい。

El restaurante Zarate en Bilbao

2016-06-05 | グルメ
Semana Santaの旅行から戻ってきて3日後に、Bilbaoのレストランを訪れた。
記念日を祝うためであった。

名前は、Zarate。
今年あらたに、ミシュランの星を獲得したレストランである。

もともと魚料理が評判の店であった。
このため、bogavante伊勢海老、almejasアサリを前菜として選び、メインはrapeアンコウにした。

いずれも、評判に違わず、美味しかった。

さらに、記念日だと伝えていたところ、お店からシャンパンをプレゼントしていただいた。

デザートも美味しく、ケーキにはメッセージが添えてあった。


今回の訪問では、バスク地方のレストランのレベルの高さを、あらためて感じることができた。
他にも名店がいくつもあるので、出来るだけ訪れてみたいと思う。

Málaga

2016-06-04 | 旅行
Semana Santa(聖週間)の続き。
最終日は、朝早くNerjaのParadorを出発して、バスでMálagaを目指した。
コスタデルソルの沿岸を走ることおよそ1時間半、Málagaのバスターミナルに到着した。

Málagaはコスタデルソルの中心都市である。
この街の歴史は古く、紀元前1000年ころフェニキア人がつくったようである。

ゆっくりと観光したかったが、時間の関係で、ピカソ美術館とピカソの生家を駆け足でまわった。
ピカソ美術館は、これまで訪れたスペインの美術館では初めて、日本語ガイドが併設されていた。
おかげで、じっくりと鑑賞することができた。


昼食は、ピカソの生家近くの、このレストラン。
内装も食事も、オシャレであった。


今年のSemana Santaは4泊5日の日程で、Granada、Nerja、Málagaと巡った。
今年も途中のNerjaでサマータイムに突入して、Vitoriaに戻ると、すっかり日が長くなっていた。