
映画館で見た予告編でなにやら面白そうな感じだったので予備知識それ以上全く無しで観賞。
とある高校を舞台にした群像劇。
同じ場面を登場人物それぞれの視点で何度も繰り返す…というから「街」(というゲーム)みたいなもんかな、と思ったけれどそこまでトリッキーなものでも無く。
終始地味でこれといったドラマティックな展開も無いのですが、人物描写が丹念かつ丁寧で、学校生活におけるある種の息苦しさ(もしくは生き苦しさ)がかなりリアルに表現されていて、自分もこの高校にいる一人で、映画の中で彼らを傍らから見ているような気になってきて、何とも言えぬ追憶に誘われたり。
あと神木くん随分成長したなー(というか個人的にこれ以前に彼を見た映画は「Little DJ」(2007年)だから当たり前ですけど)というのと、このままヘタレ役俳優になっていくのかなーというのを(危惧はしませんが)感じました。
あと帰りに10年ぶりくらいに映画秘宝を買ってしまったってばよ。
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