
1.誓いのフーガ~エリナー・リグビー 4'50"
2.スカボロ・フェア~ラバーズ・コンチェルト 4'39"
3.ラスト・ワルツ~ヘイ・ジュード 5'31"
4.悲しき天使~恋は水色 5'20"
5.ドナ・ドナ~夢のカリフォルニア 5'24"
6.春が来た! 2'08"
7.あの夢からさめて 4'10"
オリジナル・リリース:1969年
ギターのいない異端のグループサウンズ、ハプニングス・フォーの2作目。チェンバロ(これの効果が大きい)、ピアノ、オルガンといったキーボードをメインにすえ、当時の有名洋楽曲のカヴァーを中心に、タイトルどおりひたすらクラシカルに、そしてエレガントに表現されたアルバム。その夢心地な演奏は、夜中にしっとり聴くと最高にハマリます(笑)。ゾンビーズ「オデッセイ・アンド・オラクル」なんかと続けて聴きたい1作。
ファッション・メーカー「JUN」とのコラボレーションによるジャケットも含めたトータル・アートとしても秀逸では。
それにしても35年も前にこんなにもオシャレなアルバムが既に日本に存在していたのかと思うと、ため息…。
私も以前オリジナルLP持っていたんですけどね。静電気が発生しにくいという赤いビニール盤でした。
CDも買いそびれているので、ときどき記憶のレコードを回すのみです。
久しぶりに思い出したところでした。
つい先日1stの「マジカル~」が再発されたと思ったら、
この「クラシカル~」のほうはいつの間にやら廃盤っぽいことに…。
いつでも手に入るようにしておいてもらいたいものです。