
シンセ奏者/エンジニアのラリー・ファーストの一人ユニット、
シナジー(SYNERGY)の87年のアルバム。
なんかHMVのバーゲンで50%オフだったのでちょっと購入してみました。
ニューヨークの歴史を綴ったミュージカル用に書かれた?とかいう前半5曲の
表題組曲が、いかにも80年代後半な、粒が粗くて軽く、浮遊感のある
シンセ群の音色のせいもあって、スーファミあたりのRPGのサントラを
聴いているようで個人的には非常に耳馴染みが良いのですが、残りの曲は
やや冗長かなあと。
というわけで聴いたあと、無性にFF6とかシャイニング・ウィズダムとかの
サントラが聴きたくなって引っ張り出してみたり(笑)。
シナジー(SYNERGY)の87年のアルバム。
なんかHMVのバーゲンで50%オフだったのでちょっと購入してみました。
ニューヨークの歴史を綴ったミュージカル用に書かれた?とかいう前半5曲の
表題組曲が、いかにも80年代後半な、粒が粗くて軽く、浮遊感のある
シンセ群の音色のせいもあって、スーファミあたりのRPGのサントラを
聴いているようで個人的には非常に耳馴染みが良いのですが、残りの曲は
やや冗長かなあと。
というわけで聴いたあと、無性にFF6とかシャイニング・ウィズダムとかの
サントラが聴きたくなって引っ張り出してみたり(笑)。
私は日本に何人いるかわからないシナジーのファンです。
これは傑作なのです。でも才能の割に高く評価されてないのが悲しい。
シナジーは、1970年代に世界各地に登場したシンセサイザー第1世代のミュージシャンのアメリカ代表です。歴史的経緯から言えば、ゲームミュージックの方がこの時代のシンセサイザー音楽の影響を深く受けています。シンセサイザーが安く便利になってゲームミュージックに多用されるようになったのですね。だからゲームミュージックを連想させるのは当然です。私はシナジーやタンジェリン・ドリームやヴァンゲリスが作った音楽がゲームミュージックに影響を与えているのリアルタイムで体験しましたが、一般の人はそういう背景は全然知りません。そう思って聴くとまた違った感慨があるかも。
日本でどこかが1800円くらいでまとめて再発してくれないものか(笑)。