
今宵は、水戸芸術館で本日まで開催されていた「大友良英/アンサンブルズ2010-共振」展のオオトリに開催されたクロージング・ライブ&ついでだから二度目の「共振」展鑑賞。
「共振」展は、この前行ったときは中日の平日ということもあって、あの空間をほぼ独り占め状態だったんですが(羨ましいだろう(笑))、今回は最終日ということもあって人でごった返し。その中を大友さんが普通にうろうろしていたり。
ライブのほうは、いったん展覧会場から出されたあと、あらためて6時半に会場に入場→7時スタート。数名のパフォーマーが会場の展示品と混じって会場のあちこちで同時多発的にパフォーマンスする、というもの。
まるで今回の展覧会の展示物の一部であるかのように、これから始まりますとか明確なアナウンスがあるわけでもなく何となく始まって、これで終わりですとか明確なアナウンスがあるわけでもなく何となく終わった(らしい)、不思議な時間。正直もっといわゆる「ちゃんとした」、いわゆる「ライブ」、を想定していたのでちょっと拍子抜けはしたり。
終わった(らしい)あとの、物言わなくなった展示品たち(最後に電源を切ったそうな)がなんとも切なくて切なくて。
あとなんか死にそうな声を出すお姉さんがインパクト大でした。
それにしても今更ながら、最初に行った時の「独り占め状態」のときに、もっともっと時間をかけてじっくりと堪能しておけば良かったかなあと少し後悔するのでした。
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