
1.ひとりぼっちの出発 3'15"
2.風にそよぐ葦 3'37"
3.落葉の物語 3'00"
4.ゆりになった少年 4'09"
5.君だけに愛を 6'04"
6.ブルージーン・ブルース 4'10"
7.青春の祈り 2'30"
8.ふたりでいたい 3'32"
9.悪い季節 4'17"
10.ゲーム 4'18"
11.ある青春 6'07"
オリジナル・リリース:1971年
元GS(グループサウンズ)のメンバーだった面々によって結成されたバンドの唯一のオリジナル・アルバム。GSの影を引きずった曲やオリジナル版よりより可愛らしいアレンジの「落葉の物語」、ヘヴィ・サイケな「君だけに愛を」の2曲のタイガースのカヴァー、"ニューロック"の時代を感じさせるブルージーなギターやオルガンの唸る曲など多彩な内容が楽しめるアルバムですが、肝は2曲目と11曲目の前に収録されているフリー・トーク。台本があったのかは知りませんが、明日のスターを夢見る等身大の青年たちの飾らない朴訥とした語り、「LP(を出せる)なんて…いいね」「自分たちのサウンドでできたのを誇りに思えるしね」「(自分たちのレコードを)ステレオに乗っけた瞬間なんて…なんとも言えないと思うんだ」「もっと素晴らしい音楽をやりたいよね」「これから、もっともっといい音楽を作り出して、いいものを出していきたいね…」といった言葉の数々に涙・涙の一作。・゜・(ノД`)・゜・
因みに、台本はありませんでした。最後の歌入れが終わってから全員でスタジオに入り収録したのですが、単なる打ち上げの記録だと思っていたので、LPマスターを聴いた時は凹みましたよ(^_^;。時間は午前3時、場所は六本木のアオイスタジオです。
発見してくれたのが20代というのは驚きです。
Thank's,
フリートークが肝だとか勝手なことを書いておりますが、も、もちろん曲のほうも楽しませていただいておりますよ(^^;
午前3時の打ち上げの生録ということは、もうヘロヘロで素100%だったわけですね…(笑)。
貴重なご証言ありがとうございました!m(_ _)m