
今宵は、80年代以降のキング・クリムゾンのメンバーたちによるバンド、クリムゾン・プロジェクトと、北欧シンフォの雄アングラガルドのジョイント・ライヴへ、川崎のクラブ・チッタまで。
というかヒャクパーアングラガルド目当てで、クリムゾン・プロジェクト?なんだかなぁ~。という心持ちだったんですが。
17時開演という地方からの遠征者には帰宅時間面で嬉しい時間に、アングラガルドからスタート。
あの静と動が激しく交錯しあう、寒々としたハード・シンフォの再現に感激。
どのアルバムも(1stの1曲目以外は)曲単位ではなくアルバム一塊で記憶しているので(というか曲名が読めないので曲単位であまり覚えられない(笑))どのアルバムのどの曲とどの曲を演奏したとか詳しく書けないんですが、最新作の曲と1stの曲が多めだったような。
その中でも、やはり1stの1曲目は格別だなあというか、この曲を生で聴ける日が来るとは思わなかったなあとしみじみ。
あと真ん中のお姉さんがフルート、サックス、リコーダー、ピアニカなどをとっかえひっかえしつつ、サックス抱えながらメロトロン弾いたり、風船を膨らませながらメロトロンを弾いたりと、とても忙しそうであった。
アングラガルド終了後20分ほどの休憩の後にクリムゾン・プロジェクトがスタート。
ツイン・ギター、ツイン・ベース、ツイン・ドラムのダブル・トリオ編成で、ドラムの重低音がズンズン下っ腹に響く響く。
よく考えたら今世紀に入ってからのクリムゾンの新譜を一枚も聴いていない(今気づいて自分でもびっくりしたぞ…って25歳から今日までに買ったクリムゾンのCDって「宮殿」のオリジナル・マスター盤だけなのか……)のでそのへんの曲が多めだったらつらいなあと思ってましたが、80年代と90年代の復活期の曲中心でほとんど聴きなじみのある曲だったので、全く期待していなかったこともあり(あんまり遅くなりそうだったらアングラガルドだけ聴いて帰ろうかな…と思っていたくらい)予想以上に楽しめた感じ。
「エレファント・トーク」「ダイナソー」「太陽と戦慄パート2」「フレイム・バイ・フレイム」「スリープレス」などなど。
アンコールは「レッド」と「セラ・ハン・ジンジート」。
「エレファント~」と「セラ・ハン~」がライヴ栄えするノリノリのかっこよさで最高でしたわ。
20時半頃終了。ロビーに出たらアングラガルドのメンバーさんたちがサイン会を開いてくださっていたので握手してもらってサイン貰って帰宅。
結果的に両者とも楽しめて充実した時間を過ごさせて貰えました。
ひとり席を外してたので4人分だけ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます