オペラシアターこんにゃく座公演「オペラ 変身」

今宵は水戸芸術館(最近毎週行っとるな)で行われたオペラ「変身」を観劇。

淡々と進んでいくものだと思っていたら役者が体を張ったアクロバティックなシーンがあったり、むしろ動なステージング。

カフカのあれを原作としたものであり、十代の頃読んだっきりで細かい話はスッカリ忘れていたのですが、パンフの中で出演者の方も触れていたとおり、引きこもりとその引きこもりのせいで崩壊していく家庭の話だとすると非常にわかりやすいし今日的な話なんだなあと。

管2弦1ピアノ1という小編成の楽隊は、数が少ない分ひとつひとつの音色が演者との絡みつきが強く音数以上の存在感があって強い印象を残しました。


でまあいわゆる「オペラ」っちゅうもんを生で見たのは(というか生以外でも殆ど見た事が無いに等しいが)初めてだったのですが、このイメージで他のオペラを観に行ったらどう思うかなあとか思ったりしたのであった。




ライトアップされたミトゲーの石