Koiの自己顕示+2

自己顕示欲の赴くままにあれこれ書いてみる玉石混合ブログ

ファンタジー・ロック・フェス 2011

2011-09-18 05:00:40 | 音楽系

今宵は本来3月19日に開催される予定だったものの、震災により順延されていた「ファンタジー・ロック・フェス 2011」に川崎クラブチッタまで。

 

というか本来の3月19日だったら実は予定が変わって行けないはずだったのに、こうして順延されたら都合がついて行けたというのも、何と言うか複雑なところ。

 

会場限定発売(らしい)の桜庭統の新作ソロが売っていた(そんなものがあるとは全く知らなかった)のでビックリしながらもソッコー購入して会場入り。

 

前売りでチケット完売ということでしたけど周りにはかなりの数の空席があり、順延されたことで都合がつかなくなったうえに払い戻しできなかった人や、あるいはひょっとして震災の被害に遭われた東北の人とかもいたのかなあとか思ったり。

 

 

ライヴは定刻ちょっと過ぎに黒沢ダイスケのバンドからスタート。コナミの音ゲーとか全くやったことがないのでお名前すら存じ上げませんでしたが、プログレ・バンドの軌道共鳴やってる人なのね。

キング・クリムゾンの「RED」のカヴァーと、音ゲー曲の「恐怖の右脳改革」「over there」、あと未発表曲の「アガルタ」なる曲を演奏。

 

幕が降りての舞台チェンジの間に主催者の岩本晃市郎ストレンジデイズ編集長(茂木健一郎激似)と植松伸夫が幕前に出てきて「プログレとは何ぞや?」談義。 「感動する音楽がプログレ!」とか非常にザックリとした放談。

 

続いては遊佐未森。ケイト・ブッシュの1stの曲3曲カヴァーにオリジナル曲3曲(「潮見表」「ロカ」「Tell me why」)の6曲。パフォーマンス自体はとても良かったのだけれど、やっぱりちーとばかし場違い感が無きにしも…。

バックの川島"バナナ"祐二に「ああ、この人があの人か…」とかちょっと感動したり。

 

幕が降りての舞台チェンジの間に今度は岩本編集長と遊佐未森が出てきて雑談。「ケイト・ブッシュ風の付け毛をしてきたんですけど!」とアピール(言われなきゃわかりません)。

 

続いてがここからが本番よ、な桜庭統。ベース、ドラムとのキーボード・トリオ形式。会場限定販売のアルバムからの曲中心とのことで、当然ながら初めて聴く曲ばかり。

初めてでも安心な桜庭節全開のグリグリギュイギュイな弾き倒しシンフォニック・ハードの末に3人のソロ回しがあって間髪入れず「未確認神闘シンドローム」キター!!でちょっと感涙。

演奏する姿とは裏腹の、グダグダでシャイシャイなMC(他のメンバーが「曲が難しい」と言う度に「ス、スミマセン…」とオドオド謝ったり(笑))に、モトイン萌えする人の気持ちが少しわかった。

あと今回ヘルプで参加のベースの方が演奏中ものすごく表情豊かで、カッコ良くも笑えたり。

 

幕が降りての舞台チェンジの間に今度は桜庭統が………出てくるわけは無く(笑)、普通に15分間の休憩withBGMはP.F.M.の「幻の映像」。

「人生は川のようなもの」の間奏で無意識に足でリズムを刻んでいたら、通路挟んだ向かいの人もまったく同じ事をしていて苦笑。

 

続いてのトリは植松伸夫率いるアースバウンド・パパス。ヴォーカル、コーラス、チェロにダンサーと多数のゲストを招いてのアルバムの曲の完全再現(全曲では無かったか?な?)+クイーン「ボヘミアン・ラプソディ」カヴァーにアンコール有(曲知らん)。

「Bo-Kon-Ho-Ko」が鳥肌モノの素晴らしさ。

お金をかけてエンターテインメントとして充実したステージを見せてくれました。

 

とまあ終わってみればあっという間の4時間15分。

 

 

帰りは駅に着いてみたら品川駅で人が線路に立ち入った関係で電車が止まっていたり、やっと動いた電車が東京駅手前で緊急停止ボタンが押されて急停止したりと「か、帰れるのかこれ…」とハラハラドキドキ散々でしたけど、素敵な一日でした。

 

 

あとパンフレットは値段の割には内容が無かった。

 

 

オマケ。Revo陛下からの御花。



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