乳がんで私も考えた

2011年9月に乳がん告知。抗がん剤FEC→TC治療中。がんになって変わった世界観を語る。

始まりはシコリから

2011-08-24 07:53:32 | 発見・告知から治療法の決断まで
これから乳がんについて自分が思ったことを書いていくことにした。

8月24日、自分の左胸の乳首上部あたりにシコリを発見。

この時、悪い予感がした。
悪い予感というのは、現在から未来にかけての道筋に、暗い影がのしかかってくるような、重苦しい不安だ。

私はそれまで乳がん検診を受けたこともないし、受けるつもりもサラサラなかった。酒もタバコもやらないし、ま、少々肥満でBMI26なんだが、血圧だって至適血圧値を維持している。特に大きな病気をしたこともない。

自分の健康については絶大な自信があった。私は当然健康に生きて、元気に80代を迎えるだろう。根拠もないのにそんな風に楽観的に生きてきた。

だが、硬いしこりは私に何かを訴えてくる。重苦しい不安が一秒ごとに膨れあがってきた。

私は不安を解消するために、友人の一人Nさんに連絡した。Nさんは乳がん検診をすすめるピンクリボン運動をしている。

Nさんは、最適の病院と医者を紹介してくれた。

私が住んでいる中核都市は、大学病院もあり、医療の都市と呼ばれるほど病院が多い。紹介された病院は私立病院だが、最新鋭の設備を揃えていることで有名な病院だ。

医者は後でわかったことだが、私の住んでいる地域の中で乳がん治療に関して第一人者と呼ばれる人だった。

私は検査の予約を入れた。

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