3月18日の福岡NOW相撲コーナー

正育：大相撲春場所、今日は九日目です。大阪の佐藤アナウンサーとお伝えします。佐藤さん、こんばんは
佐藤アナ：こんばんはー
正育：まず、大関、琴奨菊ですが四日目から五連勝で今日は大関同士、鶴竜との対戦でしたね。
佐藤アナ：そうですね。これから上位との対戦が始まりますから負けられませんよね。あのー今場所は右四つになることが多い琴奨菊で先場所もですね。右四つで鶴竜に勝っていますので私はその形になるんではないかなと思ってみていました。
正育：では今日の一番です

琴奨菊対鶴竜戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

正育：今日はどうでしたか？佐藤さん
佐藤アナ：あのー右四つにいくかなと思ったんですが今日は左四つにいきましたね
正育：ええ
佐藤アナ：これはですね。やはり鶴竜は右四つになるとより力を発揮するということを考えた上でのことだったと思うんですね。
正育：ええ
佐藤アナ：先に上手を引かれたんですが辛抱してよく上手を引き返しました
正育：うん
佐藤アナ：(ここから音声が乱れて何を言ってるのか聞き取れず)
正育：本当に我慢して我慢しての勝負でしたね
佐藤アナ：そうですねー
正育：さあ、明日は豊ノ島との対戦ですね
佐藤アナ：はい。相手はもろ差しになるのが上手いですから絶対にもろ差しを許してはいけません。
それと白鵬の独走を許すわけにはいきませんから琴奨菊、絶対に勝たなければいけませんね。
正育：はい

正育：次は松鳳山です。ここまで六勝二敗と好調です。今日の対戦相手、栃ノ心でしたね
佐藤アナ：はい。左の上手を引いて強いですから突っ張って出来れば左四つ。右の上手を引きたいですね。
正育：ではその一番です

松鳳山対栃ノ心戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

正育：もろ手突きで立ちましたが…
佐藤アナ：ですが、栃ノ心がですね。最初に張り手できてその後にですね。栃ノ心のほうが突っ張ってきたんですよね。
正育：あー
佐藤アナ：これはですね。松鳳山にとっては予期せぬ相手の動きだったと思うんですね。ここで後退をしてしまいましたね。今日はですね。相手の栃ノ心がよく考えて取ったなという相撲になりましたね。
正育：明日は横綱、日馬富士への挑戦ですね
佐藤アナ：はい、これまで4回は勝てていませんが日馬富士、本調子ではありませんから
松鳳山、突っ張って動き回っていけば金星のチャンスもあると思います。
正育：はい

3月15日の福岡NOW相撲コーナー

正育：大相撲春場所の情報です
佐々木さん：今日は六日目です。佐藤アナウンサーとお伝えします
正育：よろしくお願いします
佐藤アナ：はい、こんばんは、よろしくお願いします
正育：まず、大関、琴奨菊ですが
佐藤アナ：はい
正育：昨日勝って白星が一つ先行して今日は栃ノ心との対戦でしたね
佐藤アナ：はい、えー相手は力強いんですが、それでもこれまでの対戦は11対4と大きくリードしています。
あのー気をつけるのは相手に上手を引かれないこと。上手を引くと力強いですからね。そこに注意してもらいたいですね。
正育：ではその一番です

琴奨菊対栃ノ心戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

正育：琴奨菊らしくなってきましたよ
佐藤アナ：いやぁーそうですね。左の前廻し！上手の前廻しが速かったですよね。相手得意の右四つではあるんですが、
これだけ大関が良い位置引きますと相手は全く力を発揮できませんよね。
佐々木さん：ふーん
佐藤アナ：あのー実況にもありましたが久しぶりに見たがぶり
正育：ええ
佐藤アナ：がぶり寄りを今場所初めてだすことができましたよね。それもこれも左の前廻し！これが今日は良かったですね。
正育：さあ、中盤から後半にかけて楽しみになってきましたが
佐藤アナ：うん
正育：琴奨菊、明日はですね。安美錦との対戦ですね
佐藤アナ：はい。実はこれまで35回も対戦して
正育：ええ
佐藤アナ：お互い手の内よく分かっているんですよね。先場所はですね。立ち合いに当たり合った後に
ちょっと間隔が開いたところを引かれてしまって負けているんですよね。
そこに注意をして密着をしていくこと。そこが明日のポイントですね。

佐々木さん：さあ次は松鳳山です
正育：うん
佐々木さん：四連勝！そして、やっぱり松鳳山の動きの速い相撲
佐藤アナ：そうなんです
佐々木さん：見応えがありますよね
佐藤アナ：そうですね。絶好調ですよね
佐々木さん：ですよね。今日は隠岐の海。こちらも好調じゃないですか
佐藤アナ：そうなんです。これまで2回対戦があっていずれも松鳳山が勝っています。ただ、四つ相撲になる体勢は強い
ですから四つに組ませないことが今日はポイントになってきますね。
正育：組ませない、離れる
佐藤アナ：そうですね
正育：ではその一番です

松鳳山対隠岐の海戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

佐々木さん：あのー手でドンドンドンドン押して行きましたね
佐藤アナ：そうですね。相手もですね。何とか掻い潜って差し込んでいこうとするんですがそれを許しませんでしたよね。
佐々木さん：うん
佐藤アナ：松鳳山が休まずに手を出して足も前に出してということで
正育：うん
佐藤アナ：相手反撃の隙を与えませんでしたね
佐々木さん：あー
佐藤アナ：最後、差されたんですが
正育：ええ
佐藤アナ：もうこの時は土俵際
佐々木さん：ですねー。あのー力強い左手が
佐藤アナ：そうなんです。左ののど輪が最後、ぐっと押して
佐々木さん：あっ、こないだのど輪でてきましたね
佐藤アナ：そうなんです。それで最後また体を浮かせましたからね。快心の相撲でした
正育：これで綺麗に白星が五つ並んで明日は大関、稀勢の里への挑戦ですね
佐藤アナ：そうですね。番付順なら横綱、大関戦ないと思われたんですが
正育：うん
佐藤アナ：好調ですし、琴欧州が休場したということによって大関戦が巡ってきましたが
佐々木さん：はい
佐藤アナ：去年の九州場所で一度勝っているんですよね
正育：はい
佐藤アナ：その時は動きまさって勝っていましたからぜひこれまで通り動き勝つというところにポイントをおいてほしいですね
正育：はい

3月14日の福岡NOW相撲コーナー

正育：大相撲春場所の情報です
佐々木さん：今日は五日目です。佐藤アナウンサーとお伝えします
正育＆佐々木さん：よろしくお願いします
佐藤アナ：こんばんは、よろしくお願いします
正育：まず！
佐藤アナ：はい
正育：ちょっと心配な
佐藤アナ：うん
正育：大関、琴奨菊なんですが‥
佐藤アナ：うーん
正育：昨日、勝って五分の星ということですね
佐藤アナ：そうですね。あのー大相撲関係者、十五日間を五日ずつ区切って考えますから
正育：ええ
佐藤アナ：今日までが序盤ということですよね
正育：はい
佐藤アナ：何とか白星先行でね。いってもらいたいですよねー
佐々木さん：今日の相手は豪栄道。もしかして、苦手な相手？
佐藤アナ：そうなんですよ。8対12とリードされているんですね
佐々木さん：はい
佐藤アナ：このところは、右四つ得意の豪栄道
正育：はい
佐藤アナ：左四つ得意の琴奨菊で喧嘩四つと言うんですが
正育：はい
佐藤アナ：右四つになられてしまって苦戦しているんですね。ですから今日は左が入るかどうかがカギかなと思っていました。
正育：はい、左が入るかどうかがカギ
佐藤アナ：はい。と、思っていたんですが
正育：はい。ではその一番です

琴奨菊対豪栄道戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

佐藤アナ：右を差されてしまって
正育：ええ
佐藤アナ：差し負けてしまったんですよね
正育：はい
佐藤アナ：ただ、その後ですね。反応が良かったですね。もう、すぐに上手を引いて
正育：ええ
佐藤アナ：先に先に攻めて行きましたよね
正育：豪栄道、半身になりましたものね
佐藤アナ：そうなんですよ。琴奨菊、左四つ得意とは言え、左利きですから
佐々木さん：えっー
佐藤アナ：左からの投げは非常に強いんですね
正育：あー
佐藤アナ：で、脇を引いて先に先に投げに拘って攻めていった。ここが良かったと思いますね。
正育：見事に転がしましたねー
佐藤アナ：そうですね
佐々木さん：はー左利きなんですねー
佐藤アナ：そうなんですよ。この投げが強いんです。そこに拘っていきましたよね。
止まっていたら、差されてもろ差しを許したりということもあったかも知れませんから
正育：ええ、ええ
佐藤アナ：攻めて行ったのが良かった
正育：ずっーと動き続けて相手を振り回したところが良かった
佐藤アナ：そうですね
正育：さあ、これで白星一つ序盤で先行させて明日は栃ノ心ですが
佐藤アナ：はい、これまでの対戦、11対4と大きくリードをしていますね。
あまり小細工をしてこない相手ですから左四つに組み止めやすいと思います。
正育：はい

佐々木さん：さあ、次は松鳳山です。昨日も勝って三連勝
佐藤アナ：はい
佐々木さん：調子が上がってきたかなという感じがします
佐藤アナ：そうですね。今場所は番付順にいけば横綱や大関と対戦しない番付なんですね
正育：あーなるほど
佐藤アナ：ですから、ちょっと気が早いんですが二桁くらい勝つんじゃないかと
正育：おっ！？
佐藤アナ：それぐらい調子が良いということですね
正育：しかも今日の対戦相手の豊響は初日から四連敗中ということですね
佐藤アナ：うん、そうなんですね。これまでの対戦では、あのー相手、体が大きいですから
正育：ええ
佐藤アナ：まともに力を受けてしまうと負けることもありますから
正育：うん
佐藤アナ：いかにしてね。受けずに攻めることができるか。そこがポイントですね
正育：はい。では見てみましょう

松鳳山対豊響戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

佐々木さん：重たそうでしたねー
佐藤アナ：そうですね。受けてしまったんですが最初、突っ張って下がってしまうんですが
佐々木さん：ええ
佐藤アナ：左が入ってその後に右の上手を引きましたよね
佐々木さん：あー
佐藤アナ：上手を引けたことによってこの後、攻められるんですが余裕があったと思いますね。
佐々木さん：上手を取ると余裕があるんですか？
佐藤アナ：そうですね。あのー特に松鳳山は今場所右からの投げも何度か繰り出していますよね。今日もそうですが
正育：ええ
佐藤アナ：指の力が強いのであの廻しを引けたことが良かったと思いますね
佐々木さん：松鳳山、わりと筋肉質だなと思うんですけど
佐藤アナ：ええ
佐々木さん：筋トレなんかしてるんですか
佐藤アナ：あっ、そうですね。今日の投げにも通じるんですが、上腕はですねダンベルを
正育：うん
佐藤アナ：使ったりして鍛えているんですね
佐々木さん：あー
佐藤アナ：ただ相撲は筋肉のバランスですから下半身もしっかりと鍛える
正育：ええ
佐藤アナ：そこは、しこやすり足。昔なからの稽古で鍛えてますね
正育：はい。好調これで四連勝となって明日は隠岐の海との取り組みですが
佐藤アナ：はい。これまで2回対戦があっていずれも勝っています。左四つ、両者得意ですから
先に上手を引けるかどうかここがポイントになりそうですね。

3月13日の福岡NOW相撲コーナー

正育：大相撲春場所の情報です
佐々木さん：今日は四日目です。佐藤アナウンサーとお伝えします
正育＆佐々木さん：よろしくお願いします
佐藤アナ：よろしくお願いします
正育：さあ、まず大関、琴奨菊なんですが
佐藤アナ：はい
正育：昨日、敗れて序盤で黒星先行になってしまいましたねー
佐藤アナ：うーん、そうですねー。大関に昇進した後に休場の場所を除きますとね
正育：はい
佐藤アナ：序盤で三連敗ということがこれまで無いわけですから
正育：はー
佐藤アナ：今日、敗れるとですね。ちょっと苦しくなってくるなという状況ですね
正育：うーん
佐々木さん：今日の対戦相手は高安
正育：うん
佐々木さん：昨日、日馬富士を破って
正育：勢いありますからねー
佐藤アナ：乗って、今日を迎えてますからねー。これまで2回の対戦はいずれも琴奨菊が勝っていますので
正育：はい
佐藤アナ：左四つになると思うんですが
正育：うん
佐藤アナ：そこから右の脇を開けないようにというところを昨日、指摘したんですが
佐々木さん：はい
佐藤アナ：どうだったでしょうかねー
正育：そこに注目してご覧いただきましょう

琴奨菊対高安戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

正育：今日は強い琴奨菊でした
佐藤アナ：はい。しかも右の動きなんですが
正育：ええ
佐藤アナ：右。のど元に相手に突きつけて
正育：ええ
佐藤アナ：のど輪と言うんですが、これが琴奨菊があまり見せない攻め方なんですよねー
正育：あー
佐藤アナ：はい。のど元を突っ張って起こしておいて
正育：ええ
佐藤アナ：横を向かせるという
佐々木さん：こういう技があるんですか
佐藤アナ：そうなんですよ。しかもですね。逆側の左の動きを見てみると
正育：はい
佐藤アナ：しっかりとおっつけて横を向かせていますから
正育：はい
佐藤アナ：全く相手に相撲を取らせませんでしたよね。あのー今日は特に右の、のど輪
正育：はい
佐藤アナ：今後、対戦する相手にもですね。あっ、こういう動きもあるんだというインパクトを与えたいう意味で
非常にいい勝ち方だったと思いますね。
正育：はい。これで星が五分となって明日は豪栄道との対戦なんですが
佐藤アナ：はい
正育：あのーこれまでの対戦成績で分が良くないんですよね
佐藤アナ：そうなんです。20回対戦して8回しか勝ってないという相手なんですね
正育：うーん
佐藤アナ：このところは右四つになられたり、もろ差しを許したりしていますので、
ぜひ明日はあのー今日は右の攻めが良かったんですが左を差すというところに集中してもらいたいと思います。
正育：はい

佐々木さん：次は松鳳山です。昨日は臥牙丸を破って二勝一敗となりました
佐藤アナ：そうですねー。動きがいいですし
佐々木さん：はい
佐藤アナ：反応もいいですし技も冴えていますし非常に良いですよね
正育：そして今日の対戦相手は北大樹ですよね。これまで対戦1回だけですね
佐藤アナ：はい。1度対戦があって負けているんですよね。
正育：うん
佐藤アナ：突っ張り得意の松鳳山。四つ相撲の北大樹ということで、左四つに組まれて負けているので、
今日は突っ張って先手を取って中に入っていくのがいいですね。
正育：組まないように
佐藤アナ：そうですね
正育：はい。ではその一番です

松鳳山対北大樹戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

佐々木さん：ドキドキしましたけど
佐藤アナ：はい
佐々木さん：松鳳山らしい速い動きが
佐藤アナ：そうですね
佐々木さん：はい
佐藤アナ：攻防がありましたしねー。今日はですね。突っ張ってそして中に入っていこうという動きをですね。
再三繰り返しているんですね。
正育：ええ
佐藤アナ：中々簡単には入れないんですが、それでも最後は二本入って左からの投げということで
正育：うん
佐藤アナ：今日はですね。あのー左四つにガッチリ組むではなくて、やはり突っ張って
正育：ええ
佐藤アナ：そして中に入るという動きを繰り返したというところがですね
正育：ずっーと動き続けていましたものね
佐藤アナ：そうなんですよ！やはりあのー止まってしまうと四つに組まれて分が悪いのでとにかく動き続けて、
そして中に入っていこうという動きをしていたんですよね。それが最後のすくい投げという技に決まっていったと思いますね。
佐々木さん：力強い腕の動きですねー
佐藤アナ：そうですねー
正育：さあ、これで三連勝と調子が上向きとなってきて明日は豊響との取り組みですね
佐藤アナ：はい。明日の豊響も巨体で臥牙丸戦が70キロ差だったんですが、豊響戦は50キロ差
正育：あー
佐藤アナ：ただですね。豊響の場合は脇が開くという欠点があるので松鳳山、中に入りやすいんですよね。
佐々木さん：うーん
佐藤アナ：ですから今日のような動きをですね。明日も繰り出してほしいですね
正育：はい

3月12日の福岡NOW相撲コーナー

正育：大相撲春場所の情報です
佐々木さん：今日は三日目です。佐藤アナウンサーとお伝えします
正育：よろしくお願いします
佐藤アナ：こんばんは、よろしくお願いします
正育：さあ、まず大関、琴奨菊ですが昨日は千代大龍に不覚をとってしまいましたよね
佐藤アナ：そうですね。確かに初めての対戦で少しやり辛さもあったなのかなと
正育：ええ
佐藤アナ：いう感じもしましたが、いずれにしても昨日は得意の左を差せずに左から密着できなかったという一番でしたよね。
正育：はい
佐藤アナ：今日の相手はですね。何度も対戦していますからしっかり対策はね。とってきたと思うんですよね。
正育：はい
佐々木さん：今日は栃煌山との対戦
佐藤アナ：うん
佐々木さん：やはり、左が大事なんですか？
佐藤アナ：そうですね。あのーこれまで16回対戦があって
正育：ええ
佐藤アナ：実は、8対8の互角
正育：あっ、イーブンですか
佐藤アナ：そうなんですよ！負けてる時はいずれももろ差しを許してしまっているんですね。
正育：ええ、ええ
佐藤アナ：ですから栃煌山に右を差させずに琴奨菊は左を差したいと。そういう取り組みになるわけですね。
正育：では見てみましょう

琴奨菊対栃煌山戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

正育：計算どおりにやられた‥
佐藤アナ：いやぁーまさにこれまで敗れた形をまたスローモーションで見ているかのような負け方になってしまいましたよね。
正育：うーん
佐藤アナ：左から差されて右も差されて
正育：はい
佐藤アナ：もろ差しを許して、そして投げに崩されてしまいましたよね。あのーやはりですね。
正育：ええ
佐藤アナ：左を差せなかったというところですね。おっつけてはいるんですが
正育：はい
佐藤アナ：あれが差しで中に入っていかないと
正育：う～ん
佐藤アナ：やはり有利にはいかないんですよね
佐々木さん：あー
佐藤アナ：それもこれもやはり、あのー脇の甘さという
正育：ええ
佐藤アナ：一つの弱点があるわけで、そこをつかれてしまった形になってしまいましたね
佐々木さん：それに昨日もでしたけど膝のテーピングが両足に‥気になりますけど
佐藤アナ：そうですね‥
佐々木さん：大丈夫でしょうか？
佐藤アナ：まあ、予防も兼ねてというところもあると思うんですが
佐々木さん：はい
佐藤アナ：攻める分には問題ないと思うんですね。ただ今日のように下がってしまうと
正育：ええ
佐藤アナ：やはり踏ん張る力がないですよね。ですから、今場所もこの後、いかに前に出られるか！
正育：はい
佐藤アナ：ここに注目してもらいたいですね
正育：黒星が一つ先行して明日は高安との取り組みで、この高安が今日また初金星をね！
佐藤アナ：そうなんです
正育：日馬富士をやぶって調子が良いんですよね
佐藤アナ：勢いに乗っていまからね
正育：はい
佐藤アナ：これまで琴奨菊と高安は二回顔が合っていずれも琴奨菊が勝っているんですね
正育：はい
佐藤アナ：左の合い四つで力の差はあるので
正育：うん
佐藤アナ：問題にはしないと思うんですが、野村さんが言ったように相手の勢いですね
正育：うーん
佐藤アナ：その勢いを警戒しなければなりませんよね。ですから左四つになって右の脇が開かないように
正育：ええ
佐藤アナ：右がこう下から攻めていければいいですよね
正育：はい

佐々木さん：さあ、次は松鳳山です
正育：うん
佐々木さん：昨日は、阿覧を押し出して初日が出ましたね
佐藤アナ：そうですね。初日敗れて、昨日勝って二日間とも内容は良いと思うんですよね。
正育：ええ
佐藤アナ：ぜひ、勢いに乗ってもらいたいですね
正育：今日の対戦相手、臥牙丸とは体重差70キロ！
佐藤アナ：そうなんです。一度対戦があってその時は勝っているんですが
正育：はい
佐藤アナ：やはりその時は攻められて
正育：うん
佐藤アナ：土俵際で逆転勝ちだったんですよね。70キロ差ありますから
正育：はい
佐藤アナ：圧力をまともに受けるとやはり少し苦戦をするでしょうね
正育：ではその一番です

松鳳山対臥牙丸戦の映像を見ながら佐藤アナが解説

佐々木さん：最初、ヒヤリとしたんですけど
佐藤アナ：そうなんですよ
佐々木さん：粘って粘って
佐藤アナ：はい。左を差されて私も苦しいかなと思ったんですが、右の足に注目してもらいたいんですが
正育：はい。あー今、飛びましたねー
佐藤アナ：一瞬、そうなんです。飛ばしかけて、そして右からの投げ。右足を飛ばしたことによって
相手のバランスを崩したんですよね。
正育：あー
佐藤アナ：一瞬の切れ味という実況がありましたが、それを生み出したのも右の足の動きだっと思いますね。
正育：はい。白星一つ先行で明日は北大樹との対戦です
佐藤アナ：はい。左の合い四つ同士ですからいかにこう中に入っていけるかというところですね。
正育：はい