ワンマン社長、また怒鳴る！
「支払の集計の数字が違っている！経理は1円でもおろそかにしてはだめだ！俺は現場、見積もりなどいろいろやっているんだぞ、経理専門なのだから、間違えるな！しっかりやれ！」
あたりまえだ。そんなことは分かっている
その数字の違いは消費税の内税と外税の計算方法で、あんたが計算していないから違う！
以前にものこの計算の違いは2度ほどあった。
昭和15年生まれ。大阪出身、軽井沢育ち、大学は中央大学夜間。苦労人だ。持病に糖尿病、心臓病、糖尿病横班変性
若いころは、運動具関係の会社の営業社員をしていて、大分いじめられていたそうだ。関西弁が当時あったが、克服しているが、頑固なため一部言葉を間違えていることに気がつかず、指摘しても、「知っている」といいながら訂正はしない
たとえば
台東区「たいとうく」だが「だいとうく」という
いじる「いびる」という方言をつかう。いじめるという意味は知っているが、変わらない
茨城「いばらき」を「いばらぎ」という
５7年前、現在の会社の前身、会社の資材部に入社。
現在、会社の3代目社長をし、就任当時は「10年でやめる」といいながら30年社長を続けている。
社員から社長になる会社なのですが、今の社長は社員を育てられない。何でも自分でやってしまうタイプ。人に任せることも重要なのに、その任せ方が中途半端。社員が仕事の流れなど社長に相談すれば、
「自分で判断しろ、そんなこともできないのか」
といい。ミスれば、頭ごなしだ。
社長の次男は、気が変になり、家で包丁を振り回し刑事事件になったことがある。
毎週裁判所の出向いて検事との面談。
その息子たちは、親の目の届くところということで、会社に入社している。
長男が結婚し孫ができ、ちょっとだけ、まあるくなったが、基本的な性格は変わらない。
認知症の中でもアルツハイマー型認知症、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症では症状として“怒りっぽさ”が出る。最近は仕事の忙しさも兼ねて、いらいらがすごい
最近の見積もりの数字も間違いだらけ。
もともとワンマンで、頭ごなしにおこるタイプだから、昔、若い女性従業員がうつ病になり、退職そして自殺の事例もある
私の心筋梗塞の原因の一つがそのストレス
いいところは、老人や病人に対して優しい
社長本人は、おばあちゃん子だったらしい
従業員が辞めないのはなぜか？みんな年を取っているから、もうすぐ、定年だ。