みなさん、こんにちは。栗きんとんです。
本日のお題は「匠の一品」シリーズ第1弾でございます。
先ずは匠の一品のお写真から。
本日ご紹介いたします一品はトイレットペーパーフォルダーでございます。
使用しております材料はウォールナット(胡桃)です。
とてもシンプルですが木でできていますので温かみを感じさせる一品です。
そしてこのトイレットペーパーフォルダーの構造は、
本体の回転部分がスポッと上に外れ、トイレットペーパーに軸となる丸棒を芯にはめ、また本体にはめ込むと、とてもシンプルになっております。
こちらの一品も含め、木で作れるものは作っちゃいましょう!!とのノリで「匠」こと大工Tさんが一生懸命、楽しく作ってくれました。大工Tさんも「自分で作ったものだけれど、中々うまくできたなぁ~」と自画自賛でした。
なお、この一品は非売品でございます。・・・・・が、皆さまの心をぎゅっと鷲掴みされた方が御多数の場合は、我家を建ててくれた工務店さんの関連会社さんが商品化するかも・・・・・・。
どうなんだろ・・・・・・・・・・????
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「ひまわり通信vol.74」でお届けしました「家の値段とは」の第2回目です。
マイホームを建てる際、”坪単価”を目安にすることがあります。
最近は見る事が減ってきましたが、坪単価25万円~と宣伝する住宅メーカーさんが昨年は多かった気がします。
”坪単価”とは、”建築費用”を”延べ床面積”で割った金額を指すことは皆さんもご存知かと思います。
例えば、延べ床面積が40坪の家を建てたい場合、A社さんは坪単価が25万円、B社さんは40万円だったとします。そうするとA社さんの建築費用は1000万円、B社さんは1600万円となります。よって、単純計算ですとA社さんの方が600万円も安くすむことになりますね。
しかし・・・・・・。
実際に見積りを作ってもらうと、A,B社さんの値段の差が殆ど無い場合や、両社さんとも自分達が予想していた金額をはるかに超えてしまうといったことが発生します。
その理由は、宣伝している坪単価はあくまでも”標準仕様”で建てた場合の値段であるということ。
この”標準仕様”がくせものなんです。
”標準仕様”の中身は、最低限、住居として機能する家と考えた方がよいと思います。
では”標準仕様”以外にかかるものとは??
一概に言えませんが、足場設置、アンテナ設置工事、下水道もしくは浄化槽工事、標準仕様外のサイディング、キッチン、瓦・・・・・
また、私の実家が電気工事の仕事を行っていることは以前にもお話したことがありますが電気工事に関するものですと、
照明器具が玄関、洗面、浴室のみ取り付けてあるのが”標準仕様”でそれ以外の部屋の照明器具は別料金、またコンセント各部屋2個、スイッチ各部屋1個、アンテナ端末家全体で2箇所、電話配管1個まで、更にエアコン専用コンセントも家全体で2箇所のみで、これらの設置箇所が増えると別料金・・・
また、エアコン設置工事、標準仕様以外の照明器具の取り付け工事、パソコンのLANケーブルの通線工事と端末工事・・・・・・・・なども別料金。
と各ハウスメーカーさん毎に”標準仕様”が細かく決められているはずです。
更に、各種手続き料、設計料、営業経費が乗っかってきます。
また、建築基準法で延べ床面積に含まれない部屋があります、それは天井までの高さが1.4m以下の納戸やロフト、それにバルコニー、地下室(ともに条件付)など・・があります。これらの工事代金も見積りのどこかで加算されるはずです。
したがって、単純に坪単価を基準に予算を立ててしまうと大変な事になってしまいます。
私達も最初の頃はモデルハウスを見て「こんな家がいいねぇ・・・・」なんて有頂天になった状態であっちの業社、こっちの業社へとふらふらと見に行った記憶があります。そんな折に、私めの実家の母上様から「標準仕様をしっかり聞いときなさいよ!でないと、どんどん追加で金額が跳ね上がっていくからね!」っと野球界の大御所、大澤親分、張本親分のように「喝ー!」をいれられちゃいました。
”坪単価”って怖いですよ~~。
それでは、しばらくしまして「家のお値段とは」の第3回目を我家の場合についてほんのチョットお届けしたいと思います。
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嫁さんに郵便局へのお使いをお願いした日の出来事。
「郵便局でこんな記念切手があって、ひょっとしたらあなたが喜ぶと思って買ってきたの」と。
これがその記念切手です。
図柄は押井守監督の「機動警察パトレイバー」でした。
記念切手収集コレクターではありませんが、私めは「機動戦士ガンダム」世代ですので心の中で「うぉ~」と叫んじゃいました。「パトレイバー」も良く見てました。
この記念切手は大事に保管しとこっと・・・・・。
「ガンダム」といえば小学校のころ、ガンプラが流行ったなぁ・・・・・・。
赤い彗星・シャア専用ザク、アムロ・レイのガンダム、ホワイトベース・・・・・懐かしいなぁ・・・・・・・。
新商品が発売になると、ガンプラファンは模型屋さんの開店前に並んでまで買っていたもんなぁ・・・・・・。
でも、今もガンダムシリーズは続いてますが、内容が複雑すぎてまったく判りません。
アニメつながりでもう一つ、我家はケーブルテレビで見てます。ケーブルテレビってすごいですよね、いろんな専門チャンネルがあって(一部有料チャンネルもありますが)、ニュース、時代劇、カルチャーなどがありアニメ専門のチャンネルもあります。
今はまっているのは「のだめカンタービレ」、「攻殻機動隊」、「銀河英雄伝説」等などです。
更にもう一つ、今みたい映画が押井守監督の「スカイ・クロラ」。少し前にTVでメイキング特集を見たのですが、今我々が直面している世相風景をアニメで表現しているちょっとクールで深いぃ~な映画です。
もう一つ、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」ですね。「ハウルの城」以来ですからこちらも楽しみです。
それはそうと、早く見にいかないと映画が終わってしまう・・・・・・・。
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ようやく我家のひまわりが咲き始めました。
今年のひまわりは背丈が150cmぐらいで大きな花が咲く種類にしてみました。
全てのひまわりが咲くまでもう少しの辛抱です。
我家にはひまわりの花が良く似合います。家の名前が「ひまわり」ですからね。
ベストショットが撮れましたら、皆さまにお届けしまーす。
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先週発症した発疹は沈静化し「ふぅ~やれやれ」と思っていたら・・・・・・・。
今度は”め”、”目”、目がかゆい・・・・・・・・。
そうなんです、今度は目がアレルギー反応を起こし始めたんです。
元々、秋口にもスギ花粉と同じような目のアレルギー反応はあったんですが、ここ数年発症していませんでした。
最初は市販の目薬を使用していたのですが、それでは対処できなくなっちゃいまして、
今日、メタボ治療の診察日でしたので病院の先生にこの事をお伝えしましたら・・・・
「えっ!?」「今度は目、ですか????」と言わんばかりのリアクション。
お医者さまは「こちらでも、お薬は出せますよ。ただこれで駄目だったら専門医へ行ってね」
薬剤師の方も「今度は目・・・・・ですかぁ」、「栗きんとんさん、大変ですねぇ」と。
取りあえず処方して頂いた目薬で様子見。
2、3日しても駄目だったら眼科専門医へ行こう・・・・・・・
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今回は久しぶりに建築家Tさんのお話です。
一般的に家を新築する際に家の土台であるコンクリートの基礎には、一番最後にモルタルと呼ばれるコンクリートを塗る化粧仕上げを行います。仕上げ方は元々あった基礎コンクリート表面をコテでモルタルを薄く塗り、平に仕上げて終わりです。
ところが、建築家Tさんの設計した家は”くし引き仕上げ”と呼ばれる手法で化粧仕上げしたうえに縦じまを加えます。
ですから、基礎コンクリートに縦じまがある家は建築家Tさんが設計した「証し」というわけです。
建築家Tさんにとっては、自分の作品の履歴書なんだろうなぁ・・・・・。
で、肝心のこの”くし引き仕上げ”と建物とのバランスは?というと、くし引き仕上げの縦じまが陽の光によって綺麗な陰影を醸し出すので、家の足まわりがギュッと締まった感じになり、とっても”グーー”です。
建築家Tさん、「さすがですなぁ・・・・・・」
あっ待てよ、縦じまといえばゼブラ(シマウマ)、いやっ、タイガー(虎)、おや?、阪神タイガース!?、もしかして建築家Tさんは阪神ファンなのかなぁ・・・。
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先日から玄関戸のメンテナンスを始めました。
我家の玄関戸は高知県原産の魚梁瀬杉(ヤナセスギ)で作られています。
魚梁瀬杉は杉の中でも大変香りが良く、とてもフルーティーな香りがします。
そんなわけで木製の玄関戸ですので、定期的にメンテナンスをしてあげないと太陽からの紫外線や湿気、強い雨の吹き込みなどでせっかくの魚梁瀬杉が傷んできます。
メンテナンスの周期は特に決めていないのですが、年に1回は行うようにしています。具体的な方法は、100円ショップで売られている小さめのたわしで表面を磨いてあげます。磨くと表面の汚れが落ち、きれいな表面が現れてきます。磨いたあとは、天然オイルを塗って表面を保護してあげます。
さて今年の場合、水ハネ汚れなどで広範囲にシミ状に汚れていました(右写真の一番下の枠板)ので60番、100番のサンドペーパーで、魚梁瀬杉の新しい表面を丁寧に磨き出し、その後に天然オイルをウエスに染みこませ、磨いた表面にオイルを塗りこんであげます。そうすると、右写真の右の縦枠の板のように魚梁瀬杉のきれいな赤味がかった色に仕上がります。
まだ4枚ある玄関戸の1枚目に取り掛かったところですので少し長期戦になりそうです。でも仕上がったところからとても良い魚梁瀬杉の香りがして気持ちいいですよ。
これも無垢材ならではのことですね。
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我家を建ててくれた工務店さんの大工のTさん。
棟上作業で梁の上をスタスタと歩いております。
後姿がかっこいいですねぇ。
大工のTさん、「ひまわり通信vol.59」にて少しご紹介しましたが、私と同じ30代ととても若い大工さんです。でも仕事は丁寧。他の職人さんとの作業のからみなどのスケジュール調整も行います。
一般的に、工務店さんには現場監督さんが必ずおります。よく聞く話ですが、現場監督さんに「この辺をこうして欲しい」と相談して了承を頂いたけれども現場の大工さんにはきちんと伝わってなかった。ひどい場合には現場監督さんが大工さんに伝えてなかった。なんて事もあるそうです。
我家の場合は、大工さんが現場監督を兼ねていましたので大工さんに聞けば、今の進み具合などきちんと教えてくれました。結局、現場で作業する大工さんが全ての工程を把握するのが一番効率が良く、施主にとっても安心できます。
あと、ハウスメーカーさんや工務店さんの大半は大工さんに1軒あたり○○万円で請け負っていただく場合が多いみたいです。よってひどい場合には他の職人さんの段取りは現場監督さんに任せて、大工さんは決まった工期内に終わらせる必要があるので、他の職人さんの段取りを考えずに仕事を進めてしまって、結果他の職人さんはちょこちょこ現場の進み具合を見に行き、工事のタイミングを決める。なんてこともあるようです。もちろん、現場監督さんがしっかりしていれば問題はないのですが・・・・・。
私の実家は電気工事を請け負っている仕事をしています。昔の話ですが「あの現場、電気の配線をしていないのに壁や天井の下地の石膏ボードを貼ってしまった」なんて話を父から時々聞いたことがありました。また、請け負いのせいか判りませんが、俺が一番偉いんだ!下職人のあんたらは俺の仕事の邪魔をするな!といわんばかりの態度をとる大工さんもいたそうです。本当は腕の良い大工さんだと思いますが、このような請け負いの仕事を続けていると、せっかくの腕が悪くなってしまうといったジレンマに陥ってしまうのかなぁと思います。これらは日本の住宅業界の受注件数重視、短納期、コストダウンという流れを産んでしまっているんでしょうね。
さて話を元に戻しますが、我家を建ててくれた工務店さんの大工さんは請け負い制でなく、工務店さんの社員、つまりサラリーマンなんです。よって何かトラブルが発生すると現場監督も兼任しているので当然のことながらの大工さんの責任になってしまいます。よって仕事に対する責任感も強くなり、他の職人さんとのトラブルも非常に少ない。また少々の追加工事の判断も、ある程度大工さんに任されているので何かあっても相談し易い。と施主にとっては非常にありがたいことでした。
さてさて大工のTさん、仕事は一流、細かいところまで丁寧に仕上げる、また私達の提案はもちろん、逆に私達が思いもしないアイデアを提案してくれるなど、施主とのキャッチボールをうまくこなしてくれる一方で、お人柄はとても温和で、けれども後輩の大工職人には厳しいけれど、大の甘いもの好き、使用する鉛筆もこだわる(vol.59をご参照下さい)等々、よくぞ我家をここまでこだわって仕事をしてくれたと感謝×2です。
我家には、この大工さんが作った「匠の一品」が数種類あります。これらはまた後日ご紹介いたします。
それにしても、中島誠之助先生のお言葉ではありませんが「いい仕事してますねぇ」
それでは次回も宜しくお願いします。
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みなさん、こんにちは。栗きんとんです。
「家の値段とは」をテーマに私達夫婦が体験したお話を含めながら考えてみましょう。
早速ながら私達夫婦が体験した大手ハウスメーカーさんのお話を一つ。
それは業社選択もかなり絞られたそんな折、嫁さんの知り合いが、ある大手ハウスメーカーさんで建てたらしく、嫁さんの制止もむなしくその場で営業の方へテレホン。そしたらその日の夕方に我家へご訪問となりました。
さすが大手ハウスメーカーさんですね。例えば住宅展示場へ見学に行って、ちょこっと建てる時期や希望予算をアンケート用紙に記入して家へ帰ったら、見学した住宅メーカーの営業マンが家の玄関前で待っていたなんて噂を聞いたことがあったんですが、本当にあるんですねぇ。
でも、こられた営業の方は大変人柄も良く、うちらの希望する条件をきちんと理解して頂けました。そんな訳で、取りあえずラフプランと見積りをお願いしました。
我家の場合、自然素材を可能な限り用いることが条件の一つでしたので、これがまた大変。通常の住宅では集成材が主体になるので、大手ハウスメーカーさんにとっては規格外仕様になっちゃいます。
規格外仕様なので当然、建設コストはグーンとUP!それでも大手ハウスメーカーさんは是が非でも受注したいから、「我が社で建てると住宅ローンの金利が安くなって十数年後にはこれだけお得になりますよ」とメリットを教えてくれたり、ある日の打ち合わせのとき、担当の営業の方とお話していたら我々の脇を行ったり来たりする方がおられるなぁと思ったら、その方が営業所長さんでして突然、「今ご契約していただけるとうちの営業所の営業成績が全国で1位になるんです。ですから前向きにお願いします」な~んて。
こちらにしてみれば「住宅ローンで戻ってくるぶん安くして欲しいし」また「こっちは一生に一度の買い物なんだから、営業所の成績なんて持ち出さないで欲しい」・・・・・・・。
でも、営業の方は私達夫婦の希望を叶えられるようなプランを毎日残業で一生懸命頑張ってくれてるんだろうな・・・・・・・。
なんか、ハウスメーカーさんの裏の姿が見えた思いでした。
で、結局どうなったかと言うと、ハウスメーカーさんが提示した家の間取りのプランの検討中に私達が設計担当の方に、「掃除機は1階のどこに置くんですか?」「エアコンは何台必要なんですか?」との質問に、返答が「掃除機は2階に置くという前提で・・・・・」「エアコンは10台は必要かと・・・・・・」
この返答の掃除機の回答に嫁さんはピキッ!と切れたのと、私は「どうやったらエアコン10台もいるんだ?」と私もピキ・ピキッ!と切れまして、あえなくハウスメーカーさん撃沈となりました。
ハウスメーカーさんも大変だなぁと感じた出来事でした。
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我家の裏の田んぼで獲物を探しているシロサギを見る事ができました。
ローカルですねぇ。
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