ひまわり通信

「ひまわり」という風変わりな名の家。スローライフ、ロハス的ともいえるの~んびりした光景をお伝えします。

「ひまわり通信」vol.59 「鉛筆」

2008-08-06 17:02:47 | ノンジャンル

我家がまだ建設中だったある日の出来事。

大工さん:「栗きんとんさん、この鉛筆使います?」

栗きんとん:「あっ!この鉛筆、製図用のお高い鉛筆じゃないですか」

大工さん:「安い鉛筆だとすぐ芯が折れちゃんですよね。だから少し高いけどこれを使っているんです。」

栗きんとん「大工さんも中々こだわってますねぇ・・・・」

さてさて、このマニアックな会話・・・・・・・。
いったい何のこっちゃ?ですよね。

我家を建ててくれた大工さん、実は年齢が私と同じ30代で、現場にお邪魔しても嫌な顔ひとつも見せず、礼儀正しい、それに仕事は丁寧と。とても尊敬でき、同じ年代ということもあり、とてもフレンドリーな方です。

大工さんにとって鉛筆はカンナ、のこぎり、ノミ、金づち、墨壷と同じくらい大切な道具の一つです。

文房具全般にも言えることですが、鉛筆にもブランドがあり、鉛筆を愛用する人はブランド、芯の硬さ、もった感触などにこだわりを各々もっています。そして、○○派な~んて派閥までできちゃうほど奥深~い世界なのです。

男性は何故か文房具に執着する人が多いんです。私もそのひとりかな・・。男性向けの雑誌にも”MONOマガジン”というのがあるくらいですから。

それでは鉛筆の代表的なブランドをご紹介しましょう。



一番上から

ステッドラー(ドイツ):ルモグラフ
三菱鉛筆(日本):ハイ・ユニ
トンボ鉛筆(日本):モノ100

もっと種類はあるんでしょうが、入手し易い鉛筆の中ではこの3品が代表選手かな?と思ってます。
お値段も1本150円~200円ぐらいと、百円ショップで5本まとめて100円とかで売っているこのご時世で、このお値段はとてもセレブリティーな商品です。

書き味はやはり百円ショップで売っている鉛筆とは全然違います。硬さといい、滑らかな書き心地。やっぱり、製図用は違います。

メーカー差は、微妙ですが書き味は違いますね。

ここで、最初の大工さんとの会話に戻りますが、大工さんは三菱鉛筆”ハイ・ユニ”派、私は三菱鉛筆”ハイ・ユニ”も好きですがステッドラー社の”ルモグラフ”かなぁ・・・です。

芯の硬さは”2H”くらいですね。これは大工さんと同じ。

鉛筆の場合、製図のように細かい線を書くときは2Hぐらいでないと何かシックリといかないんですよね・・・。

ちなみにシャープペンシルの場合の芯の硬さは”HB”と”H”の中間の”F”を愛用しています。

少し話が脱線しますが、シャープペンシルを買うと必ず”HB”の芯が入っているんですよねぇ・・・・。”HB”を使用しない私にとっては別に芯を入れ無くてもいいんじゃないか。といつも思ってます。

さて鉛筆を愛用する人にとって、ちょっとした悩みは鉛筆がチビてくる(短くなる)と使い難くなることです。大工さんもチビた鉛筆だとポケットから落としたりして無くすことが多いんですって。

そこで、世の中にはちゃーんとした便利な道具があるんですよねぇ。



その名も”ペンシルホルダー”。チビた鉛筆をホルダーの先っちょに挟んで使用します。

写真のペンシルホルダー、知る人ぞ知る、鉛筆の代表選手にもあったドイツ製のステッドラー社の一品でございます。ホルダーには鉛筆の芯の種類を表示できるようになってますし、クリップも付いているので、ポケットに引っ掛けることもできます。お値段はちょっとお高いですが定価で2000円弱です。でも、さすがドイツ製、適度な重さでシンプルなデザイン。文房具マニアにはたまりません・・・・・・・。

そこで、大工さんが少しでも愛用する鉛筆が長く使えるようにと、我家が完成したときにプレゼントしました。きっと、大事に使ってくれているんだろうなぁ・・・・・・。

鉛筆つながりでもう一つ。

 

先日、無印良品で買った鉛筆削りです。シンプルなデザインでとても気に入ってます。お値段は税込みで1575円です。

今、今回紹介した鉛筆を使って秘密プロジェクトが進行中です。詳細はいつになるか・・・・・。

でも紹介できるのかなぁ・・・・・・。

それでは!次回もよろしくお願いします。

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