みなさん、こんにちは。栗きんとんです。
我家は「可能な限り自然素材を使用すること」とお話していますが、これを実現するきっかけになった雑誌があります。
その名も「チルチンびと」。ちょっと風変わりなネーミングの雑誌です。
「チルチンびと」のタイトルはアメリカ・アリゾナ州に住むナバホ族が住む地名に由来し”チルチン”とはナハボ族が夏ののどの渇きを癒す薬草、”び”は接続詞、”と”は水をあらわしているそうです。つまり「心の渇きを癒すことのできる家、ライフスタイル」かな?
さてマイホームを建てるにあたり、どうしてもハウスメーカーさん、工務店さん主導の進め方に陥るのが嫌でしたので、いろんな住宅雑誌を読んではちっちゃい脳みそを刺激しながら素人ながらお勉強してまいりました。
ところが自然素材、国内産の木、体に優しい家を追い求めていくうちに、頭の中が飽和状態になったのもあるでしょうが、何か目標地点がぼやけてしまう感じがするようになりました。「本当に健康な家とはなんだろう?」と・・・・・・・。
そこで、「えーい仕切り直しじゃ!」というなかで、雑誌「チルチンびと」と出会いました。この雑誌、書店での陳列棚がA店では住宅関係、B店は雑誌「天然生活」といったライフスタイル関係の書棚にあったりと分野がはっきり区別できないちょっとマニアックなものでございます。でもこの雑誌に出逢ったことがこの後の家作り実現へ大きな影響をもたらしてくれました。
特に、いま問題視されているシックハウス症候群の原因を細かく追求する取り組みが強烈に心を鷲掴みにされました。ここまで健康住宅を追求する内容を書いた雑誌は「チルチンびと」だけだと思います。
「チルチンびと」には「チルチンびと”地域主義工務店”の会」という「チルチンびと」が掲げる”健康な家”を追い求めていこうと立ち上がった全国の工務店の集まりがあります。
我家の工務店さんも「”地域主義工務店”の会」の登録ビルダーで地元産の木材、紙、土・・・・とこだわりながら”健康な家”を追い求める取り組みをしておられます。さらに、工務店さんと一緒に仕事をしてくれる建築家Tさんとの出会いも工務店選択の決定打になりました。
このような取り組みを行うこの工務店さん、年間着工戸数が何と4件。大工さんが2グループに分かれて工事していくため、工期は約半年。しかも順番待ち。最初の打ち合わせから約3年がかりで我家は完成しました。
建物が完成後、我家でもシックハウス症候群に関わる化学物質の測定を実施し、全く健康には害の無い測定結果が得られています。
以上、文字だらけの内容になってしまいました。<(_ _)>
それにしても、完成するまでにいろいろあったなぁ・・・・・。
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