ひまわり通信

「ひまわり」という風変わりな名の家。スローライフ、ロハス的ともいえるの~んびりした光景をお伝えします。

「ひまわり通信」vol.74 家の値段とは①

2008-08-23 22:12:45 | マイホーム

みなさん、こんにちは。栗きんとんです。



「家の値段とは」をテーマに私達夫婦が体験したお話を含めながら考えてみましょう。

早速ながら私達夫婦が体験した大手ハウスメーカーさんのお話を一つ。

それは業社選択もかなり絞られたそんな折、嫁さんの知り合いが、ある大手ハウスメーカーさんで建てたらしく、嫁さんの制止もむなしくその場で営業の方へテレホン。そしたらその日の夕方に我家へご訪問となりました。

さすが大手ハウスメーカーさんですね。例えば住宅展示場へ見学に行って、ちょこっと建てる時期や希望予算をアンケート用紙に記入して家へ帰ったら、見学した住宅メーカーの営業マンが家の玄関前で待っていたなんて噂を聞いたことがあったんですが、本当にあるんですねぇ。

でも、こられた営業の方は大変人柄も良く、うちらの希望する条件をきちんと理解して頂けました。そんな訳で、取りあえずラフプランと見積りをお願いしました。

我家の場合、自然素材を可能な限り用いることが条件の一つでしたので、これがまた大変。通常の住宅では集成材が主体になるので、大手ハウスメーカーさんにとっては規格外仕様になっちゃいます。

規格外仕様なので当然、建設コストはグーンとUP!それでも大手ハウスメーカーさんは是が非でも受注したいから、「我が社で建てると住宅ローンの金利が安くなって十数年後にはこれだけお得になりますよ」とメリットを教えてくれたり、ある日の打ち合わせのとき、担当の営業の方とお話していたら我々の脇を行ったり来たりする方がおられるなぁと思ったら、その方が営業所長さんでして突然、「今ご契約していただけるとうちの営業所の営業成績が全国で1位になるんです。ですから前向きにお願いします」な~んて。

こちらにしてみれば「住宅ローンで戻ってくるぶん安くして欲しいし」また「こっちは一生に一度の買い物なんだから、営業所の成績なんて持ち出さないで欲しい」・・・・・・・。

でも、営業の方は私達夫婦の希望を叶えられるようなプランを毎日残業で一生懸命頑張ってくれてるんだろうな・・・・・・・。
なんか、ハウスメーカーさんの裏の姿が見えた思いでした。

で、結局どうなったかと言うと、ハウスメーカーさんが提示した家の間取りのプランの検討中に私達が設計担当の方に、「掃除機は1階のどこに置くんですか?」「エアコンは何台必要なんですか?」との質問に、返答が「掃除機は2階に置くという前提で・・・・・」「エアコンは10台は必要かと・・・・・・」

この返答の掃除機の回答に嫁さんはピキッ!と切れたのと、私は「どうやったらエアコン10台もいるんだ?」と私もピキ・ピキッ!と切れまして、あえなくハウスメーカーさん撃沈となりました。

ハウスメーカーさんも大変だなぁと感じた出来事でした。



●旦那のブログ:ひまわり通信(http://blog.goo.ne.jp/koume-hana/
○奥様のブログ:そら豆堂日誌(http://blog.goo.ne.jp/mamekichiazukikoyuki/






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