ミニ 家出少年

　　　昨日、夕方、５時３０分くらい、あたりは、うす暗くなりかけ。

　　　家で少年を、見つけました。

　　　我が家の玄関の前を、１台のごろごろ足動車に乗った少年、発見

　　　「何処に、いくの？」と、聞くと、「あっち」　と、指さしました。

　　　「ママんとこ」

　　　　「お名前は？」　　「たーくん」

　　　　３歳　？　　４歳？　　

　　　　お家に帰ろうか、といっても、どんどん、進みます。

　　　　お家はどこかきくと、反対方向をさします。

　　　　あたりは、暗くなるし、海は、近いし。　　私は、そのこの後をずーっと、ついていきました。

　　　　２０分くらい、つきあって、５００ｍくらい歩きました。

　　　　軽ワゴン車にのった、おばあちゃんが、さがしにきてくれて、無事、家で少年は、保護されました。

　　　　いちおう、おばあちゃんになる人、知ってる人でしたが、そんなに、話したこともないかた。

　　　　すみません、の一言だけで、なんの、いいわけもなく、なぜこのようになったのかも、

　　　　なーんにも、はなさず。

　　　　私が、２０分もみててあげたことも、わかってないと思う。

　　　　ちょっと、さみしい気がしましたが、私は、児童民生委員なので、

　　　　そんなふうに、思っては、いけない。　　っと、思いなおしました。

　　　　民生委員じゃ、なくても、この場合、ほっとけないですよ。

　　　　海が、あるんだもん。