青山の昼と千駄木の夜

都内会社員の日記です

ブログのお引越し

2009-01-27 00:29:59 | Weblog
というわけで、iPhoneからも投稿できるアメーバブログに引っ越すことにしました。
http://ameblo.jp/fwic7889/
アメーバは常に広告が表示されるのが見苦しいですが、しかしあちらも商売ですからね。やむなし。

これで更新頻度があがるようにがんばります。

引き続きよろしくお願いします。

星新一 ショートショート

2009-01-13 21:24:17 | Weblog
最近家に帰るのが早い日が多くて。。。
こういう時に英語の勉強をするぞ!といいつつも家で飲んだくれるのは危険な兆候ですな。

小学生の頃好きな作家は「星新一」でした。
父親が全集(というほどでもないか)持っていたので、暇つぶしによく読んでいたものです。
内容は現代版イソップ童話ですね。あるいは千話一夜物語。別に感動するとか、新しい知識を得るとか、そういった作品ではないですが、皮肉の効いたすこしシニカルな物語を無数に残した作家です。

エッセイで読んで覚えているのですが、氏は自分の作品を色あせさせないことを意識して著述しています。時事問題を書かない、年号を書かない、名称は抽象的(Y氏とか)等々。おかげて今読んでも氏の作品は全く色あせていない(はず)。
はず、と書いたのは最近は氏の作品はあまり読んでないのです。あまり熟読する手の作品ではないので。
その代わり、NHKで星新一ショートショートと題して5分ほどの短編ドラマを毎週やっているのをたまに観ます。
このドラマを作っている人は本当に星新一が好きなんだろうな、という作品が多いです。

僕が好きな作品は「ボッコちゃん」。エンディングのシニカルさが好きです。

NHK「星新一 ショートショート」http://www.nhk.or.jp/hoshi-short/

ところで、最近gooブログを止めて別のブログにしようかなーと。
なぜなら、iphoneから投稿できないから。
先輩がモバイル(w-zero3)から投稿しているのを見ると、なぜこれがgooブログでできないんだ!と憤り。

悩み中です。

スペースシャトルの落日

2009-01-11 14:27:54 | 書評
最近あまり本を読んでないなー、と思ったら、「サカつくDS」のせいですね。
さすがにメッシとデルピエロとネドベドを獲得して、全タイトルを獲得した時点で止めることにしました。これ以上やると中毒になりそうなので。
余談ですが、これ以上に面白かったのが「プロ野球チームをつくろうDS」ですね。僕の楽天はキャッチャー野村、クリーンナップは長嶋・王、エースは岩隅と田中。過去現在の選手をドラフト等で獲得して強いチームを作っていくのですが、これは面白かった。中毒化してしまいました。贔屓のチームが弱い(楽天の)方はぜひどうぞ。


さて最近読んだ本で面白かったもの。
「スペースシャトルの落日」
「チャレンジャー」「コロンビア」という大事故を2度も起こしたスペースシャトルですが、本書ではスペースシャトルは設計構想から根本的な誤りを犯しており、事故は不可避であったこと。更にこの誤りのために宇宙開発は長い停滞期に入っていること、などを述べています。

確かに宇宙に行くロケットにスペースシャトルのような“翼”は必要ないですね。冷静に考えれば。

僕が生まれたのはアポロ計画で人類が月に行った後でしたが、大人になったら宇宙旅行くらい簡単に行ける、と思ってましたね。生きている間にそんな時代が来るといいな。
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神を呪う!?

2009-01-06 21:29:16 | Weblog
今日から仕事です。頑張っていきましょう。

が、ブログは帰省先のお寺の話。
例年、初詣は広田神社に行っていました。ファンならご存知、阪神タイガースが毎年必勝祈願する神社ですな。
昔タイガースが弱かったころは「効果あるんかい!」というような罰当りな暴言を受けておりましたが、最近はすっかり改まって、参拝客も増えているとかいないとか。

で、毎年ここだと芸がないので、今年は近所の山(甲山)の山中にあるお寺に行ってきました。
名前がなんと「神呪寺」。

なぜこんな名前なのか?神仏判然令の影響か?それとも・・・・?、と色々勘繰りたく名前です。

なぜ?なぜなのかっ!?気になりますね。
その謎を解き明かす前に、山頂からの写真を。





というわけで、非常に風光明媚、阪神の町並が一望できる気持ちの良いお寺です。

それでは謎解き。
ここは真言宗のお寺なのですが、「神呪」(じんしゅ)とは、真言とほぼ同義で、仏の真の言葉という意味があるそうなのですな。

開基は相当古く、鎌倉時代末期の禅僧、虎関師錬の『元亨釈書』「如意尼伝」に神呪寺の開基について、記載があります。
(「神仏判然令」とか言っていた自分が恥ずかしい)
これによると、神呪寺は第53代淳和天皇の第四妃(後の如意尼)が開いたとされます。淳和天皇第四妃は、念願であった出家するために天長5年(828年)にひそかに宮中を抜け、今の西宮浜から甲山へと入っていき、この時、妃は空海の協力を仰ぎ、これより満3年間、神呪寺にて修行を行います。
天長7年(830年)に空海は本尊として、山頂の巨大な桜の木を妃の体の大きさに刻んで、如意輪観音像を作ったそうです。
一説によれば空海が唯一愛した女性が妃であるという人もいるそうで。

空海という人は僕にとってあまりに理解を超えた人で、書物を読んでも読んでも全く近づけない人ですが(そこが大変魅力的でもあるのですが)、その空海にも「男女の愛」というものがあったのかと思うと、多少微笑ましくあります。