ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

日本の失敗 鉄腕アトムの呪縛

2021-01-07 12:01:48 | 本を出す

JAPAN AS №1

そんな時代もあったねと

バブル崩壊からありとあらゆる分野で転がり落ちた感のある日本。

お家芸とも言えたハイテク分野も結局取り残された。

その典型がロボット分野。

各国がそれぞれの目的に特化したロボットを次々に生み出したのに比べると日本は何に金と労力を注ぎ込んだのか?

ペッパー君に代表される人型ロボットだ。

受付の挨拶程度しか出来ない役立たずではないか。

設置当初はそれ目当てで訪れる客もいたが今じゃあ片隅に置かれたまま。

渋沢栄一や夏目漱石のロボットも作られたがあれも見世物小屋のレベルで日本の技術力の賜物とはお粗末すぎる。

貧すれば鈍する、まさにこれだ。

マスコミもガラクタを持ち上げるばかりで批判する論調は皆無だった。

何故この様な事態に陥ってしまったのか。

鉄腕アトムを初めとする多くのロボットキャラクターのせいだろうなあ。

ロボット=アトム

この構図から思考が抜け出せなかったから未だに人型ロボットに固執する。

キャラクター大国日本のような状況ではない他国は自由にロボットを作る事が出来た。

先ず人型ありきでは無いから目的に応じて設計したのであるよ。

典型的なロボットは四足歩行型でこれ日本人には絶対浮かばないアィデア。

キャラ大国の弊害がまさかこういう形で現れるとは…


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