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ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

田舎暮らし 別荘の問題点

2020-10-13 10:25:19 | 田舎暮らし

別荘地は地元集落とは隔離されている。

町会費等勿論払っていない。

これがまた問題となる。

「年に数回しか来ないのにそんなもん払えるか!」

が別荘族の言い分。

「住んでいる人がいるんだから払え」

が地元民の言い分。

ゴミ捨てはこれまた対立の火種。

地元民は別荘からゴミが持ち込まれるのを拒む。

たまにしか来ない人は持ち帰ればいいが住んでいる人には大変な問題である。

本来ゴミの収集は自治体なので別荘族を除外するのはおかしい。ましてや少ないながらも固定資産税は払っている。住んでいる人は住民税も払っているからなおさらだ。

しかし地元住民は別荘から出るごみを拒否するのだ。

水道費に関しては以前から問題視されてきた。

別荘族の負担を極端に重くする例があるからだ。

「何故たまにしか使わないのに地元民より遥かに高い料金を払うのか?」

別荘族の言い分。

「たまにしか使わなくても維持管理費はかかる。水道料金の支払いが殆ど基本料しか掛からない別荘が地元家の数十倍も存在していては地元民が別荘の為に負担する割合が高くなる。だから別荘は使用料金を高くするんだ」

地元民の言い分。

歩み寄る事は難しい。

 

 


田舎暮らし 別荘地には注意!

2020-10-12 11:45:34 | 田舎暮らし

昨日述べたように別荘地は問題が多い。

きちんと管理されている”生きた”別荘地でも地元との関係性は調べた方が良い。

よく取りざたされるのが消防団である。

田舎の防災は自治組織である消防団が請け負っている。

一定の年齢は基本的に強制加入が原則だ。

人間関係がかなり厳しく移住者には辛い組織である。

大会に向けての猛訓練もあり肉体的にも辛い。

40過ぎで消防団活動を初めてやるのは大変なのだ。

そこで免除を申し出る人もいるのだがその場合は金で納めるのが一般的だ。

消防団にも入らない金も払わないとこう言われる。

「おめえんちが燃えても消しにいかねえからな!」

まあ実際にはそんなことをすれば懲罰問題となるから単なる脅しだが嫌な言い草である。

別荘地に住んで消防団に入る人はほぼいない筈だ。

だから下の集落の人は文句たらたらだ。

自分達は汗の一滴もかかず金も払わずオラ達に危険な消防作業をやらせるのかと。

 


田舎暮らしで失敗

2020-10-11 11:26:37 | 田舎暮らし

新聞の夕刊に別荘地の問題が載っていた。

管理費を巡って住人と管理会社の訴訟沙汰が頻発している。

田舎暮らし情報誌では別荘暮らしというジャンルがある。

別荘地ならば煩わしい地元民との付き合いは不要で都会的なドライな対人関係で済むから楽だというのだ。

何故このような需要が生まれたか想像するに容易い。

財布や預金通帳が何処にしまってあるかを皆が知っている様な、子供の成績や妻の体脂肪値を皆が知っている様な異常ともいえる濃密な関係は移住者には耐えられない。

長年都心のマンションで暮らして来た人には地獄である。

そこで管理費さえ払えばそれなりに田舎暮らし、自然暮らしが出来る別荘地は需要が高いのだ。

別荘には数次のブームがあった。

大きな物は高度経済成長時代、それとバブル期だ。

50年前に分譲された関東近郊の別荘地は所有者もそして管理会社も転々として権利関係が訳解らん状態の所が多い。

地元自治体も匙を投げてしまい固定資産税の徴収もされない。

そんな負の遺産となった別荘地も未だに売られているから驚く。

100坪で300万円等と広告がくだんの田舎暮らし雑誌には載る。

それを見た都心の人は驚く。

100坪を300万円で買えるのかと…

地元では実勢価格ゼロである。

当たり前だ。

山の中の100坪等利用価値もない鼻くそなのだ。

それでも引っ掛かる人はいる。