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ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

腹が立って仕方ないが…気の毒に思うベトナム人ナシ大量盗難、農家の願い2人逮捕…どんなに生…

2021-01-20 12:15:39 | 田舎暮らし


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210120102419

技能実習生と言う名の現代の奴隷制度。

勿論全てがそうだとは言わないが彼ら実習生が大借金を背負い日本へやって来る状況に変わりはない。

最初の段階で彼らを食い物にするのは母国のブローカーつまり同朋だ。

しかしその制度を作ったのは紛れもなく日本社会、若者がやりたがらない仕事をこいつらにさせようという差別意識の発露なのだ。

最初から馬鹿にしているから粗末な扱いしかしない。

そんな雇い主の日本人を好きになる訳が無いしましてや尊敬など絶対にしない。

それでいいのかよ。

折角日本に来た彼らを日本嫌いにしていいのか?

これこそ草の根交流だろ?

人を見くびってこき使うのは禍根を残すよ。

 


地獄の田舎暮らし 廃村に住んだら

2021-01-09 12:34:46 | 田舎暮らし

廃村の定義という物ははっきりとない。

集落から人が居なくなり山に返ってしまった無人地帯と思う人が多いだろうが決してその様なものでもないのだ。

地域で廃村と認識されている地区に入ると道は普通にあるし家も屋根が潰れた様な家ばかりではない。

田畑も放棄されておらず爺婆が働いている。

しかしここは廃村なのだ。

過疎が進むと残った人たちが集団で下の街へ移住するのは珍しくない。

その時に廃村となる、つまり行政区分では〇〇集落という概念が消えるのだ。

ダムの底に沈んだから廃村という訳では無いのである。

廃村になったらかなりの部分で行政サービスが受けられなくなるがだからと言って道が山に戻るという事はないし電気もそのまま。

爺婆は下の街から農作業に来るし、中にはそのまま元の家に住む人もいる。

この例は”ポツンと一軒家”に幾らでも出て来るあれなのだ。

その廃村にわざわざ移住する人もいる。

以前取材した人は廃村の家を買い取り改築して民宿を始めた。

年の離れた若い奥さんと二人で気持ち良い宿を営んでいた。

10年程後、たまたまその地区を訪れる機会があって民宿に立ち寄ったが営業は止めていた。

慣れない山暮らしと商売に奥さんが精神を患い入院してしまったのだ。

男の夢とロマンが妻の負担と苦痛になる。

田舎暮らしでは時々聞く話である。

 


日本最強の田舎はここだ!

2020-12-27 13:34:25 | 田舎暮らし

田舎の定義と言う物はない。

タイムリーな話題に合わせると漫才の定義はないような感じか。

個人的には色々あるだろう。

高速道路が無い、新幹線が無い、携帯が使えない、山しかない、海しかない、野生動物が庭にいる、コンビニがない、訳の解らない祭りがある。

文化面で述べると直ぐに差別だとか五月蠅い昨今だが敢えていうとやはり文化の香りが薄いという感じはする。

しかしこれは簡単に言うと情報の乏しさと都からの距離の問題なんだな。

京都が都だった頃は日本海側は北前船の影響で非常に文化的に豊かな所が多かった。

それは東北地方でも同じだが北東北となると流石に遠くて田舎感が強くなる。

江戸時代でも北東北は未開の地と認識されているのであまり取り上げられる事は無い。

雪深い新潟県の山間部は北越雪請が江戸でベストセラーになった事からその生活が知られるようになった。

北東北はそれがない。東京が首都になっても奥羽列藩同盟の関係で不遇な立場のまま大田舎としての認識だった。

しかし実際には東京との距離が西日本に比べれば近いので関係性は深くなっていったのである。

実際に東北は東京に常に意識があり標準語の勉強も当たり前だった。

「私の言葉は解るでしょう」

と老人が胸を張っているのを以前はよく見かけた。

きちんと標準語の勉強をしているから単なる田舎者じゃないと言いたいのだ。

その点で言えば山陰や九州の人の方が田舎者なのである。

東京からの全中ニュースも東北発が非常に多い。比べると九州発とはかなりの差がある。

つまりそれほど東北は東京に近いという事なのだ。

だから若者はどんどん東京に吸い込まれていく。東京の磁力は強いからなあ。

 


地獄の田舎暮らし 子供編

2020-12-14 12:17:13 | 田舎暮らし

子供にとって田舎程環境の良い所は無い。

だから父親が勝手に移住を決断しても子供は幸せだ!!

っと親父は思うしまたマスコミもこの手の論調を述べる。

しかしそうとも限らないぞ。

子供には子供のコミュニティーが存在するのに全てが親に帰属すると考えるの間違いだ。

何カ所かでそんな子供たちを見てきた。

八ヶ岳方面に移住した親子、兄は中学3年生。

いきなり森の中の一軒家での暮らしとなったが友達はいないし、学校は遠いし、同じ年ごろの子供も少ない。

親父は田舎暮らしを満喫、家の普請や山歩きを多いに楽しんでいる。

しかし、孤独になった長男は一人暗い顔をしていた。

可哀そうだなと感じたが彼は今どうしているんだろう…

テレビじゃあ小さな兄弟が自然の中で野生児の如く駆け巡る映像ばかりが出て来るが現実はそうでもないんだよ。

「こんな所嫌だ…帰りたい」

そういう子供達の声は全く消されてしまうんだ。

 


妻には過酷な田舎暮らし

2020-12-07 12:08:40 | 田舎暮らし

夫は好きな事をするために移住したから少し位不便な事があっても納得している。

しかし付き合わされる妻は全く違う。

虫がいるだの寒いだのは我慢が出来る気楽な問題だ。

厄介なのは人付き合い。

いきなりやってきてお茶を飲みながら長居をする客あしらいは大変だ。

帰らないのだ、年寄りは暇だから。

家事がある主婦の都合などお構いなし、朝やっと帰ったかと思ったら昼も来るなんて珍しく無い。

だって年寄りは暇だから、話相手が欲しいのだ。

もっと厄介なのが婦人会、これが定期的に色々な事をやる。

盆踊りだ、祭りの出し物だと忙しい。

中でも月一の定期会合が難関。

或る移住者が初めて月の当番になった時の事だ。

会合ではみんなでカレーを食べるのが習わしだった。

そこで移住者夫人は何時も自分の家で食べているカレーを作った。

高めのルーを使い、具を煮込んでとろとろにした自信作だ。

しかし…

「これはオラ達のカレーじゃねえ!」

婦人会のラスボスは味見をすると血相を変えた。

カレーは捨てられ新たに作り直しを命じられたのである。

地域のカレーは安物のルーを使い具はガリガリと音を立てて食べるようなカレー。

それ以外を他所者が作って出すなど許されない行為だったのだ。

この一件以来移住者夫人が地域の人と距離を置いたのは言うまでもない。

離婚したかどうかは知らないが夫の決断は妻の不満になったのだ。