『Party in Preparation』(Jackさん)の記事
(前略)
そのネット中継を見ていて今回も気になったのが応援掲示板への投稿で、
取材記者も含め多くの人が、目の前で繰り広げられた逆転劇を
「世紀の」とか「歴史に残る」、「奇跡の」といった惹句めいた言葉で
形容していたこと。
渡辺明竜王が指摘している通り、逆転ということで言えばあの程度の逆転は
プロでも珍しいことではない。
こういう形容詞は真にその言葉に相応しい名勝負のためにとっておくべきだろう。
ただし、今回の逆転劇は(これも渡辺竜王が的確に述べている通り)、
森内、羽生と役者が揃った名人戦という大舞台で起こったという点では
特筆に価する。
また「熱戦」であり、「激闘」であったことも確かで、
われわれの記憶に長く留まることは間違いない。
このほかにもう一つ「名局」という言葉も頻繁に使われるが、
この言葉にいたっては軽々に使うべきでないと思っている。
ましてわれわれアマがプロの将棋を「名局」かどうか評価することは不可能である。
プロ高段者が、両対局者の読み筋を丁寧にたどり、
双方に見損じ、見落としなどがないこと、
互いに最高度の技術を駆使して戦ったことなどを確認した上で、
はじめて「名局」の名を与えることができる。
今回の名人戦第3局は羽生にとって(それは羽生ファンにとっても)
会心の逆転劇ではあったが、序盤で形勢が一方に偏り、
また終盤先手に大きな見落としがあり、
と決して名局といえる内容ではなかった。
「名局」という言葉、
こと将棋に関してはこれに優る褒め言葉はないのであり、
それを貶めるような軽々しい使い方は慎もうではないか。
『Party in Preparation』(Jackさん)の記事
『名局は大切に』より
ほんと、いい文章ですねぇ~~~。
将棋界の雑誌を見ると、必ず
『天才』とか『名局』とか言う言葉に
お目にかかる。
しかも『毎月かかさず』である。
※週刊将棋に至っては
(※週刊将棋・・・・・・・・・・
ネットの情報に押されつつも、内容の面白さで
今もなんとか残っている将棋新聞。
将棋漫画の絵のねたに使われることも
たまに・・・・・・。
将棋の新聞・駅コンビニなどで1週間に1回発売。
ローソンの店員さんが
スポーツ新聞に分類するか
レジャー新聞に分類するか
よく迷う新聞でも有名??300円。)
ほぼ毎週か2週にいっぺんかに出てくる、
『名局』っ。
じゃあ、代わりにどんな言葉を
『褒め言葉』として用意できるかが、物書きの力量だと
思うのですが・・・・・・・。
結論から言おう。
名局の代わりの言葉が
無い・・・・・・に等しい状態だ。
確かに
『好局』
『熱局』
などを使ってもいいのでしょうが、
どーもしっくりいかない。
しかし、名局という言葉を使う程の、
「両者苦しい」って感じの「伯仲する勝負」でもない。
となるともう『名局』の上に『スーパー名局』とか
つけないといけないのですが・・・・・・・・・・。
困ったもんだ。
もう、『真の名局』は『神局(しんきょく)』としか
褒めようがない。
後、聖なる局『聖局』とか
熟練、練達の技が冴え渡る
『熟局(じゅくきょく)』『練局(れんきょく)』とか
やっぱもう、漫画「美味しんぼ」みたいに
『究局』(究極の名局)
『至局』(至高の名局)
まで作らないといけないのかもしれん・・・・・・・。
ふうっ・・・・・・・・。
こうして見ると、
将棋の褒め言葉の『語彙』って、
意外と不足しているのかもしれん・・・・・・・・。
そろそろ、代案・試案・試作品でも作ってやらねばならんかのぉ~~~~
(笑)
PS・こてくん的には
相手を黙らせるくらいに完勝する
『黙局』(もっきょく)が好きですねっ(笑)
(前略)
そのネット中継を見ていて今回も気になったのが応援掲示板への投稿で、
取材記者も含め多くの人が、目の前で繰り広げられた逆転劇を
「世紀の」とか「歴史に残る」、「奇跡の」といった惹句めいた言葉で
形容していたこと。
渡辺明竜王が指摘している通り、逆転ということで言えばあの程度の逆転は
プロでも珍しいことではない。
こういう形容詞は真にその言葉に相応しい名勝負のためにとっておくべきだろう。
ただし、今回の逆転劇は(これも渡辺竜王が的確に述べている通り)、
森内、羽生と役者が揃った名人戦という大舞台で起こったという点では
特筆に価する。
また「熱戦」であり、「激闘」であったことも確かで、
われわれの記憶に長く留まることは間違いない。
このほかにもう一つ「名局」という言葉も頻繁に使われるが、
この言葉にいたっては軽々に使うべきでないと思っている。
ましてわれわれアマがプロの将棋を「名局」かどうか評価することは不可能である。
プロ高段者が、両対局者の読み筋を丁寧にたどり、
双方に見損じ、見落としなどがないこと、
互いに最高度の技術を駆使して戦ったことなどを確認した上で、
はじめて「名局」の名を与えることができる。
今回の名人戦第3局は羽生にとって(それは羽生ファンにとっても)
会心の逆転劇ではあったが、序盤で形勢が一方に偏り、
また終盤先手に大きな見落としがあり、
と決して名局といえる内容ではなかった。
「名局」という言葉、
こと将棋に関してはこれに優る褒め言葉はないのであり、
それを貶めるような軽々しい使い方は慎もうではないか。
『Party in Preparation』(Jackさん)の記事
『名局は大切に』より
ほんと、いい文章ですねぇ~~~。
将棋界の雑誌を見ると、必ず
『天才』とか『名局』とか言う言葉に
お目にかかる。
しかも『毎月かかさず』である。
※週刊将棋に至っては
(※週刊将棋・・・・・・・・・・
ネットの情報に押されつつも、内容の面白さで
今もなんとか残っている将棋新聞。
将棋漫画の絵のねたに使われることも
たまに・・・・・・。
将棋の新聞・駅コンビニなどで1週間に1回発売。
ローソンの店員さんが
スポーツ新聞に分類するか
レジャー新聞に分類するか
よく迷う新聞でも有名??300円。)
ほぼ毎週か2週にいっぺんかに出てくる、
『名局』っ。
じゃあ、代わりにどんな言葉を
『褒め言葉』として用意できるかが、物書きの力量だと
思うのですが・・・・・・・。
結論から言おう。
名局の代わりの言葉が
無い・・・・・・に等しい状態だ。
確かに
『好局』
『熱局』
などを使ってもいいのでしょうが、
どーもしっくりいかない。
しかし、名局という言葉を使う程の、
「両者苦しい」って感じの「伯仲する勝負」でもない。
となるともう『名局』の上に『スーパー名局』とか
つけないといけないのですが・・・・・・・・・・。
困ったもんだ。
もう、『真の名局』は『神局(しんきょく)』としか
褒めようがない。
後、聖なる局『聖局』とか
熟練、練達の技が冴え渡る
『熟局(じゅくきょく)』『練局(れんきょく)』とか
やっぱもう、漫画「美味しんぼ」みたいに
『究局』(究極の名局)
『至局』(至高の名局)
まで作らないといけないのかもしれん・・・・・・・。
ふうっ・・・・・・・・。
こうして見ると、
将棋の褒め言葉の『語彙』って、
意外と不足しているのかもしれん・・・・・・・・。
そろそろ、代案・試案・試作品でも作ってやらねばならんかのぉ~~~~
(笑)
PS・こてくん的には
相手を黙らせるくらいに完勝する
『黙局』(もっきょく)が好きですねっ(笑)