かおりんふぁんこてくんのひまつぶし自分史

かおりん(南かおりさん・関西のMCタレント)ふぁんのこてくんの独り言が書いて あります。将棋「も」大好きです。

趙匡胤(ちょう きょういん)の本を読んでいる途中です。

2014-04-07 00:46:22 | たんぎん立ち読み委員会
「肩に力が入りすぎると、

 ろくなことにならないのにな」



「それだけに重要な戦なのでしょう。

周朝の未来がかかっているというところでしょうか」


「おれたちの未来もかかっているのかな」


「負けてば、未来はないかもしれませんよ」



趙匡胤(ちょう きょういん)は

 いつもの人懐っこい笑みを浮かべた。








「では勝つか。


 未来はないよりも、あるほうがいい」




「ですね」


小前 亮「宋の太祖 趙匡胤」五章 果断 214ページより



・・・・と言う訳で、趙匡胤(ちょう きょういん)さんの
本を読んでいる最中である。


ちなみに、わたしが読んでいるこの時点・・・・
350ページで、まだ主人公の趙匡胤さんが、
皇帝になる気配は全くなく、後周の名君・世宗 柴栄(さいえい)
の下に甘んじているように見えます・・・・・。


そうなのです。趙匡胤の上には、五代で随一の名君とされる
柴栄がいるのです。


ある意味、わたしが今まで読んでいる本では、
ローマ帝国の五賢帝時代を除くと、

日本で言う所の、信長・秀吉・家康くらいの珍しい時代。



名君がいれば、当然、自分の政権が作りたいと
思っている者でもなければ、

何もしなくても、『善政』が敷かれる訳ですから、
自分が取って代わる必要も無く、

今の所、なんの動きもないわけです。



ただ・・・・柴栄は、『親征』するので、
自ら出馬しない軍勢は、少し弱いという特徴もあった。


多分・・・・

趙匡胤さんに軍勢をあずけた方が、
中国の統一は早まるのではないか??

と思うような、采配ぶりを小説の中では柴栄が見せる
ような事もあるのだが・・・・。





もしも、趙匡胤が軍勢を持っていたら、
それはそれで、『信頼関係』が崩れていたのかも
しれない・・・・。


う~む・・・・難しい問題やなぁ~~~~~。


・・・・・というわけで、

客観的に見ると、田中芳樹先生の『銀河英雄伝説』が
中国に下りてきているような状態なのである・・・・

柴栄がラインハルトで、趙匡胤が
・・・・・う~む、誰を当てよう。

長生きが出来たキルヒアイスか?
それともミッターマイヤー元帥か・・・・。

さて、この本。

結構読んだので、もう残りページ数が少ないのだが、
どんな展開になるのやら・・・・楽しみです。


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