謀聖 尼子経久伝 雷雲の章
(通算すると第5巻目です、あれ4巻目だったかな?
4巻・・・・め、らしいです。)
竹内涼 著 講談社 1140円(税別・文庫本)
もうすぐ読み終わる所です・・・・。
この前の瑞雲の章も凄かったのですが、
この巻は、大内義興や毛利元就とも戦う最終決戦なので、
むっちゃやばいです。
そして、あれだけの善政をほどこしているのに、
ちょっとした綻びで、身内が反乱を起こしてしまう・・・・。
その身内の軍が、昔、経久が鍛えた凄い軍の一角。
反乱起こした相手の部下は、経久にもかわいがられたので、
本気で戦う必要もないのに・・・・
何故か、職人気質旺盛なのか、本気対本気の勝負に
なってしまう・・・・。
(なお、反乱をたきつけた輩は、早々と
逃げてます・・・・ぉぃぉぃっ)
ああ・・・・。
この反乱がなければ。そして、毛利元就の台頭がなければ・・・・。
いや、毛利元就級の息子が経久にいれば、
中国の覇者は、毛利では無かったはずなのに・・・・。
経久VS陶の駆け引きもすさまじいです。
ではではっ。