お正月も明けた1月のある休日、ko-ichiがTVに見入っていました。何だろうと覗くと、NHKのある番組。
青海省“西寧”からチベット自治区首府“ラサ”に向けて標高5,072mのタングラ峠を越えて走る青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の旅の様子を写していました。眼前に広がる広大なチベット高原、6,000m級の山並み。ニンチェンタンラという7,115mの山が映し出されたときにはTV画面の前でうっとりしてしまいました。
何度もko-ichiが「いいなぁー」と溜息をつく。
ツアーで行けるのかと調べてみたら、何社か扱っている様子。その1社に問い合わせると、早速返事が来て、パンフレットも送ってくれました。何と早いレスポンス!
風の旅行社です。何しろチベットは高度3,000mを超える高地。なので、日程の大半をその高度に慣らすために充てられています。
ニンチェンタラをこの目で見たら、どんな気持ちになるのだろう。
中国が各国からの最新の技術を投入してこの地に鉄道を敷くこと、また、それをNHKが外国メディアとして初めて取材することにも、賛否両論があるようなのですが、それにしても、ただただ単純に一度でいいから行ってみたい、この目で彼の地を見てみたいと思わせるような番組でした。
それは美しく、純粋な人々に会えますが、ともかく高度障害がネックです。
私は2泊3日のバスで入境しましたが、3日間ホテルで寝込んでしまいました。
おそらくこの列車を降りたとたんに・・・・。
是非行かれるのであれば日程に余裕を持たれた方が良いともいます。
ちなみに、そのときの私と友人のプロカメラマンの珍道中を
貼っておきますので、参考になれば幸いです。
カメラ屋けんちゃんHP
http://www.geocities.jp/japan_kenzo/china_tizu.html
高知新聞連載分(友人=河童です)
http://photos.yahoo.co.jp/ph/kawasentai/vwp?.dir=/0ce7&.dnm=e123.jpg&.src=ph&.view=t&.hires=t
いやぁー、ビックリしました。
なぜか。河童さんが以前チベットに行かれたという記事を、
ブログのどこかで拝見した覚えがあって、記事をUPした後、
何気に貴ブログ「猿板」を見ていたんですよ。
その間にコメントいただいたのですから。
それに、もしかしたら河童さんはこの記事に反応するかも、
とも、勝手に思っていました ^^;・・・。
ありがとうございます。
紹介いただいたページ早速拝見しました。
カイラース山に五体投地でひれ伏す気持ちが
なんだか分かるような気がします。
きっとそれほどの神々しい山なんでしょうね。
そう言われてみると、チベットに鉄道を引くことがいいことなのかどうか・・。
考えてしまいますね。
TVでは、最新技術の列車が走る横で、
五体投地(一歩進むごとに両手・両膝・額という身体の五部分を
地に付けて平伏し、仏や高僧などに礼拝すること)の
巡礼をしながら進む人たちが映されていました。
高度3,000mを越す秘境ともいえる地に高度な技術は不思議な光景です。