ユヅリーテ達のバルセロナGPF生観戦記（その4）と5

　イタリアフォーラムより
「ユヅリーテ達のバルセロナGPF生観戦記（その4）」

　前回の続きＧＰＦの現地観戦組の感想です。
　今回は羽生結弦フォーラムの創設者で管理人のブルーさんのコメントです

　イタリア羽生結弦フォーラムより

　ブルーさんのコメントから
　
　私も何か書いてみるわね。

　でも私が感じたことを言葉で表現

　できるかどうか分からないわ。

　今回の冒険の中でも最も嬉しかった出来事のひとつは、

　みんなに実際に会うことが出来たことよ。

　本当に素晴らしい体験だったし、

　みんなと一緒にまた別の夢を見たいわね。

　出来ればマルセイユで。

　私にとっては夢だった。

　生観戦は初めてじゃないけれど、

　これほど驚異的だったことは未だかつてなかった・・・

　ユヅ・・・

　ブライアンの言う通り『Brian i have no words』

　私達の白鳥がプレゼントしてくれた感動は、

　あまりにも驚異的で言葉で説明することが出来ない。

　レクイエムから始めるわね。

　というのも私にとってこれが間違いなく

　最も鮮烈なひと時だったから・・・

　プログラムが終わった時、私は泣いていたわ。

　生でこのプログラムを見ることは

　描写不可能な特別な体験だった。

　3つ目のスピン

　（キャメルポジションのスピン）

　の後の一連の動きは、信じられないほど力強く、

　鮮烈だった。だってその後、

　私達の方に向かってきたから・・・

　鳥肌だったわ。

　その時、私はユヅの動作を真似て、

　周りの観客に拍手をせずに静かに見守るよう

　提案したい衝動に駆られた。

　ユヅの内面的で私的な瞬間、

　『祈り』を見ているようだった。

　彼の表情といったら・・・

　ショパン：

　傑作だった・・・繊細さとジャンプの完璧性、

　全てが融合されていた。

　全身のあらゆる部分で音楽を表現する動き、

　それどころか彼がスケート靴や手や身体で

　音楽を生み出しているようだった。

　まるで氷上を滑るブレードが

　音楽を奏でているようだった・・・

　私は３アクセルの後のスピンに心を

　奪われてしまった・・・

　腕の動きが完璧に音楽と同調していた・・・

　鳥肌だったわ！！

　SEIMEI:

　私がすぐに気が付いたことは、

　ユヅがリンクに入った瞬間、会場の空気が

　変わったことよ。

　説明するのは難しいけれど・・・

　何というか、パワーと圧倒的な力に漲った

　次元の異なる空気を突如として感じたの。

　ユヅは存在感は途方もなかった。

　演技を始める前から、既にあなたの視線を釘付けにし、

　彼だけを見ることを強要し、

　あなたを捕まえて二度と放さなかった。

　彼と共にあなたを氷上に引き込み、

　夢の世界へといざなった。

　もう覚めて欲しくないと願う夢に・・・

　神が降臨した圧巻のコレオシークエンスで

　私達の方に向かってくるまで。

　本当に鳥肌ものだった。

　凄まじいスピードで氷上を疾走していたけれど、

　怖くはなかった。それどころか！！！

　この感動を言葉で書き表すことは出来ないわ。

　SEMEIが終わった時、私はまだ夢の中だった・・・

　上の席から降りてきた日本人のファン達が

　私を現実に引き戻したわ。

　私達は互いに見ず知らずの相手と狂ったように

　抱き合って歓びを共有した・・・

　世界中の人々を結びつける、

　これも私達の陰陽師のもう一つの魔法ね・・・

　日本のファンの皆さんに感謝します。

　皆とても素敵な人達ばかりで、

　私達に素敵なプレゼントくれました！！！

　ボーナス：

　エキシのフィナーレは

　本当に素晴らしいひと時だった。

　ユヅは私達がいたブロックの前、

　私達の数メートル先で弾けまくっていた。

　「Not stop me　now」の音楽に乗せて、

　町田の真似をして踊ったり、

　氷上に滑り込んだりしていた・・・

　他の男子が4トゥループを決めた後、

　私達のルーカ・ラノッテとチョック/ベイツ組に

　押し出されて

　私達に4ループをプレゼントしてくれるのを忘れなかった。

　私はまだ夢の中よ。

　いつ目覚めるかは分からない！！！

　ブルーさん、ありがとうございました。
　目元がとても優しくて謙虚で心の中にゆづ愛の
　メラメラの情熱を感じ取ることができました。
　本当に素敵な方でした。

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
　そして・・（ミラノ在住さんより）
　
　フォーラムの続きです。
　今回はジュルシーさんです

　イタリアフォーラムより
　「ユヅリーテ達のバルセロナGPF生観戦記（その5）」

　前回の続きＧＰＦ（バルセロナ）現地観戦組の感想です。
　今回はジュルシーさんのコメントです

　イタリア羽生結弦フォーラムより

　ジュルシーさんのコメントから（彼女は17歳です）
　
　チャオ、みんな！

　1週間前、私の人生で最も素晴らしい経験のひとつ、

　グランプリファイナルが始まろうとしていた！

　たぶんこの時、画面越しではなく、

　私の目の前で滑るユヅルを見るのは

　どんな風なのか懸命に想像しようとしていたと思うわ。

　例え２つのプログラムが完璧でなくても

　十分だと思っていた。

　だって、彼のプログラムが生み出す空気感を

　感じられることが重要だと思っていたから。

　この時、顔を知らずに何度も話している

　私の旅の仲間はどんな人達かしら？

　とも問いかけていたと思うわ。

　間違いなく1週間前の私は、自分の目の前で

　２つの歴代最高得点が塗り替えられるとは

　夢にも思っていなかった。

　特にSEIMEIは非現実的な何かがあったと思うわ。

　今までは気が付かなかった

　手の僅かな動きでさえも、あなたを

　別次元にいざなう力があった。

　私はユヅルが私達の目の前で

　陰陽師にまさに『変身』したのだと思った。

　私の感動がどれほどのものだったかと言うと、

　失神寸前で前の席に座っていた日本人女性の

　上に倒れ込みそうになったほどだった

　（またしても恥をかくところだったわ）。爆笑

　実際に、ボーヤンが

　エキシで『魔法のボール』を

　私にぶつけようとするとは想像もしていなかったし

　（私と違って冴えた反射神経で

　　野球選手並みの腕前でボールをはじいてくれた

　　ブルーには心から感謝するわ！）、

　ショーマにサインをもらった時、

　片言の日本語で

　彼に話しかける勇気が私にあるとは思わなかった

　（間違いだらけの日本語だったと思うけれど）。

　私がとても幸せに感じたことは、

　イタリア人と日本人、

　あるいはその他の様々な国籍の人達と

　ようやくこの歓びと

　フィギュアスケートへの狂気を

　共有することが出来たことよ

　（不可能だと思ったことがついに現実になったのよ！）。

　このことで、私は強い情熱はどんな壁も取り払い、

　文化の全く異なる人々を繋いで、

　心温まる友情を生み出すことが出来るということを

　ようやく確信することが出来た。

　まさにこの理由からから

　私はユヅルのエキシビションの後、

　彼の芸術の世界に

　私達を連れて行ってくれただけでなく、

　小さいけれど大きなファミリーを

　創り上げてくれたことを

　ユヅルに感謝するために絵を描いてみることにしたの。

　ジュルシーさんの作品

　

　ジュルシーさん、素敵な絵ありがとうございました。
　彼女はとても可愛い（チャーミング）人で
　人懐こい感じでしたよ～！
　羽生選手の想いを熱く語ってくれました。
　習字も書けてとても上手でした！！
　本当に、ジュルシーさんが描いた絵のとおり
　世界がひとつになれた瞬間でした。

　ミラノ在住さん、翻訳ありがとうございました。

　ミラノ在住さんはたくさんのイタリア関連の
　（羽生選手）記事なども翻訳してくださっています。

　よろしかったら、是非ご覧ください。
　
　「惑星ハニューにようこそ」です！

　－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
　ポチっとクリックして頂けたら嬉しいです。

　人気ブログランキングへ