まず,MRを始めて,まず戸惑うのが,MRには,実にさまざまな撮像法があることです.
スピンエコー法だけなら,T1強調画像(T1WI),T2強調画像(T2WI),プロトン密度強調画像(PDWI)の3つを知っていれば,何とかなりますが,勾配エコー法になると,各社毎に,さまざまな名前がついていて,どれとどれが対応しているのか,スピンエコー法とはどのように画像コントラストが違うのかなど,戸惑うことが多いと思います.
実は,専門家でも,すべてを知っている人は,極めて稀だと思います.私自身も,実情は良く知りません.
さて,話がそれましたが,MRでは,RFパルスと勾配磁場の組み合わせによって,実にさまざまな画像(コントラスト)が得られ,それが,新しい生体情報を表しています.
ですから,X線CTなどと異なり,実にさまざまな画像法があるのです.
これらは,次のパワポにも示しますが,大きく3つの手法に分類することができます.
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