ベルリンの名物として,currywurst(カリーヴルスト)というものがあります.
焼いたソーセージを切ってケチャップとカレー粉をかけただけのものですが,なぜか,ベルリンの名物になっています.
特に,おいしいものではありませんが,話のネタに食べておく必要はあるでしょうか.
市内でよく見かけたレストランが,ベトナム人が経営している中華料理店(実際には,中華料理,ベトナム料理,タイ料理,日本料理などを同時に出している)です.なぜ,ベトナム人が多いのか分かりませんが,ベトナム戦争が終了して,南ベトナムが崩壊した時に,ベトナムが社会主義国家になるのを嫌って海外に出た人が多いそうです.
海外のベトナム人のことを,中国の華僑にならって越僑とよぶらしいのですが,全世界に300万人いて,そのうち,ドイツには,8万人くらいいるそうです(フランスには約30万人).
これで,少し謎が解けました.