子育て堂

おとうちゃん劇団員、おかあちゃん保育士
高校生・中学生・2歳児・ワンちゃん
小さな我が家は子育て堂(^^)

【日記】今日は午後から仕事

2006年06月30日 11時08分18秒 | 日常のヒトコマ
今日はなぜにこんなにのんびりしているかというと

息子Shinの学校が開校記念日で休みだからであーる。

で、昨日の夜の時点では
「お昼に一旦帰ってくるから一緒にご飯食べよう♪」だったのだけど
Shinと布団でコロコロしていたら
「あ、やっぱりできるだけ一緒にいよう♪」と思ったわけで
それを伝えると、うれしそうにしていたけど
「遅刻しちゃうとどうなるの?」と言うから
「その分お給料はカットだけど?」と言うと
「それなら、(お留守番で)いいよ。」などとしんみり言う。

「お金より・・・Shinといる時間の方が欲しいよ。」と言うと
にこっと笑って「おやすみ」だって。

さっき、
そういえば、歯科検診の紙もらってきてたなーと思って
実は今まで歯医者にお世話になったこと無いのだけど
近所の歯科に行ってみたら、予約制だってさ。
あらら~ん。

Shinはせっせと自分の自転車の手入れをしていまふ。
えらいなぁ。
ものを大事にしてくれる子はすばらしいよ。
それは人として大事よ、と思ったり。

のんびりしたいい時間過ごさせてもらってます。

ほんと、このところしんどかったから
ありがたいです。こういう時間。

2006年06月30日10:57

【日記】レレレのレ

2006年06月28日 09時16分37秒 | 日常のヒトコマ
昨日はとっても暑い一日でした。

あたしは、竹箒を持って
午前中の1時間、学童クラブの庭掃きをしました。

梅の木の落ち葉がいっぱい。

一般の方々も利用される施設に併設されているので、
出入りされる方にあいさつしている自分の姿が
レレレのおじさんと重なって
「おでかけですか~レレレのレ~♪」みたいで

もちろん
「こんにちは~♪」と誰彼かまわず笑顔で声をかけるのですが

それが、気分良かったのよね。
みんな繋がっているんだなぁ、とか
こうしてここにいることが幸せなんだなぁ、とか
明るい目で世の中を見ている自分がうれしかったり、
そして、
レレレのおじさんの存在ってすごいって思った。

今日も暑くなりそうだー。

2006年06月28日09:14

【日記】子犬育てと子育てと

2006年06月19日 22時00分47秒 | 日常のヒトコマ
空(ヨークシャーテリア♂2カ月)との生活3日目です。

トイレはどうやって教えたらいいの?
おしりとか拭いてやった方がいいの?(軽く拭いてみたり)
しつけは、厳しくなの?うーむ、むずかしい。
ご褒美の餌一粒ってのはありなんだろうか?

などなど、すでに大変目白押し状態です(笑)。

「育」マニュアルなんかない!と思いつつ調べまくってみたり。
オンリーワンなのよ、オンリーワン。世界にひとつだけの花。
今日はスマップのコンサートチケットがっつり申し込んだわっ。


Shinはまだまだへっぴり腰&ちょっとママ取られちゃった気分?
うーん、真ん中の子(えっ?)ってむずかしい。

でも、きっとたくさんのギフトを運んできてくれる気がします。

命はやっぱり天使な存在なのですね。

だから喜びも大変さも2倍2倍。
子育てに通ずるものがありますねぇ、と しみじみ。

大人の第一条件

2006年06月19日 21時41分30秒 | 親と子のコラム
子供の行動に問題があるときは
じっくり向かい合って
周りの人や環境どうこう関係なく
なにがそうさせているのかをしっかり見極めないと
・・・
これは簡単に答が出ないけど、流してはダメ。
何度も何度もいろんな角度から検討し、話し合い、突き止めなければ、
そこから、改善の糸口を親自身が見いだしていかなくては

・・・往々にして、心の中のわだかまり・・・

それがほぐれないうちは、いつまでも子供は同じことを繰り返すよ。
だんだん大きく、だんだん巧妙に。

だからね
周りの人のせいにしたり、家族関係のせいにしたり、
忙しさのせいにしたりしている暇があるなら

自らを省みて、目の前のその子に向き合うしかないんだよ。
他人は、どんなに素晴らしくても 他人なんだ。
親は、どんなに粗悪でも、その人にとっては親なんだ。

向き合うときは全力で。持っている愛の力すべてで。
ほんものの愛の力は、
「そこに何があるか」を直視することでわかる「どうすれば一番良いか」
という直観に伴う行動だ。
殴ったり、怒鳴ったり、他へ文句をぶつけていくなんていう方法ではないはずだ。

めそめそ泣くのは、あとになさい。
人に愚痴を言っている暇はありません。
起きている事実をしっかり受け止め、
その原因をあますところなく見いだすのです。

それが子育て待った無しの醍醐味。親子の大きな成長の大きな一歩。

親がやらなかったら・・・それまでなのです。
きっかけを掴むのも・・・親次第なのです。

「あの人(先生、友人)がこう言ったから」でやったとしましょう。
いつもうまくいくとは限らない。
そしたら、「あの人のせいで、こうなった。」

「そうか、」と納得の上で「その行動をとった」のは誰ですか?
人の言いなりになってばかりは自分を無くしているのと同じです。

自分の行動に責任を持つこと。これが大人の第一条件なのです。

【日記】今日の空とそして。

2006年06月18日 11時06分10秒 | 日常のヒトコマ
朝から掃除機の音にビビリまくって
「なんやこいつ、なんやこいつ、
おかーさんはこいつよりつえーのか、
おかーさんの言うことは聞かないとやばいことになる!」

と、掃除機がおしりペンペンされてしまわれたあと、
私の机の下からもそもそ出てきてすりすりしてきた空です。

疲れたらしく、また眠ってしまいましたの図。

そして、我が家のもう一匹のペットをご紹介♪

こやつはもう1年ここにいます。
うちに迷い込んできたときは、よれよれよぼよぼで
もういつ死んでもおかしくないクワガタでした。
今も、のんびりペースですが、しっかり生きてます。

名前は「クワガタ子」(あたし命名^^;)
そのまんまやんけ、とお思いでしょうが、
その名前が本当にぴったりななんとも個性派のガタ子さんです。

さて、今日は夫のお友達が遊びに来てくださるので
(子供クラブのワークショップの講師で来てくださってます)
たこ焼きパーティーをします。

空の寝てる間に準備しよう♪
ワカメご飯と十種穀物ご飯のおにぎりも作って、
月影さんとこの冷や奴も食べていただくことにしています♪

2006年06月18日10:58

【日記】我が家にワンちゃん♪

2006年06月18日 08時14分18秒 | 日常のヒトコマ
昨日やっと来ましたーーーー!!!
ヨークシャーテリアの子犬♂
名前は「空」(そら)。

昨日はお昼前に譲っていただいて

そこは空の両親や、兄弟姉妹がたくさんいて、

なんだか空をいただいてしまうのは申し訳ないような悲しい気持ちになりましたが、
でも
「ありがとうございます」
その気持ちに切り替えて

そう、すべてに ありがとうだと思い直して。

車の中ではかなり鳴いていましたが
うちへ連れてきて餌を食べると・・・疲れと緊張で・・・
くーくー眠ってしまいました。

Shinが「空はどんな気持ちかな・・・」というので

「ママ達と離れてお泊まりに行ったときのこと覚えてる?」
と言うと
「ああ、あの気持ちかぁ。寂しいんだよね。4~5日すると大丈夫になるんだけど。」

夏休みのお楽しみとして、山口の実家へRiriとShinで1週間ほど遊びに行くのですが、
私がひとりで子育てをしながら仕事をしていた頃・・・
幼い二人をずっと留守番させるのも忍びなくて夏休みの大半を実家で過ごしていたのでした。

それは楽しい日々だけど・・・
子供達の寂しさは相当なものだったようですが、それを口にすることはできず、
できたとしても、「がんばって」としか言いようがなく
それをしかたのないことだと言い聞かせてしまった自分を

大いに反省したことを思い出しました。

本当に身に染みました。
寂しい思いをすることで・・・
どうしていいかわからなくなる気持ちや
自己否定や
ぶつけようのない怒りや、不安に襲われることがあるということを

そして、「家」がすべてでありということを

その時に実感、確信したのでした。

どんな状況でも、そこの子供にとっての場所は「家」であり「親」しかないのです。
生きていく力は、家庭で養うべきものです。

笑顔で抱きしめ、誉め、撫で、時には毅然と、そしてまた笑顔で、
「世話をする」(食事やしつけなど)

生きる力はそこからのスタートなのです。

「世話をする」・・・ふと思いました。世の中のことを話していくと書いて「世話」
それが家庭の役割なのだなぁ。

さてさて、うちに空が来ました。
また、子育ての始まりです♪
ええ。昨夜は2時間おきに夜鳴きでしたよ。

思い出しますね。二人の子供達が病院から初めて家へ連れてきた日のこと。
一晩中抱っこして、一睡もできなかったこと。

大変だ~なんて、ちょっとにやつきながら思ってしまいます。

「子供達の安全な居場所」について

2006年06月16日 23時32分14秒 | 親と子のコラム
昨今のご時世
子供達が安心して過ごせる場所がない!
通学路が危険!
保育園や学童に入れない子はどうすればいい?

もっと居場所を作って欲しい!
・・・居場所であればなんでもいいの?

児童館など最新の本や設備を充実・整備して欲しい!
・・・国や自治体の予算の使い方も?だけど、お金がすごくかかるよ。
   税金負担が大きくなるかもしれないけれど?

通学路が心配でたまらない!
・・・地域でできることには限界もあるよ

おっしゃっていることはごもっともだと思う。

だけど、安心できる場所はまず「家」。これが大前提。

仕事しているから、忙しいから
それはわかるんだけど
その中でできることっていっぱいあるんじゃないかな。

できる限りの、できる範囲での送り迎えとか
地域の人達との親睦、交流とか
子育て支援のサービスの利用とか
子供に守ってもらうべき約束を確認しあうとか

当然、人と人との繋がりが大事になってきて
信頼関係を築くのに労力は不可欠。そこを金のみで解決しようなんて思うな。

働く人が増えて
おぞましい事件が増えて
子育てどうすりゃいいの?たって、目の前に子供達がいるのだから
自分に何ができるか
できることをしっかり考えて
動いて、そして働きかけて

やるしかないよね。すっかり他人任せにしたり、面倒くさがらず。

私は、やっぱり「家」だと思う。家族が帰る家。家族が集う家。
親はその家の柱であることを忘れないで欲しいと思う。
ひとり親だろうが両親そろっていようが関係ない。
柱である。それだけだ。

柱が崩れていたら、そこは すでに安心、安全な場所ではない。
外に安心安全を求める子供がいるとしたら、それはなんて哀れなことだろう。

地域に、社会に求めていくことの前に
しっかり家庭でできること、を見つけてほしい。

しつけも含めてね。
子供を守るのは他でもない親自身。
当たり前のことだけど外に求めすぎてはいませんか?

セレクト@絵本♪

2006年06月16日 22時43分49秒 | 親と子のコラム
昨日の記事の続き。
保護者会の前に、絵本でも♪と思い、私が選んだ絵本はコレ!

・はじめてのおつかい
・ひとまねこざる
・ちいさいおうち
・やさしいらいおん
・きかんしゃやえもん
・100万回生きたねこ
・だるまちゃんとてんぐちゃん

たまには、ご自身のために絵本をめくる・・・そういう時間はいかがですか?
特に、幼い頃好きだった絵本やお話というものは
自分自身の生き方の原点や、根幹になっていたりするものです。
ほんとうに。

上記の絵本以外で、私の心に残っているお話は
小学校1年生の時の教科書(光村図書)に載っていた「小さい白いにわとり」。

小さい白いにわとりがみんなに向かって言います。
「だれが このむぎ まきますか?」
「だれが このむぎ かりますか?」
「だれが ぱんを やきますか?」

その度に
犬、ねこ、ぶたは「いやだ」と言います。
そして、小さい白いにわとりは、ひとりでそれをするのです。

最後に
「このパン だれが たべますか?」
犬、ねこ、ぶたは「たべる」と言います。

お話はそれでおわりです。

リズミカルな文章で、とても心に残っています。
そして、ひとりで働くにわとりの姿がとても悲しく感じられ
そして、お話は終わりを迎える。

でも、幼い心にどうしても腑に落ちない感がある。なんだろう・・・。
「ああ、みんなでよかったね」ではなくて小気味よい笑いが残ってしまう。何故?
悲しい気持ちが残ってしまう。何故?

私は「にわとり」でありたい、と思いました。

みんなにパンをわけてあげて、仲良く食べるから?

いいえ。
そうじゃないんだ。
なんだろう・・・?

ふと、このお話を思い出して思ったことは「しとやかな逆襲」。

ああ、にわとりは、とてもきれいなやり方で、彼らに仕返しをしたんだ。

彼らの心に紛れもなく植え付けられるひとつの事実
=「手伝いをしなかった」のに「パンだけは食べた」
それは、その後どうなっていくのか・・・

にわとりは、なんてバカ正直なやつなんだと、嘲りだけが残るのか
あるいは
あのとき自分自身にとても恥ずかしいことをした、と残るか

どちらにせよ
自分の協力しなかったという行動に対する罪悪感の麻痺・責任のすり替え、
または、手伝わず美味しいところだけ食べちゃった恥ずかしさ。

にわとりは、彼ら自身が自らを「恥ずかしい」と思わせることを、
実にきれいにやってのけたのです。
または
自分のいいかげんな行動の恥ずかしさに気づかないまま、大人になっていくという
実におそろしい罠をしかけたのです。

私は、これに行き当たったとき、すんなり納得できました。
あのときの私が感じた小気味よさは、そういうことだったらしい。
だとすれば、
ああ、幼い私はなんと怖い子供だったのでしょう!(笑)

そして、にわとりの悲しみ。
多くの人がにわとりをすばらしいというでしょう。
だけど、にわとりはやっぱり悲しかったと思うのです。

どういう形であれ、仕返しをしてしまった恥ずかしさと拭いきれない孤独感。
悲しいね、にわとりさん。

だけど、私はやっぱりにわとりさんを愛おしいと思ってしまう。

「小さい白いにわとり」私は大好きなお話です。

光村ライブラリー<第3巻>に載っています。
小学校教科書版は18巻まであるようですよ♪

懐かしい「きつねの子のひろったていきけん」や「くじらぐも」「飛び込め」など
国語の教科書にはいいお話もたくさんありましたねぇ。しみじみ。