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木漏れ日日記

日々、多くの人たちとのふれあいの場所が欲しくて綴る日記です。
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温かきお茶を

2020-11-29 09:52:46 | 日記
1年ほど前に亡くなった叔母が夢に出てきた。

しばらく叔母と話をしたのだが、そのうち、
「せっかく遊びに来たのにこの子はお茶も出さない。」
と兄である私の父(故人)に愚痴をこぼすのである。

「あっ、ごめんなさい。」
と謝りながらお茶を淹れようとするのだが、どうも上手くいかない。

父にも
「美味しいお茶を早く淹れてやれ。」
と言われるのだが、あせるばかりでどうしてもできない、、。

目が覚め、「あっ、お茶だ!」
と思いながら、支度をし、叔母用に淹れる。
以前送っていただいた富士のお茶だ。

お茶農家をしていた親戚が数件あったため、朝昼晩と富士のお茶を淹れて飲むのがあたりまえの日常だった。
叔母も富士のお茶を愛していた。

ごくごく普通だったあたりまえの日常が、亡き人にも今を生きる私にもありがたい。

そんなことを思いながら、温かいお茶を口に含む。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (芽実)
2020-12-01 10:59:24
温かきお茶を題名を見ただけで温かい気分に。

実家にいた頃は祖母が食事の時に
朝晩必ず温かなお茶を淹れてくれました。
そのおかげで私もお茶が大好きになりました。

ブログを読んでまた改めて丁寧に心を込めて
家でも会社でもお茶を淹れたいと思いました。
丁寧に、丁寧に…
ありがとうございました😊
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Unknown (y)
2020-12-05 14:32:17
叔母様もお茶を飲みながらゆっくり話がしたかったのでしょうね。夢で叔母様とお父様とお話しができて良かったですね。きっときみこさんが忙しくされているから一息つかせてくれたんですね。私も今日暖かいお茶を楽しもうと思います。ありがとうございました🙇
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Unknown (n.a)
2020-12-07 20:30:11
急須にお茶を入れて飲む行為が今の、若者世代は少ないとか やはりお茶を入れる所作は相手を思い自分自身を思う だから落ち着くのかな~
返信する

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