星を抱いて

ピアノを弾いて生きていきたい、生活をしていきたいのだけど、
それは甘いと言われる。他にできることもないしこの先が不安…。
というご相談でした。

じっとその青年に手をかざしていくと、
高い高い空に大きなもくもくとした雲。そんな風景が目の前に浮かんできました。
そのまま手をかざしながら雲を見続けていると、雲の中から一筋の糸が降りてきました。
その糸の先には、小さな男の子と男の子とまったく同じ大きさの金色の星が、まるで双子のように寄り添っている。
星を抱いた男の子が、高い空の雲の中から、雲の糸に乗って地上に降りてきた、、そんな表現もできるかもしれません。

それを才能と呼ぶこともできるのでしょう。
「星」と寄り添って生きていく。彼はそれができる人なのだと感じました。