昨日、何だか凄く本が読みたくなって、病院の帰りに図書館へ。
「本屋へ」と言わない所がお恥ずかしい。
最近はキンドルで購入するか、図書館、ほぼ図書館です。
人の言葉 人の人生に触れたくなった。
先日、フォローさせてもらってるブログで、三浦しをんさんの「船を編む」の事がちらりと出てきたり、テレビで
この本のドラマが始まると予告で見たりしたので、読んでみたいなと。
しかし、図書館でパラパラ見てると、何だか一度読んでるような気がします。
「気がしますって」言う所が情けない。いやきっと読んでる。細かい事は思い出せないけど・・・。
無自覚に二度目を借りると言う失敗は未然に防ぎました。しかし、別の借りた本を読み始めると
「これ一度読んでる?」とゆっくり気付く辺り。相当ボケてるようです。
まぁ、良い本は何回読んでも良いので、失敗とは言わない事にしておきます。
昨日、小説以外に借りた本。

山頭火は有名だけど読んだことは無い。図書館に沢山ある中の一冊を借りる。
坂村真民の詩集は少し持ってる。
昨日は、深夜の山頭火に泣けました。
「分け入っても分け入っても青い山」これは有名なので知ってた。でもこの句が、
「解くすべもない惑いを背負うて行乞流転の旅に出た」と書いてあるのを読んで、何だか胸に落ちた。
以下抜粋
「歩きつづける彼岸花咲きつづける」
「炎天をいただいて乞ひ歩く」
「生死の中雪ふりしきる」
「わかれきてつくつくぼうし」
「すべってころんで山がひっそり」 ← ここで、泣いてしまった。
人に言ったら笑われるかも。でも山がひっそりで泣けた。
山頭火は山が好きなんだろうな。実際に山を歩いてる頭の中で浮かんだ言葉だと思う。
山の気配が感じられる。
「おちついて死ねさうな草枯れる」 そんな境地にはいたりませんが・・・。
これも好き
「ぬいてもぬいても草の執着をぬく」