Live Chaser ゆかりんの旅

年間約50本のライブレポを中心とした、日々のたわごとで~す!

『仲間を守る犬』

2011-03-30 21:44:27 | アイデンティティー
地震のニュースを見ていたら、↓こんなワンちゃんが映っていました。



津波を浴びてドロドロになりながら、弱った仲間のために助けを求めているようでした。
なんとかしてあげたいと思いながら、どうすればいいのかわからず、何もできないまま時間が過ぎていきました。

でも、同じように思った人はたくさんいて、その中の誰かが画像をネットにアップしてくれて、それを見た愛護団体の方が救助してくれたそうです。
助けを求めていた茶色と白の子は、マイクロチップが入っていたので、避難所の飼い主のもとへ戻れたそうです。
弱っていた白い子は、茨城の動物病院で治療中だそうです。

この子たちのおかげで、他の被災した動物たちにも救いの手が差し伸べられているようです。

『こだまでせうか』

2011-03-27 23:14:24 | 私のお仕事
今、繰り返し流れてるACのCMで、金子みすゞさんの『こだまでしょうか』の朗読がありますね。



子どもたちの表情が絶妙です。

原典は旧仮名なんですよね。

『こだまでせうか』

 「遊ぼう」つていふと
 「遊ぼう」つていふ。

 「馬鹿」つていふと
 「馬鹿」つていふ。

 「もう遊ばない」つていふと
 「遊ばない」つていふ。

 さうして、あとで
 さみしくなつて、

 「ごめんね」つていふと
 「ごめんね」つていふ。

 こだまでせうか、
 いいえ、誰でも。 
    
        『金子みすゞ全集・3』JURA出版局


昨年の暮から、金子みすゞさんの詩をあつかった本を作っていて、先週入稿したばかりだったので、ちょっとびっくりしました。
ある国語の先生の学習記録なんですが、普段見過ごしがちな小さなことに目を向けたみすゞさんのあたたかな眼差しを感じられると思います。

『子どもたちと 金子みすゞの 作品を読む』
著:清水左知子
発行:地湧社 四六判ハードカバー


4月6日(水)発売です!

その中からもう一編。。。

 『私と小鳥と鈴と』

 私が兩手をひろげても、
 お空はちつとも飛べないが、
 飛べる小鳥は私のやうに、
 地面(じべた)を速くは走れない。

 私がからだをゆすつても、
 きれいな音は出ないけど、
 あの鳴る鈴は私のやうに
 たくさんな唄は知らないよ。

 鈴と、小鳥と、それから私、
 みんなちがつて、みんないい。   

        『金子みすゞ全集・3』JURA出版局

2週間が過ぎて、、、

2011-03-27 01:03:21 | アイデンティティー
だいぶ余震にもなれてきました。
私の家(千葉県北西部)では、震度3を超える余震はなかったんですが、揺れるたびに緊張しました。
平衡感覚がちょっと狂ったのか、いつもゆらゆら揺れてる感じがしてます。

計画停電は1度もなく、逆にいつ消えるか不安だったり、国民の義務を果たしてないようなもどかしい気分です。
(もちろん節電はしてますが、、、)

この2週間、いつどこでなにがあるかわからないので、2~3日分のお泊まりセットを背負って通勤しています。
今のところ無駄な努力に終わってますが、それはとてもありがたいことです。

今、一番の心配は放射能ですが、その危険性や安全基準値などについてよく知らなかったことに気づきました(無知の知?)。
この機会に、正しい知識を得て、正しい判断ができるようになろうと思う今日この頃です。

「私は守られている」かも?

2011-03-15 17:46:38 | アイデンティティー
「東日本大地震」が起きた時(3月11日)は仕事中で、目の前のモニターがものすごく揺れるので必死でおさえました(苦笑)。
特に被害はありませんでしたが、電車が止まってしまったので、事務所に泊まりました。
なので、帰宅難民にならずにすみました。

一夜明けて自宅に戻ってみると、マンションそのものは大丈夫でしたが、エントランスが地割れしてました。
そして、寝室のオーディオラックが倒れ、ベッドの上に散乱してました。
寝てるときじゃなくて本当によかったです。
しかも、壊れたものは何もありませんでした。

片付けは大変ですが、地震に対する教訓をいただいたと思います。
まだまだ余震が続いていて安心はできませんが、とりあえず元気です。