Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

ハワイ島旅行2019 8/30 ヒロ・シーサイド・ホテルに宿泊&ココナッツ・グリルで夕食

2020年03月27日 | ヒロ地区

シグ・ゼーンとパリク・サーフでショッピングした後、
10年ぶりのヒロ・ダウンタウンをしばらく散策した。
もう少し活気があるかと思っていたのだけれど、
町なかを歩いている人の姿はまばらで、閑散とした印象だった。
平日の午後だし、「まぁ、こんなものかな。」と思いつつ駐車場へと
引き返すことにした。
空は曇ったままで、風も次第に強くなり、このあとは確実に雨が降りそうな空気になってきた。
午後4時のチェック・インまではまだ1時間以上あったのだが、
「時間前でもチェック・インできるんじゃない?」と妻が言うので、
とりあえず初めて宿泊するホテルへと向かう事にした。

カメハメハ・アべニューを通り、リリウオカラニ公園前からバニヤンドライブへ。
カーナビが無いので、頭の中で大まかな道筋を辿りつつ運転していたのだが、
「もしかして、もうホテルを通り過ぎたかな?」と、少し不安になって来た。
一旦路肩にクルマを停め、スマホで現在位置を確認。
すると、なんのことはない。
ヒロ・シーサイドホテルはすぐ先の左手前方にあった。

すぐにクルマを動かし、バニヤンDr.から左折してバニヤンWayへ。
と・・・、「うそでしょ?!」目の前の光景にビックリ!
リーズ湾を臨むホテル周りの路肩には、これでもかと言わんばかりに、
長蛇のごとくクルマが縦列駐車していた。
その光景をひと目見て、「ねぇ、どこに停めるの?」
妻が尋ねるので、「もちろんホテルの駐車場ですよ。」と答えるぼく。
「え?わかってるの?」
「当然でしょ!」
あらかじめ日本出発前にストリートビューで確認しておいたことを伝え、
ホテルの裏手にある駐車場(無料)へと乗り入れ、クルマを停めた。
ハワイ島到着早々に、西海岸から東海岸へとドライブしてきたので、エンジンを切り、
無事ホテルまで到着できたことに一安心した。

荷物を降ろし、
午後3時を回ったところだったが、チェック・インのためフロントへと向かった。


第1日目のダイジェスト動画アップしました(youtube


【Hilo Seaside Hotel ヒロ・シーサイドホテル】

*シーサイドホテル社は、世界で唯一ハワイアンが所有し経営するホテルチェーンだそうだ。
(カイルア・コナとマウイにもシーサイドホテルがあります。)

フロントには、年配の女性が立っていた。
「Aloha!」
「アロハ!」
先客のチェックインが終わったところで、わたしたちもチェックインすることに。
予定時刻より早く到着したけれどチェックインは可能かと尋ねると、大丈夫だと答えてくれた。
そこで、ポケットからスマホを取り出し、web予約した画面で予約番号を見せた。
「名前は?」と訊かれ名乗ると、
「ここまではクルマで来たの?」と尋ねられた。
「YES!」

「どこに停めたの?」とさらに尋ねられたので、
フロントの後方を指さしながら、「ホテルの裏の駐車場に停めましたよ。」と答えたら、
「OK!」と笑顔で返事。

宿泊が2泊だと確認した後、日本人かと尋ねられたので「そうです。」と答えると、
裏面の案内が日本語で書かれているホテルの見取り図を持ってきてくれた。



部屋は164号室。フロントからの部屋までの行き方を見取り図上で説明してくれた。
さらに、
裏の駐車場には、午前6時から夜10時までなら部屋のカードキーを使って裏口から自由に出入りできるということ。

ホテルには、レストランがあるということ。
WiFiのつなげ方など詳しいことは、見取り図の裏に日本語で書いてあるので、「読んでね。」ということだった。
「サンキュー!」
カードキーと見取り図を受け取り、荷物を持って部屋へ。

廊下を歩きながら、落ち着いたローカルな雰囲気の漂うホテルだなぁ、と感じた。
予約した際の部屋の条件はツインルームということだけ。
ホテル側任せの格安料金で予約したので、部屋のグレードは期待していなかった。
果たして・・・、
164号室に入室すると、ベッドは十分な広さだった。



中庭の廊下に面している窓は、擦りガラスのルーパー。
風通しのため、あらかじめ全開にしてあったので、廊下を通る人の姿が丸見えだ。
外からも室内が見られそうなので、慌ててルーパーの角度を変えた。
したがって、窓からの眺めは望めない部屋だったが、
室内でのんびり過ごす予定はなかったので、特に気にならなかった。

重いスーツケースを自ら運んだことで、既に汗だくになっていた。
「シャワーでも浴びてすっきりすれば?」との妻の言葉に甘え、早速シャワーを浴びることに。
(ハワイ島に到着しチェックインした後の、いつものパターンだ。)

浴室の洗面台にはやはり耳栓が置いてあった。
もちろん、夜に鳴きはじめるコキガエル用だ。(実際には必要なかったけれど。)



妻は、その間に荷物を広げ、着替えなど取り出していた。
シャワーを浴び終え、さっぱりしたところで、
ようやく、レンタカーを借りる際と初めてのルートを走る際の緊張感、その精神的な疲労感から開放され、
安堵からか、ベッドで横になったとたん1時間ほど眠りに落ちたようだ。

【The Coconut Grill&Restrunt ココナッツ・グリル】
一眠りした後、夕食を食べに出かけることに。
当初のプランでは、ホテルから徒歩1分のハワイ料理店ポンズ・ヒロというお店で食べるつもりだったのだが、
予想通り、ヒロの天気は雨へと変わっていた。
「どうする?あそこまで行ってみる?」と、妻。
雨に煙る夕暮れの中、視線の先には店内に
明かりの灯ったポンズ・ヒロが見える。
「行けなくもないけど、雨に当たるのはいやだな。」
今回の旅行では、雨具一切を忘れていたので、
「そこでいいんじゃない?」と、ホテル併設のレストランで食事をすることにした。
(*ホテルの正面入口脇に傘が用意してあるのを翌日知りました。)



フロント側の入り口から、窓際の席に案内してもらうと、
隣のテーブルには、日本人男性4人が座っていた。
「水を持って、すぐ戻るから」と言い置き、ウェイターが席を離れた。
ホテル到着時にはリーズ湾内で遊ぶ子供たちの姿も見られたが、当然今はその姿もない。
湾を挟んだポンズ・ヒロの明かりと賑わいを、雨越しに眺めながらメニューを開く。
「とりあえず、ビールかな?」
グラスに入った水を持って来たウェイターに、Kona brewの Draft Big Waveを2つオーダー。
ビールが運ばれてくるまでの間、レストラン内を眺めていると、
別の入り口からも、お客さんが入って来ていた。
利用客は、宿泊者だけではないようだ。



ほどなく運ばれてきたビールで乾杯。
「旨い!」
ようやくありつけたビールがカラダに沁み渡る。

人心地がつき、Puako Grilled Shrimpをつまみながらビールを飲み干したところで、
さらに妻はマイタイを、ぼくはブルーハワイを注文。



2回目の乾杯をして、ぼくがブルーハワイに口をつけるも、
妻はマイタイを飲み辛そうにしている。
「なんだか、傘が邪魔なんだけど。」
グラスに口をつけると飾りの傘が顔に当たるようだ。
「ねぇ、マイタイってストローついてなかった?」
と言っていると、先ほどのウェイターが「Sorry!」と言いながら、ストローをマイタイに差して行った。

ちょっと笑ってしまった。

メインディッシュは、Pasta Primaveraをオーダーし、

2人でシェアした。



バジルソースがほどよく絡み、味も良く、分量もぼくたち二人には、シェアでちょうどいい感じだった。
それでも、
隣の席で4人の日本人男性がポークリブや山盛りのステーキを食べているのを見て、
「お肉食べたかったなぁ」と、妻がひと言。
「じゃ、明日だね。」と、翌日は肉を食べようと話し合った。

レンタカーの波乱から幕を開けた今回のハワイ島旅行。
結果的には怒涛のスケジュールの連続となるのだが、まずは無事に初日の夜を迎えることができた。
夕食後、部屋に戻ると、コキガエルの鳴き声も気にならないほどあっさりと眠りに落ち、
翌朝まで深い眠りに落ちた。・・・はずだった。


Aloha maika'i





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