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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

鳥害対策

2023年06月25日 05時20分10秒 | 耕作放棄地

野菜の栽培を行っていると、種々の「襲撃者」と遭遇する。大別すると、獣・鳥・虫・・・・・に区分されるだろうか。有り難いのは、熊や鹿やサルといった、特殊な能力を持った襲撃者がほぼ見られ無いことだ。無論、イノシシは存在するが、襲撃の度合いはマレだ。今回は「鳥害」についてご紹介していこうかと思う。鳥害といっても襲撃者は小型の野鳥が多い、翼を広げると1メートルとか2メートルと言った大型野鳥はまずいない。小型の野鳥だからお手柔らかなのか・・・・・・と言えばさに非ず。ムクドリなど集団攻撃を掛けてくるので被害も甚だしいのだ。

夏場の被害者は筆頭がトマトだろう。赤く色鮮やかなのと甘味が強いのとで狙われやすいようだ。鳥害のイヤらしい側面は、少しづつ多くの実を食い散らかす事だろう。1個か2個に集中し食害するのであれば、まだしも黙認するのだが。従って野鳥たちが接近しないような工夫が必要となる。基本は防鳥ネットの構築だ。赤い色合いの防鳥ネットが市販されているので、多くは市販品を設置する事が多い。市場価格は200円~300円と言った程度だろうか。

トマトも植え込んで2ヶ月余り、茎丈も大きくなって青い実が付き始めた。野鳥の飛来は未だ見られ無い。連中も見極めがつくようで、赤くなるまでは偵察にも来ない。従って青い実が付き始めたらネット構築のチャンスとも言えるかも。例の「百姓候補生」氏もそう考えたのだろう、ネットの準備を始めた模様だ。購入品は幅3.6メートル、長さ9メートルのネットを準備した模様。彼のトマト畑は縦一列なので、該当ネットで十分かと。

ネットの張渡しに苦労していたようだが、何とか仕上がった模様。無論、防鳥ネットとはいえあくまでも市販品、設置場所が個々に異なるので完全防備とはいかない。彼のネットも下側は隙間が生じたようだ。ネットは赤くて細いテグスで組まれているので、警戒心を引き起こしてくれたら十分かと。基本原則は、成果物は野鳥が半分、栽培者が半分・・・・・・・・・と半ば諦念している。野鳥たちも生き残るのに必死、食糧危機の可能性は人間界のみに非ずなのだ。お互い自然界での生活者、程よい折り合いを付けて仲良く共存していくのが、天の望む世界なのかも。

 

 

 


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