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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

静かに雪は降る

2025年02月21日 05時23分50秒 | 耕作放棄地

冷え込みの日々が続いている。当地の気温は最低が氷点下数度、最高で5~6度位。しかも青空が見える日は少なく、どんよりとした雪国仕様の景観だ。ここ数日は粉雪混じりの日もあり、しかも時間帯が日中最高気温帯の午後2時~3時前後と来てるからたまらない。19日も突然の吹雪状態であった。そう長くは続かず、概ね1時間程度の降雪ではあったのだが、真っ白の風景に変わってしまった。

降って積もっても僅か数センチ、北国とは比べようも無いのだが、居住者にとっては災難だ。陋屋があるのは丘の上、周囲に出向くには山坂の上り下りとなる。車は夏仕様、チョットした積雪でも滑りやすい。巣ごもりで待機できる間はよろしいのだが、そうそう問屋は卸してくれない。

19日の雪もいつの間にかの降雪だった。気付いたのはビデオを眺めてる最中、粉雪が舞いだしていた。大粒の水滴状の雪と異なり、粉雪は積もりやすい。翌日の出動を懸念していたが、幸いにして1時間程度で降り止んだ。後の降雪が無ければ以降の動きは大丈夫だろう。

画像は庭先の小景だ。雪の合間にコンデジを持ち出した。これが合掌作りの民家が立ち並ぶような風景なら絵になるのだが、回りは何処にでもあるような建売住宅街、画像は樹木のみで留め置きましょう。雪の状態を目測すると。深いところで5センチ位、大半は2~3センチ程度でしょう。無論、後の降雪が無ければ翌朝の凍結も心配無用かと。近くの雑木林に撮影にとも思ったが寒さに負けてしまった。軟弱児の見本のようですね。

 

 

 

 


畝作りは粛々と

2025年02月19日 05時21分39秒 | 耕作放棄地

冷え込みが激しい昨今だが、仲間達の進捗具合はどうだろうか・・・・・・・気になって農園を彷徨ってみた。流石に人影は無く、訪れるタイミングが合ってないようだ。耕地の状況を眺めて見ると、そこはそれ、一定の変化が生じている。新年最初の取り組みはジャガイモ栽培であろう。其処でジャガイモの下準備に入っているのか、耕地の中に土盛りした畝状の形態が。どうやらジャガイモ植え込み用の畝作りが進捗中の模様だ。仲間毎に作成法に多少の相違があり、個性的と言えば言えないことも無いかと。

土壌改良をやったのかどうかは存じないが、植え込みは即座に可能な状態のようだ。2月も中旬、早ければ既に植え込んでもOKなんだが、この冷え込みだ。多少遅らした方がベターだろうかと思う。子狸の想定は3月の上旬位、無論、気象条件にもよるのだが。ジャガイモ畑の跡地利用が詰まって無ければゆっくりでも可能なんだが。子狸は跡地をサツマイモの栽培予定としている。難点は6月がジャガイモの収穫期でありサツマイモの植え込み時期でもある事だ。際どい綱渡りが要求される。

さて仲間達のジャガイモ畑だが、数名分の現状を撮影してみました。最初の画像は長老の畑、秋作のジャガイモ栽培をも狙っているので少なめの植え込みとしたようです。ジャガイモは二期作が可能、但し連作障害が出やすいので耕地の選定にはご注意を願います。

目に留まったのは百姓候補生氏のジャガイモ畑、何時の間にか状況が変化していました。畝立てを行い籾殻が散布してあったのですが無くなってました。畝の改良を行ったみたいです。畝はジャガイモのベッド相当、育ちの違いが出やすいものです。可能であれば何度も改造して育ちやすい環境作りが望ましいでしょう。

冷え込みは連休まで続くとか何とか。来週明けには暖かくなりそうで、早ければ植え込みに走る仲間も存在するかも、ですね。いずれにしても、天候の見極めが肝心なようです。気温の上昇機運を待ち望んでます。

 

 

 


雌伏の時

2025年02月18日 05時06分45秒 | 耕作放棄地

週が明けて急激に冷え込んできたようだ。天気予報も今週は冷えとの予報だった。日本海沿岸は大雪の可能性だとか。当地も同様で、昼の日中なのに太陽は隠れ気味、強い風は強烈だ。流石にこんな天候の時は、出動する仲間も少ないだろう。待機中の野菜類を眺めるが、ほぼ成長も無く縮こまっているような雰囲気だ。樹木は休眠中だが、野菜も同様なんだろう。ジッと寒波に耐え、春の到来を待ち望んでいるのだろうか。

冬越し野菜の典型である「エンドウ」を覗いて見た。茎丈は20センチ~30センチ位に育っており、冬場のサイズとしては少し大きめだ。まあ、当地は積雪や霜害の可能性が少ない地域、多少大きくても大丈夫だろう。エンドウ自体は待機モードだが、根元では雑草類が成長中のようだ。早めに除去しなければならないのだが、未だタマネギの方も片付いてはいない。茎間の位置と小さめサイズとが邪魔をして、抜き取りが思うようには進まないのだ。それと冷えこみによるモチベの低下という不測の事態も。

農園への出動も途切れ途切れ、仲間達も同様と見え、タイミングが合わないのか遭遇する機会も少なめだ。まあインフルエンザの蔓延もある事ですし、控えめの出動でもOKかなと。今は農閑期でもありますし。

寒波は今週いっぱい続くとの予想が大勢のようだ。予報士の方々も多少の表現の差はあるが、概ねの見通しは一致してる模様だ。作業も途切れ途切れだが、ボチボチと進めて行きますか。寒波激しきときは雌伏の時、耐えるのも必要かなと。

 

 

 


チームリーダーの活躍

2025年02月16日 05時28分23秒 | 耕作放棄地

仲間内でチームリーダーは中心的人物だが、農園で見かける事は少ない。実は彼は現役のビジネスパーソンであり、時間的制約が大きくて農園へと出向きがたいのだ。従って彼の農作業姿を見かけることはマレなんだが、久方ぶりの遭遇となったようだ。友人と連れもってのご登場のようで、仲良くスコップをふるっている。どうやらジャガイモ対策の畝作りのようで、盛んに土盛りを行っていた。

挨拶を交わし暫く作業を眺めていたが、想像通りでジャガイモを植え込む予定だとか。彼の置かれた制約上、葉物野菜への取り組みは困難なようだ。手間暇の掛からぬ栽培物が絶対条件らしい。ジャガイモやサツマイモそれにダイコン等が選択対象らしいようだ。置かれた条件は人によってそれぞれ、自らの制約条件に合わせるしか無さそうだ。

畝作りと共に防獣用ネットの補修工事も行っていた。実は昨秋イノシシの襲撃があり、彼の畑も被害を受けた模様だ。急いでネットを張り巡らしたようだが、以後は襲撃は無いようだ。どうもネットへの加害者はイノシシ以外の害獣のようだ。アライグマかハクビシンか、それともタヌキかイタチだろうか。いずれにしても出動頻度が少ない彼の場合、遭遇する機会はほぼ無きに等しいだろう。まあ、いずれにしても夜行性の害獣達、出会うチャンスは我々も少ないのだが。

 

 

 


スカイブルー

2025年02月15日 05時29分48秒 | 耕作放棄地

冷え込んでいた当地だが、偶然にも週末は良いお天気となった。空は澄み渡り、風も無く、絶好の作業日よりだ。周囲を見渡しても仲間達の姿は無い。せっかくのチャンスなのに、これを見逃すとは・・・・・残念至極である。ポカポカとした陽気のもとイスを持ち出しタマネギ畑に座りこむ。株間に萌芽している雑草類を抜き取る予定だ。3月に入ると急速に暖かくなってくる。そうなると雑草の伸びも急スピードで。多分だが対応が追いつかないだろう。小さくて抜き取りにくいが、今の間が勝負時だろうと思う。

何時ものパターンだが、武器はステンレス製の手鎌、鎌で抜き取りミの中に放り込んでいく。畝高と作業姿勢との折り合いが悪く腰に響いてくる。ひょっとしたら師匠の腰痛もこれが原因かも。株間の雑草なので抜き取りがたく時間が掛かる。半日費やしてタマネギ畑の一畝をようやく片付けた程度だ。

作業の合間には程よく休憩を取るのだが、空を見上げると真っ青な青空、雲一つ無い・・・・・とかの形容詞があるが、実は1個だけ白雲の姿があった。他は周囲360度見渡す限リが青空なんだ。森の緑とマッチしており、この景観を眺めるだけでも農園へと出向く価値があるのかと。

本日はメジロの集団が来訪中のようで、近くの雑木林が賑やかだ。近くには梅樹は無いのだが、白梅・紅梅とメジロの姿は絵になる光景だ。子狸も幼少時の頃はメジロ飼育が禁止されておらず、最大で20匹程度も飼育していた事がある。学校から帰ると囮のメジロとトリモチを持って雑木林を彷徨するのが楽しみだった。

青空を見上げていると、幼少時の懐かしい場面も浮かびあがってくる。それにしても本日の青空は格別なようだ。まるで雨上がりのように塵埃のかけらも見られ無い。毎日がこうした場面なら農作業ももっと楽しいのだろうな。