農作業は耕地の条件により大きな制約を受ける。我々が管理する農園も例外では無く、地形上の置かれた条件で厳しい側面も存在するのだ。まず現況だが、下り勾配の尾根筋の末端に有り、端部は崖地となって河川に繋がっている。早い話が河川際の崖地上部に存在する耕地群といった状況だろうか。農園内を細い畦道が走り回っており、場合によっては端部を通行する場合もありうるのだ。要注意なのが、足を踏み外したら転落の危険性があり、子連れの親御さん等はヒヤリの場面も無い事は無い。
危険性を危惧した仲間の一人が、警告と簡易な防止柵を設置した。せめてもの注意喚起をとの願いであろう。日々通ってる仲間なら重々承知の上での作業だから心配不要かと思うが、単発的な来訪者や子どもさん等は認識不足かと思われる。重ね重ねの警告が必要不可欠だろう。
高齢の仲間についても該当するかと。加齢に伴い足腰の弱体化は否めず、バランスを崩してしまいがちだ。基本、端部には近づかないのが一番だが、作業内容によりけりで、皆無でとはいきがたい。ご注意頂きたいものである。
もう一つの懸念事項は、土砂崩れの可能性である。端部が崖地と書いたが、石垣や擁壁で補強されてる訳では無い。自然物の土砂のままなのだ。風雨に晒され、内部がえぐれつつある。何時なんどき崩落するかも・・・・・・との不安は常に付きまとってくる。要は端部に接近するのを必要最小限に留めることだろう。どちら様もご注意を。