常滑市議会議員 竹内嘉彦 です 

次世代、子どもたちが活躍するシーン、わくわくするような出来事を見たまま、感じたままにお伝えします。

長野県 その1  歴史、文化を財とするところに目が奪われました。。。

2013-11-07 12:42:48 | 文化

長野県へ行政視察に出かけました。

初日のテーマは「小布施ブランドの育成と観光まちづくり」

見習うところ満載でした。

小布施町のマンホール 「葛飾 北斎」の『浪図』

小布施の豪農商「高井 鴻山」の離に滞在し、

肉筆画をこの地に残したそうです。

 

小布施町役場の玄関は、まだまだ秋色ではありませんでした。

 

唯一は、菊の花が秋を感じさせていました。

  

視察研修は小布施町役場の職員より受けました。

600年の歴史を持つ小布施のクリ栽培、『葛飾 北斎』が描いた肉筆画が多くこの地に残されていました。

この町の文化を展示した『北斎館』、『高井鴻山記念館』の開設。

それを契機に「町並み修景事業」に取り組み、

観光客に自宅庭まで開放する「オープンガーデン」

  

自治体からの交付金がなくても積極的に住民が参加する事業は見習うべき姿でした。

 

宿泊は「松本市」。

名物の馬肉料理をいただきました。

翌日、早朝の街に出て、街中散策をしました。

 

朝靄が出て、いい感じでした。

 

現代の道祖神の彫刻があり、観光客向けの地図もあり、いかにもの観光都市でした。

 

街路樹も色づく「ナナカマド」「もみじ」などが有り、季節を感じさせてもらいました。

  

「道表示」、「牛つなぎの石」新旧入り混じりでしたが、風情を感じさせるいいものでした。

  

街中のビルも蔦に囲まれ、紅葉が始まっていました。

  

街中のカレー屋さん(?、、、たぶん)黒漆喰の海鼠壁、たまらぬ風情でした。

 

 

「四柱神社」門前の縄手町、川のほとりの長屋造りの家、石垣の上に、いい感じの作りでした。

  

  

神社境内は、秋色にいい感じでした。

 

ビルに囲まれるように、お城が、、、

松本城を誇りに想う、市民の方の意向で作られたものでしょう。。。

歴代の藩主が掲示されていました。

  

「水のまち松本」街中にたくさんの井戸があります。

そのひとつが大名通りありました。いっぱい水が出ていました。

  

松本城は朝もやに霞み、初めて見る松本城でした。

 

お堀から霞が湧き、幻想的な風景でした。

お城の北の道路の真ん中には何か曰くがありそうな巨木が有りました。

なんとなく力強い感じがし、パワーの有る木だ、、、などと

 

歩道の路盤に円形に櫛目が入り、、、滑り止めか?

文様としてもいい感じでした。

  

水面に映る木々は、とてもいい感じで、一人の散歩はもったいない気がしたが(しょうがない)

街全体が景観を意識していることがわかりました。

玄関先を広く取り、ゆとりを見せるビル。

  

ヨーロッパの雰囲気を醸し出す、レストラン。

そして、路面標示、案内表示は黒御影。徹底していい感じでした。


みなさん、ありがとうございます。地域の活性化に寄与される姿、ありがたいです。

2013-11-01 13:46:56 | 文化

平成25年度の常滑市表彰式に参列しました。

自治功労者、一般表彰54名、感謝状贈呈36名、総勢90名に贈呈されました。

絵画、ピアノのコンクールで入賞された2名の児童も含まれていました。

幼児期からの積み重ねで、結果を掴むことは大変なことです。

文化面での活躍に目を向けることは、大事なことと思います。

日頃の積み重ねでの結果は、行政運営と同じで結果を得るには、時間のかかることです。

市長、よろしくお願いします。m(_ _)m

尊敬する先輩も表彰を受けました。社会事業に貢献され表彰されました。

今後とも、宜しくお願いいたします。

障害者の世界バトミントン選手権で入賞されている「長島 理 さん」も表彰を受けました。

大学時代に交通事故により、下半身がマヒされました。

その時に『臨死体験』もされたそうです。意識のない中、『行くか、戻るか』聞かれ、『もどる』と答えたそうです。

気がついたとき、警察官に頬を叩かれていたそうです。

 

5日より世界選手権がドイツ「ドルトムント」で開催されるそうです。

金メダル目指し、頑張って欲しいと思います。

 

今日は母校常滑中学校の文化祭も、開催されていました。

体育館で開催されていた、パフォーマンスから見せていただきました。

 

生徒のパフォーマンスに続き、教員の皆さんも頑張っていました。

直前の生徒パフォーマンスの時に、会場に投げ込まれた「蛍光ライト」

教員パフォーマンスのために配られたように、会場は大盛り上がり、、、

日頃は生徒指導などにも苦労している学校でありますが、最高の行事となっていました。

  

 

会場の盛り上がりも最高でしたが、その裏でPTAの皆さんが炊き出しの訓練を兼ねた昼食作りをしていました。

私の敬愛するPTA OGが今年も協力していました。

 

この中学では早くから引渡し訓練に疑問を持ち、避難後の食に目を向け、炊き出し訓練を開催していました。

東日本震災の時に、食料があっても炊事が出来ない避難所があり、寒い中温かい物がとれなかったと聞き、始まりました。

千人、二千人と避難民は避難所に来ると思います。

自治体の用意する「ハソリ」は、150人分のご飯を一度に炊くことができます。

しかし、技術が必要です。熱湯へお米を入れ、炊き始めます。

飯盒炊飯のイメージでいた私にはカルチャーショックでした。

献立が進化してました。

カレーライスが出てくるものと思っていましたが、、、

お洒落な、、、 器が変わればお店でも。。。

 

PTAの皆さん OGのNさん、ごちそうさまでした。

ありがとうございました。


台風一過の秋晴れ、あすは『愛知県民茶会』。とびきりのもてなしを用意いたします。。。

2013-10-26 21:53:28 | 文化

 明日、常滑市民文化会館にて、『愛知県文化協会連合会』主催の「愛知県民茶会」が開催されます。

一日だけの開催でありますが、準備に時間をシッカリかけ、最高の『お・も・て・な・し』となるよう準備いたしました。

多くの皆さんに、お出かけいただけると、嬉しく思います。

本市、常滑市の文化協会には陶芸部があります。

常滑市文化協会の主催する席での茶碗、菓子器は、我々陶芸部の作です。

十分にお楽しみいただけるよう、多種の茶碗を用意いたしました。

お楽しみください。

  

  

菓子器も力作ぞろいです。お時間のある方はおでかけください。

 

 

 

最初にあげたのは、茶席入口の即席の庭です。

鎌倉時代のやきものから現代までの、常滑でしか見られないやきもの、、、

常滑流に言うと「キズモノ」、割れたり潰れたりしたものを利用しました。

実物を見ていただきたいです。

 

陶芸部と、茶華道部での花展も開催しています。

 

一部の写真をあげましたが、大変良いものと、自画自賛でなく、自慢ができます。

おでかけください。

 

茶席の中も、見ていただきたいところです。

 

きめ細かな思いを込めています。常滑を一日楽しんでください。

 

 

となり街、半田市より参加くださいました新美 千勝 先生の席も素晴らしい飾り付とともに、珍しい土釜を見せて頂くことができました。

 

花井 探嶺 作のものです。

明治時代の造り手ですが見事なものでした。

 

ほかにも日進市、東海市から参加していただいた席主席もあります。

各それぞれが楽しみです。みなさんにも見ていただきたいです。

 


LIXIL、INAX伊奈製陶の創業者、初代常滑市長 伊奈 長三郎 氏の命日でした。

2013-10-10 23:01:28 | 文化

今日、10月10日は常滑市の初代市長「伊奈長三郎さん」の命日です。

昭和55年、享年90歳の生涯でした。

常滑の市民にとって、忘れてはならない人として、後の世代にも、伝えることを忘れてはならぬ人です。

 

今年も市内の幅広い世代の制作参加で作られたランプシェードで飾られたINAXライブミュージアムでの催しでした。

 

開催実行委員長 杉江 省一郎 氏の挨拶から始まり、本市市長、議会議長、県議会議員、LIXIL名誉会長から言葉をいただき

 

点灯されました。

 

地元を愛した故人を尊び、大好きであった地元のお囃子の演奏が行われます。

本年は「北条区」が参加しました。常滑地区6区が毎年持ち回りで演奏します。

  

 

伊奈家の先祖は『長三』の号で、常滑焼で知られる『朱泥急須』を中国の文人「金 士恒」より習い広めた一人です。

となりの、現半田市板山(鴉根地区)から産出された白泥土を用い『藻掛け技法』も完成させました。

 

そして、強さの象徴、獅子を摘みにした急須、これも長三の特徴でした。

 

板山土は先日ブログで紹介した「榊原弱者救済所」のエリア内で算出していました。

鴉根児童公園に写真パネルで紹介しています。

 

伊奈家は近代になり、大倉グループ、大倉 和親 氏の支援を受け『土管』の研究開発もしました。

多くの製作機械を開発し、業界に無償使用させました。

そのおかげで常滑焼業界は充実した時代をすごす事ができました。

伊奈製陶はタイル、衛生陶器のメーカーとしても有名です。

大正12年創業の帝国ホテルに使われたテラコッタタイルを始め

 

 

全国のその時代の建物を飾りました。

  

  

   

常滑、INAXタイルミュージアム テラコッタパークに展示されています。

建物に装飾を入れたその時代、誇り高い時代であったと思います。

 

今の時代に最も必要な感性なのかも、、、、


中部国際空港で、いざ事故が起きれば・・・・

2013-10-03 23:49:44 | 文化

中部国際空港で消火救難・救急医療活動総合訓練が実施されました。

XYZ航空の飛行機がセントレアに胴体着陸をした、、、という想定での訓練。

空港消防所(しょうぼうどころ)の化学消防車、本市消防隊のポンプ車の航空機消火活動から訓練は始まりました。

 

 

例年の本市 出初式の隊列行進でお目にかかった消防車の実践訓練を初めて見ました。

 

飛行機から助け出された搭乗客ならびに乗務員、トリアージエリアへ担架搬送され、

 

  

医師、看護師からトリアージされ

  

DMAT(災害派遣医療チーム)により初期治療を受け、搬送されます。

  

緑、黄色、赤のランプが灯った治療エリアに運ばれ、治療が続けられます。

  

カードの分類に従い、収容先の病院へと搬送されてゆきました。

 

 

搬送のために控えた救急車は、知多地域の各消防本部から派遣されていました。

実際の時にも応援をしていただくことを想定しています。

  

  

地域外から、名古屋市、自衛隊小牧基地からも参加いただきました。

 

非常時に駆けつけてくれる、頼もしい存在です。

  

本市の市民病院からも看護師、看護師の卵たちも参加、

ならびに視察応援(とこなめ市民病院盛り上げ隊)も来てました。

 

本市の消防隊は当然のように訓練を記録していました。

ディーマット(愛知DMAT)災害派遣医療チームの皆さんは日頃の訓練からか、行動が迅速、機敏でありました。

こういう人たちは訓練だけで、非常時出動して欲しくないです。。。(出動することが、事故の発生だから)

また、歯科医師会の皆さんも、歯型鑑定のプロとして参加していました。

トリアージの死亡判定(黒)の訓練も見学しました。

 

遺体搬送訓練では遺族役が付き添い、遺体確認の作業

 

 

ならびに、メンタルケアまで実施されていました。

 

  

実践で本当に役立つことになると見てきました。

 

航空会社の機内乗務員と思われる方たちも参加していました。

血糊を顔に塗り、迫真の演技、実際に遭ってはなりません。

綺麗な、お顔が、、、

 

救急隊の控えた場所、救急車とともに自衛隊の救急車両、珍しくて記録しました。

 

 

患者搬送を待つ、隊員の中にある自衛隊の皆さん

手持ち担架、自衛隊が日頃活躍を求められる場所、状況が感じられました。

 

 

多くの救急車のナンバープレート「119」、わかりやすいなじみやすい番号で・・・

  

知多中央消防本部の高規格消防車。災害時には頼もしい1台になるような規格のものでした。

活躍の場が無い方が良いのですが、、、

 

現場調整所の訓練は、より実践を感じるものでした。

 

 

ホワイトボードに搬送可能な病院、死亡者遺族のケアまで把握していました。

当たり前のことですが、すごいと思いました。

  

  

 

 

多くの支援車両も参加していました。

現場対応が即座にできるように機材を搭載した車両。

  

 

指揮本部の対応が即座にできる、㈱モリタポンプ社製のバス(マニアに受ける車両と思いました)

 

衛星通信回線を確保する移動無線車(必需車両ですね)

 

 

訓練に使われた飛行機は訓練終了後すぐに撤収されていました。

 

稼働中の貨物エリア。今晩離陸する貨物機の作業も行われていました。

 

最後の講評でも言われていましたが、訓練は数多くやった方が良いと思います。

しかし、実践はない方が良いです。各航空会社さんヨロシク。。。