田植え機に乗った元サラリーマン

車中泊旅や探石などを楽しみながら生活の中で感じたこと思ったことなどを気まぐれに書き込んでいます

北海道車中泊の旅-9(2018年秋)

2018-11-08 | 
信部内川と湧別川そして無加川
10月 3日(水)5時30分起床 晴れ時々曇り
となりの車のエンジン音で起こされる、う~んマナーを、でも5時過ぎだし寒いし風も強いし仕方ないですかね、ということで起きます。そしてそしてついに晴れ、青空が気持ちよく拡がっています。

「道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯」-1
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朝食を摂っていると車がいなくなってしまいました、皆さん早いですね。私はのんびり行くことにします。ナナカマドの実が真っ赤、きれいです。ちょっとwifiを使いいネットをしたかったのでチューリップの湯の方に移動、少し調べ物をして8時過ぎに出発です。

「道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯」-2

今日は晴れましたのでいくつかの川で石の探索をしようと思います。まずはちょっと戻ってコムケ湖の手前を左折「信部内(シブノツナイ)川」の探索です。

「信部内(シブノツナイ)川」-1

川沿いに牧草地の中を道路が真っすぐに延びていますのでそこを上流に向かって進みます。下流の方は土手が高かったので上流の方に行けば何とかなると思ったんですが、道路は7~8km進むと舗装からダートに替わって山中に延びていました。フラットダートでしたので無理すれば行けたかとは思いますが旅先ですのでここは自重することにしました。ということでこの川は川原に下りるポイントを見つけられず、完敗でした。橋の上から見た限りではジャスパーらしき石は見当たりませんでしたので、そんなに良い転石がある川ではないのかもしれません。(私の車、車高が低いんですよね)

「信部内(シブノツナイ)川」-2
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気を取り直して次に向かいます。晴れると北海道はやっぱいいですねぇ、どこを走っても絵になっちゃいます。

「湧別町」

10時過ぎ遠軽を通って「道の駅 まるせっぷ」に到着、このあたりを流れている湧別川を探索しようと思います。途中の瀬戸瀬あたりから注意してそれらしきところをチェックしていたんですが、川原に下りられるところが見つかりませんでした。この辺りはまだ川幅が広く川原に中々近づけない感じでした。

「道の駅 まるせっぷ」-1

道の駅の案内板を見るとさらに上流の白滝あたりが川幅が狭まっている感じでしたのでそっちに行ってみることにしました。

「道の駅 まるせっぷ」-2
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白滝って広いんですねぇ、下白滝、旧白滝、白滝、上白滝、奥白滝と白滝がいくつもあります。取り敢えず上白滝あたりをチェック、川が見えるところがありましたので探索してみました。

「湧別川」-1

う~んジャスパーどころか大した石はありませんね。石英、メノウ関連の石も見当たりませんでした。

「湧別川」-2

ちょっと下流をチェック、まぁ同じようなもんですねぇ、戻ろうと思ってUターンした足元に何やら黒光りする石を見つけました。

「湧別川」-3
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手で強く握るとボロボロと欠けてしまいます。その欠けたあたりに親指大のキラキラ光る黒い結晶質の石が混じっています。最初雲母かなとも思ったんですが黒曜石ですね、初めて見ました。まぁ狙いの石とは違いますが記念に小さいこぶし大の石を採取させて頂きました。(後で調べたんですがどうやら黒曜石入り流紋岩、黒曜石の割合が低いヤツでした。)
久しぶりに石をゲット、まだ早いんですが今夜の宿泊地の目星をつけようと近くの「道の駅 しらたき」をチェック、う~んインターの直ぐ傍で落ち着きませんね、先ほどの「道の駅 まるせっぷ」も似たような感じでしっくり来ません。時間もありましたので4日目に道迷いしたひと山南にある「道の駅 おんねゆ温泉」に行くことにしました。

「黒曜石入り流紋岩」

丸瀬布から白滝に行くときにはR333を通って来たんですが、これに並行して旭川紋別自動車道(遠軽瀬戸瀬ICまで)が走っていて何とこれが無料、折角ですので利用させてもらいました。終点で下りてR242で留辺蘂にここで左折R39で温根湯温泉に向かいました。
途中にひまわり畑が、ひまわりって夏かなと思っていたんですが北海道では10月に入っても咲いているんですね。

「ひまわり畑」-1

それとひまわりとは違うんですが菜の花みたいな花が咲いている畑も見かけました、土壌改良かなんかで畑に植えているんでしょうか。(ここ以外にも何カ所か見かけました)

「ひまわり畑」-2
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そして「道の駅 おんねゆ温泉」到着、まだ14時前でしたのでそこの裏側を流れている「無加川」を探索です。ここは小さな市街地の中を流れている川ということで駐車スペースもあり、下りられるところも何カ所か見つかりました。

「無加川」-1

山に近いせいか大き目の石がゴロゴロしています。ジャスパーが見つかるらしいということでしたがなかなかありませんね。しばらく探して何とかそれらしき石を、あまり色は良くありませんがところどころにメノウらしきものが張り付いています。

「無加川」-2

こっちは赤い石、石英だと思いますがチャートっぽい感じも見られ、若干微妙ですね。

「無加川」-3
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これはジャスパーではありません、つぶつぶの石が張り付いてゴマ塩みたいで面白いかなと思いまして。

「無加川」-4

そこそこ石も転がっていて天気も良かったせいか長靴で1時間ちょっと川を探索してしまいました。水が澄んでいて流れの中の石が見えていい感じの川です。

「無加川」-5

さて川を引き上げて本日の宿泊地「道の駅 おんねゆ温泉」をチェックです。R39号沿いにあり駐車場も広い大きな道の駅、最初判らなかったんですが裏側にも駐車場がありました。

「道の駅 おんねゆ温泉」-1
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広い敷地に地元の特産品を展示・販売する「果夢林の館」があり、その前の広場にからくり人形と世界最大級のハト時計を組み合わせた高さ約20mのシンボルタワー「果夢林」があります。

「果夢林」-1

定刻になると時報に合わせ楽器を手にした森の妖精が踊りはじめ、羽の長さ約2mの大きなハト「ポッポちゃん」が登場するそうです。到着したのがちょうど3時、森の妖精は確認出来ましたが「ポッポちゃん」は判りませんでした、ちょっと遠かったんですよね。

「果夢林」-2

そして去年も書いたネタなんですが、「道の駅 おんねゆ温泉」に水族館はありますが温泉施設はありません。でも近くにはいくつか日帰り温泉が、川を探索して汗をかきましたのでその中のひとつ「塩別つるつる温泉」に行くことにしました。

「塩別つるつる温泉」-1
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料金は500円、宿泊施設もあるようです。まぁ、浴場に入ると床が名前の通り本当にツルツル、注意して歩かないとつるんと滑りそうです。PH9.5のアルカリ温泉、そして源泉かけ流し、お湯も石鹸がいらないほどつるつるです。外にはせせらぎがありその脇に露天風呂が、良い温泉です。

「塩別つるつる温泉」-2

コンビニで晩飯購入をそしてスタンドでガソリンを補給(1L160円高いです、この旅で一番高かったかも)して「道の駅 おんねゆ温泉」に戻りました。

「道の駅 おんねゆ温泉」-2

今日は久しぶりに一日晴れ、そんなにいい石は見つかりませんでしたが川も探索出来て気持ち良かったです。少し離れたところでトラックがエンジン音を響かせていましたが乗用車と違って一定のリズムの音でしたのであまり気になりませんでした。そして「果夢林」が高いところから夜通し見守ってくれています。いつものように寝袋に潜り込むと直ぐに眠ってしまいました。

※ ジャスパーとは微細な石英の結晶に不純物(酸化鉄や水酸化鉄など)が混入してできた鉱物(石)。不透明でその混じる不純物の違いによって、赤色・緑色・黄色・褐色などの色やさまざまな模様のものがある。

9日目の走行距離 212km(道の駅 かみゆうべつ温泉チューリップの湯 ⇒ 道の駅 おんねゆ温泉) 累積走行距離 2,629km

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