8/1 続、まさか…

8/1②

14時を過ぎて、15時を過ぎて、母からも病院からも連絡来ない

16時、母にメッセージ、既読つかない。

病院に電話しても通じない

回線パンクしてんのかな

やきもきしてたらやっと母からかかってきた

陽性でした…

今から先生たちが相談してまた私に連絡くれるらしい

母はもう少ししたら陽性者だらけの病棟に移されるみたい

それも何だか怖いな。

心配だけど、先生を、病院を信じて任せるしかない

なぜ次から次へとこんな目に、と泣きながら訴える母の声が耳にこびりつく

「全部すっきり治して、安心してぜったい元気になって帰れるから、お母さん、

もう少し我慢してがんばって」

励ます言葉のボキャブラリーが少なすぎて悲しくなってくる

夕方主治医から電話

コロナはかなりの軽症、熱ももう下がってる

10日間の隔離期間はMRIに入れないので入院になります　

本人は次から次へと続くこの状況にかなりメンタルがやられていて、早く帰りたくて心が弱っているので連絡こまめにしてあげてください

今からコロナ患者ばかりいる９階の４人部屋に移ります。

トイレもポータブルでカーテンの中。一切カーテン外に出られないので順調に進んでいたリハビリがとても心配、とのこと。

主治医さんは優しいと母はいつも言っているけど、メンタルの心配までしてくれてほんとだね

夜実家のシンク下を無心で大掃除。丁寧に引き出しもピカピカにして油もの入れてる棚も磨く

あれこれ片付けてもまだ何だかいたたまれなくて散歩

お母さん

帰ってくるよね？

大丈夫大丈夫と励ますけど

実は不安でしかたないよ

次から次へと続く災難も何か意味があるとしたら？

うーん

いつものポジティブがあんまり出てこないや

私でもこんなに心が疲弊しているのに母の心中はいかばかりなのか

8/1 まさか…

8/1①

朝母から電話

熱があって37.4だけど、平熱低いほうなのでかなりしんどいみたい

咳も出てて今からコロナの検査をする、午後に結果出ると。

「陽性でも帰る、帰りたい

ご飯玄関置いといてくれたらいいし」

電話で母が駄々をこねる

ダメだって。

無理やり家に帰ってきて体調悪化したり何かあっても、もう今名古屋の感じでは救急車はなかなか来ないらしいし来たとしても病院も何件も問い合わせるから受け入れできないと思う。

現在病院にいて、診てもらえるだけありがたいほどなんだから、ここまできたら焦らずに病院にいてほしい。

元気になって帰ってきて

伝えて、納得いってない感じだったけど仕方ない。

恐れていたことが…まさか…

もうさ

踏んだり蹴ったりすぎてかわいそうすぎて、

手術に耐え、魔の２週間乗り切りながらリハビリがんばってた矢先クリップでまた開頭再手術になり術後の痛みと戦いながらリハビリして元気になってきて退院も見えてきたかな、てときに今度はコロナかもだって…

何なの一体

どういうことなの？

どうか陰性でありますように

7/31 不安と期待

7/31

7月も今日で終わりか。

絵に描いたみたいな青空

日曜日だけど、本日は出勤

母はきのうからLINE既読がつかず、朝も体調お伺いしたけれど

どうしているかな、と思っていたらかかってきた電話で

トイレが間に合わなくてパジャマ汚してしまったけれど何度も呼んでいる(？)から言えない

今日は何時に来れる？

これとあれとそれを持ってきて

傷口隠しと後頭部もちょうど薄くなってるしカツラがほしい(ウィッグって言ってよ(笑))

耳が聞こえにくいみたいで私の質問にはあまり答えられないんだな、と思っていたけどもしかして事態はもっと深刻なのでは？

とにかく今は仕事に集中

午後爪切りやパジャマ、下着その他あれこれを届けに

ナースステーションに挨拶して母の様子を聞こうとしたら

「はい、預かります！」

と荷物をひゅっと持って行ってしまった…

あれ？

談話室が扉閉まってるな

下の売店で買い物中、母から電話

母のいる病棟もコロナが出たらしい

やはり時間の問題だったか。

心配すぎる

大丈夫なのかな

どうかどうか広がりませんように

夕方からは丸太のサッカー試合。

ナイターだからサーコがかわいそうで２人でイオンに。

ブラブラしつつ母の好きなショップを覗く。

あー

またおしゃれしたいって思ってくれるかな

溌剌としたお洒落でシャキーンとした母にまた会いたいな

服を選んでもらいたいなぁ

7/30夏祭り

7/30

朝から丸太の友達ママたちが丸太を映画ジュラシックワールドに連れてってくれた。

サーコと夫と３人で実家へ。

そうじ

今日はお風呂とキッチンを重点的に

猫は元気そう

８階の風は地上と何度違うんだってくらい心地よく涼しい。

母から電話あり

今日は調子良さそうみたいで安心

テレビカードと売店で買い物するので1000円、あとお気に入りのパジャマ持ってきて。

紹介状二件、急いでもらってきたのに入院中は診てもらえなくなってしまった。

状況が色々と変わったし仕方ないのかな

今日は行けそうもなくて、明日になるけど、待っててね

丸太はコンタクトレンズの調子が悪いと朝言っていたので午後からは眼科処方へ。

土曜日だから14時必着。

映画終わったら迎えにいって眼科→また公園へ。

サーコも友達と約束ありで３時から別の公園へ。

丸太のほうの公園でママ友３人で木々の風に揺られながらお喋り。

癒されるひととき

２人とも優しく気持ちとか聞いてくれて

ありがたいよめちゃくちゃ

Kちゃんがエゾエースという栄養ドリンクを１パックくれた

「komaちゃん元気だして」

私はこんなに自然に人に優しくできるだろうか

Mちゃんがご飯たくさん持ってきてくれたときもそうだし、

見習いたい

その優しさを、誰かに分けられる人に私もなりたい

夕方からは近所のお祭りへ

二人とも学校の友達だらけで全然帰れない(＾＾；

たまには遊びたいよね

夏休みなのにどこにも遠出してないし

私は蚊に刺されながら隅でこれを書いている

帰り道、湿気たっぷりの名古屋の夜。ぬるい風を浴びながらゆっくり歩く。

7/29 2回目術後2日目

7/29

良い天気

洗濯物と布団を干して実家へ。

畳と網戸回収立ち会い。

表替えと破れた網戸張り替えるため。

行き来で埃など散らかり丸太とサーコと３人で掃除。

暑い～

すごく暑い～

ちょっと早めなランチはそうめん。

めんつゆに豆乳入れて、ネギとカラムーチョで食べるのが好き

(お子たちはネギと卵うす焼き)

きのうの残り物照り焼きチキンやサラダ、梅干しも出しちゃう

次は自宅の掃除

あつーい

でも夏の青空とても好きだなぁ

午後は母の病院へ。

様子聞きがてらスマホを渡してもらおう

あわよくば歩いてたりする母に会えるかしらと考えつつ入り口の貼り紙を何気なく見ると…

「全ての入院患者さんの面会を禁止しています」

ええっ(；ﾟДﾟ)

あー、でも、そりゃそうだよな

名古屋だけで5000人を前後する毎日で、ここはクラスターをいくつも出している病院。

当たり前よね

とりあえず病棟の変わった母のいるナースステーションへ。

担当看護師さんによると、

歩いてトイレ行けた

(おととい再手術したばかりなのにすごい！)

特に麻痺やしびれはない

頭痛が強いみたい

今はMRIの検査中です

ということでスマホを渡すのお願いして下へ降りる。

主治医さんにも会えず

母の顔も見られず

でも無事回復に向かっているのかな

そして売店でいつもの水を買う

売店のおじさんが少しずつ優しい笑顔を向けてくれるようになった

毎日のように立ち寄っているから？それともおととい泣きながら買い物していたのを見られてしまったか？

猫の病院終わり、だいぶ胃腸の調子もいいみたい

よかった

母から電話

今日は調子悪い

頭痛いし

なんで私ばっかりこんな目に合うのかな

再手術前にいた病棟でコロナ三人出たみたい　

８割愚痴

仕方ない

喋れるからよしとしよう

そうだよね

辛いよね

不安だし、身体が動かなくてしんどいし。

丸太のサンダルが壊れたので買いに、選んでいると病院から電話

主治医さん

「お母さんが、娘さんが僕からの電話を待っていると言うので」

よし、トーンもいつものシニカルでユニークな先生だ。

きっと話の内容は悪いことじゃないはず。

「クリップはしっかり止まってます

脳梗塞がいくつかある、

でも無症状なので大丈夫、

れんしゅく終わってないまま再手術になったことや、たぶん血管造影のときにできてしまったのかも

頭痛も今がピークかも

うまくいけば来週退院できるかな」

15分ほど丁寧に説明してくれた。

とりあえずは安心していいのかな

母から送られてきた病室の写真、もう一枚は自撮り。

目が腫れてる、手術した側の目は下垂している。

傷口はさらに大きそうで痛そうで

髪の毛もベタベタで覇気がなさそう

ほんとうに歩いてトイレに行けたのか？ってくらい心配になる顔。

眠れないなぁこりゃまた

こんな夜には、もう慣れてきたけれど