社内クラスターに巻き込まれた筆者が濃厚接触者→陽性→中等症患者→入院→退院→職場復帰→復帰後をきな臭く書いていくブログ

職場で起きたクラスターや、筆者のコロナ闘病記がメイン(でした)。今後は色々と。できれば最初から読んでください。

甘くみていたかもしれない…

2021-08-22 11:19:43 | 日記
8月○日 

○○病院にて
車椅子で運ばれながらレントゲン室へ向かう

慌ただしく、技師に説明を受けながらレントゲン撮影。呼吸が苦しく、うまく息が吸えない。

次はCTだ
CT室でも同じように、技師からの説明を受けながら撮影。肺が痛い。


コロナ病棟
病室へと運ばれる。結構広い。一応、個室だ。
看護師「とりあえず、仮の病室なので。今後、移動していただくかもしれません。」

今後、病床が埋まるのは目にみえている。爆発的に感染者が増えているのだから。

看護師「酸素入れましょうねー」
鼻カニューレを装着し、酸素を入れてもらう。
おお、呼吸が楽だ。

ほどなくして担当医がやって来た。
病状説明と治療方針を聞き愕然とする。


担当医「○○さんのレントゲン、CT、見ました。肺炎をおこしてます。真っ白ですね。」

まさか…確かに血中酸素濃度の数値はよくなかったが。
ウイルスは、静かに侵入し、着々と肺を蝕んでいった。

担当医「○○さんの現状は中等症。ですが、重症の瀬戸際です。治療方針としては、カクテル療法かレムデシビルなんですが、今回はレムデシビルを使います。6日間、点滴を打ちます。」

頑張って治しましょう

担当医に励まされながら、看護師から手渡された入院手続きにサインした。


さて、これから直ぐに採血と点滴治療だそうだ。


続きます





入院 思いの外

2021-08-22 09:31:28 | 日記
8月○日

保健所の担当者から電話。
「○○さん、入院先が見つかりました。○○病院です。」

とりあえず一安心だ。保健所の担当者から、前もって入院に必要な準備をしておいてくださいと言われていたので、いつでも入院できる。

準備した物は
数日分の着替え(下着、靴下、パーカー等の羽織るもの)

普段、飲んでいるプロテインやサプリメント(病院食だけだと不安だった)

手指消毒用のアルコールジェルとシート、それと不織布マスクを箱で(入院日数がわからなかったので多めに)

スマホ充電器(これ重要です)

こんな感じです。歯ブラシ類や洗顔、シャワー時に使うタオル類は病院で買えたりレンタルできます。



話を戻します



保健所の担当者
「○時に民間タクシーがご自宅まで伺います。到着次第、お電話しますので。」

タクシーで送迎、本当に助かる。


しばらくして電話が鳴る。
「お待たせしました。到着しました。」


ふらつきながらタクシーに乗り込む。荷物はあるが、そのまま後部座席へ。
コロナ陽性患者を乗せるのだから当然だ。運転手も近寄りたくないだろう。


運転手「では向かいますね」
中年の女性運転手だった。安全で丁寧な運転で快適に過ごせた。(運転手さん、本当にありがとうございました)


10分ほど走っただろうか、入院先の○○病院に到着。


運転手「警備員さんがくるので保険証用意してください」

ほどなくして警備員が来る。
警備員「これに保険証入れて」
透明で小さめなビニール袋の口を開けながら警備員が言う。

これ、PCR検査の時もやられたなぁ。
と思いながら慎重に保険証を袋に入れた。陽性患者だもの、仕方ない。

警備員とやり取りしてる間に防護衣の看護師さんが来る。

看護師「座ってください」

車椅子だ…乗ったことない。俺、普通に歩けるんだけど。皆そうしてるのかな?
ゆっくりと車椅子に乗る 


看護師が力強く車椅子を押しながら
「今からレントゲンとCT撮りますね」
そう言って、院内へと入っていった。



続きます