人間の『意識』が純化されていくと、肉体の「組織」の振動数が早くなるんだ。
人間を構成している物質としての 最小単位の「組織」の部分は 存在感を弱め、人間を構成している「組織」以外の ≪空間≫ の部分が存在感を増していくんだよ。
だから 振動数が高まると「物質」からの影響を受けにくくなる。
つまり、
現実の 「ここ」に『在って』、「ここ」に『居ない』状態。
体感では間延びしたように「長く」感じる『時』を過ごしても、その『時』は同時に「圧縮」されていることになるから、実際には「一瞬」の『時』となる。
≪空間≫と「自分」を同期させると
物質世界と同じ『時』に 平行して存在しているわけではなくなるので、物質から受ける肉体への影響が軽くなるんだよ。
肉体の老化現象も、穏やかなものとなる。
≪空間≫を『自分』と認識すると、その「姿」からは『水』のような『透明感』を発するようになる。
分かりやすいのは『目』だよ。
目は、本質のあなたを素直に見せる、物質次元に開かれた『窓』なんだよ。
人間が次のステージで必要となってくる『感覚』と『真の前進』とは、
『同時にムジュンをしながら、進む』
言い換えると
『そこにあるすべてを越えて、進む』
『越えて』は、『認める』ということ。
『意識の前進』の方向は(←左 ・ 右→)ムジュン=二極のどちらか「一方」を、「何か」を選ぶことではなく
『左』か『右』かではなく、「左も 右も 理解し認めた状態」で、今 あなたの向いている方向↑
目の前にある、 その『道』だからね。
この仕組みを『当たり前のこと』として受け入れられるようになることが望ましいけれど、この世界では頭が柔らかくないと受け入れることが難しい。
そのため、その準備体操として「矛盾」は望まれて存在をしている。(← ・ →)
望んでいるのは、人間だよ。
『意識の解放』とは、
「ムジュン」を支持することになる「ひとつの方向」に意識を進ませないということ。
「どれか」を、「何か」を、「信じる」という方向ではないんだよ。
≪本質≫ の『あなた』は、「どれ」とも「なに」ともいえない ≪空間≫にいて
そこは『意識の解放』の先にあるんだよ。