トガニタン。金野浩一です。

トガニ（牛の膝軟骨）を長時間白っぽくなるまで煮立てたスープ。トガニタンはまずトガニ（牛の膝軟骨）を１時間冷水につけて血を取り除き、水を十分に注いで長時間煮る。最初に煮た汁は色がとても濃く、臭いが出るので捨て、もう一度水と野菜を入れて沸騰させる。トガニを煮た汁は煮ているあいだに浮いてくる脂を取り除かないといけないなど手間がかかるが、蛋白質などの栄養がとても高い料理。味は塩でつけるのがおいしさを楽しむ秘訣。


食べたくなってきた。


金野浩一でした。

オリグイ。金野浩一です。

オリコギ（鴨肉・アヒル肉）の焼肉。韓国では昔から鴨（アヒル）肉は身体に良いと伝えられ、健康食、保養食として食べてきたそう。また高タンパク、ビタミンミネラルが含まれた美容健康食品として、他の肉に比べて高タンパクで低コレストロールであり、お年寄りも安心して食べられるお肉。味は淡白で、生肉と燻製があり、生肉は少し熟成のニオイがあり、燻製肉は食べやすい。食べ方は焼肉を食べる時と同じようにサンチュに野菜と一緒に包んで食べる。


食べたくなってきた。


金野浩一でした。

ソルロンタン。金野浩一です。

ソルロンタンは牛の足の骨や臀部の肉、あばら骨、足の筋肉、牛舌、肺、脾臓、その他さまざまな肉を鍋に入れて煮立て、ダシをとったスープ。なのでソルロンタンは家で少しだけ作ろうと思っても本来の味が出せず、外の専門店で食べた方がずっとおいしい。中に入れるものはスゴイが決してゲテモノではなく、臭みもない白いスープができあがる。 ソルロンタンを食べるときには塩と長ネギで味をととのえ、ご飯を入れて食べる。またつけあわせには普通カットゥギ(大根のキムチ)が出る。このカットゥギはセウジョッ(小エビの塩辛)を入れず塩で味つけをしたもの。むかしはソルロンタンの残り物を集めて豚のえさにしていたが、豚とエビは相性が悪いという言葉があるため、わざとソルロンタンといっしょに食べるカットゥギにはセウジョッを入れなかったという話がある。


食べたくなってきた。


金野浩一でした。

タッコチ。金野浩一です。

基本的には屋台で売っているメニュー。一口大にカットした鶏肉を串に刺したもので、日本の焼き鳥と似ているけれど、味付けが韓国風。日本のように塩やソースではなく、真っ赤な甘辛ソースがたっぷりかかった焼き鳥。これは東大門市場（トンデムンシジャン）、明洞（ミョンドン）、梨大（イデ）などの繁華街にある間食屋台で楽しめます。最近は激辛ブームの流れを受けてプルタッコチ（激辛焼き鳥）も人気。その他、南大門などにある海鮮メニューがたくさん置いてある飲み屋系の屋台では、ネギマのようなものもあり値段も少し高い。また日本居酒屋風のお店では日本風の焼き鳥盛り合わせなどもあり。


金野浩一でした。

ポップルコギ。金野浩一です。

フグのプルコギ。フグは鍋にして食べることが多いがプルコギもいける。淡白なフグの身と、さわやかなだし汁の味がおいしいフグは昔から最高級の食材。フグは蛋白質とビタミンB1,B2などが豊富でまた有脂肪が全然なく、高血圧、糖尿病などの成人病予防にもよく、さらに肝臓の解毒作用により飲酒後の二日酔い防止に高い効果があることが知られている。


ふぐってだけでいいですよね。


金野浩一でした。